デイグランと住宅あんしん保証が業務提携　 賃貸マンションの大規模修繕リスク軽減とオーナー様の保護を目的とした連携とサービスの提供開始

不動産総合コンサルティングを営む株式会社デイグラン（本社：大阪市西区 代表取締役：岩城宏和）と、国土交通大臣指定・住宅瑕疵担保責任保険法人である株式会社住宅あんしん保証（本社：東京都中央区 代表取締役：梅田一彦）は、2021年3月19日に業務提携し、賃貸マンションの大規模修繕リスク軽減とオーナーの保護を目的とした連携と、「あんしん大規模修繕工事瑕疵保険」等を活用した賃貸オーナー向けサービスを開始する。

これまで、賃貸マンションの大規模修繕工事（屋上防水・外壁補修・設備改修等）は、賃貸管理会社が施工を請負う場合や、賃貸オーナーが付合いをしている工務店等に施工を依頼することが多かったが、工事完了後に不具合を発見し施工会社へ連絡するも、施工会社が手直しに応じなかったり、既に倒産しているケースもあり、これらが大きな問題となっていた。

不動産総合コンサルティングで数多くの賃貸マンションや商業ビル等の管理実績を持つ

株式会社デイグランでは、賃貸オーナーから大規模修繕工事完工後に発生する上記のような不安の解消提案を求める声が多く寄せられていたこともあり、　まずは賃貸オーナーの不安解消と保護を目的に、自社が提案する大規模修繕工事には、国土交通省認可の「あんしん大規模修繕工事瑕疵保険」を標準化（付保）する。

また、合わせて株式会社住宅あんしん保証と大規模修繕工事瑕疵保険の「取次店委託契約」及び、「検査業務委託契約」の締結を行い、賃貸オーナーへ安心を提供するために、瑕疵保険の適正な利用と説明を行うことと、デイグランが多数実施してきたマンション建物検査のノウハウを瑕疵保険検査業務に活かし、できるだけ賃貸オーナーやマンション管理組合に対し、「建物の長寿命化及び資産価値維持向上サービス」を届けていきたい。

株式会社住宅あんしん保証は、分譲マンションの大規模修繕工事における「大規模修繕工事瑕疵保険」への申込受付数は毎年増加しているが、賃貸マンション市場では本保険の申込受付数が分譲マンションに比べ進んでいなかった。今回、株式会社デイグランとの取り組みを進めることで、賃貸マンション市場全体に本保険制度のアピールを行い、本保険の普及に期待をしたい。

今後は、両社が実務を通じての連携を強化し、共に賃貸オーナーの保護と、大規模修繕工事を巡るトラブル防止を未然に防止することを目的とした「合同セミナーの開催」や、賃貸オーナーや法人向けの情報発信や個別相談体制の構築を進めていく。

■  株式会社住宅あんしん保証　（ https://www.j-anshin.co.jp/ ）

1999年創業。国土交通大臣指定・住宅瑕疵担保責任保険法人及び、国土交通大臣登録・住宅性能評価機関。主な株主は、大手建材商社４社、木材建材流通業者36社、大手建材メーカー16社、三井住友海上火災保険株式会社、損害保険ジャパン株式会社、東京海上日動火災保険株式会社。

■株式会社デイグラン　（ http://www.day-gran.com/ ）

１９９１年創業。不動産総合コンサルティング企業。不動産投資事業、プロパティマネージメント事業、ビルマネージメント事業、建築再生事業を行っている。

特にプロパティマネージメント事業を軸に、多くのマンション・商業ビル等の管理を通じ顧客からの要望により誕生した建物診断コンサルティングサービスの「ＤＧインスペクション（建築再生事業部）」等、他社にない独自のサービスも提供している。