ポッドキャスト『ウィルトレイン』3/22:第4弾公開「危機感を持ては間違いです」
経営者のための組織デザイン『ウィルトレイン』の第4弾を配信。『危機意識が足りない』『危機感を持て』と言っても人が動かない理由を理解し自発的に動く組織に変貌させるコツについて解説しました。無料で一般公開しております。
今回のポッドキャスト『ウィルトレイン』では、
・危機意識
・危機感
について取り上げています。
【内容について:詳細】
コロナ禍で売り上げが減少する。
切羽詰まった状況ではないが徐々に減少している。
そんなとき、リーダーは組織・チームに対して緊張感を持たせたいと感じます。
どうやって緊張感を持たせていますか。
『危機意識が足りない、圧倒的に足りていない』
『危機感を持っていない人がいる』
『危機感を持て』
とリーダーは叫んではいないだろうか。
危機意識、危機感という単語を用いて語っているリーダーはとても真面目。
だから、ストレートに語り、意識づけしています。
しかし、この手法は間違い です。
間違いどころか真逆なことをしています。
組織を活性化し自主的に動いてもらいたいとリーダーは思っていますが
危機意識、危機感という単語を使えば使うほど組織はフリーズ する。
スタッフは動こうとしない。
動かないのには明確な理由があるのです。
それは人間の本能が原因 です。
『危機的な状況』におかれると人間はフリーズする。
『危険を察知』すると立ち止まる。
これが人間なのです。
過去の不景気・不況の時期に業績を挽回した企業はフットワーク軽く行動
した企業だけです。(リーマンショック後)
社内で何度もミーティングを行い、危機感を叫んでいる企業は挽回すること
はありませんでした。
その差は、組織に対する『安全性』と『安心感』です。
リーダーが危機感・危機意識という単語を使ってしまうと組織の根幹である
安全性と安心感が失われてしまう。
安全性と安心感のない組織で人間が『能力を最大限発揮する』ことはない 。
余力を温存して逃避することを考えているものなのです。
今回のコロナ禍において現場を統率するリーダーはリーマンショックを経験
していない人もいます。
そんなリーダーのためにお伝えしたいのは
①チーム(組織)の安全性・安心感を最初に担保すること
②自由な意見を受容すること
③責任を問わず、まずは行動させること
④小さな成功、予期せぬ成功から次の戦略を見出すこと
という挽回プロセスです。
絶対に危機感・危機意識という言葉は使ってはいけません。
スタッフに持ってもらいたい意識は『当事者意識』だけです。
危機意識ではありません。
今回のポッドキャストで詳細に解説しました。
《パーソナリティプロフィール》
株式会社ヒューマン・ブレンディ代表 田寺尚子
fjコンサルタンツ 藤原毅芳
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企業名 | fjコンサルタンツ |
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代表者名 | 藤原毅芳 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
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