若手職人たちが躍進。「第３３回江戸切子新作展」受賞作決定。４月１６日(金)から１８日(日)、東急プラザ銀座にて披露。

旅行・観光・地域情報

江戸切子協同組合「第33回江戸切子新作展」の受賞者をお知らせします。第１位、渡部聖也作「沫～Shibuki～」。本年は若手職人が多く入賞しました。出品作は４月１６日（金）から１８(日)の間、東急プラザ銀座にて披露の場を頂く他、藤巻百貨店によるインターネットを通じた発信も頂きます。

江戸切子協同組合（江東区。代表理事渡邊隆三）は、江戸切子職人たちの作品コンテスト第33回「江戸切子新作展」(以下、新作展)審査を実施。その結果をご報告します。

◇江戸切子新作展とは。

日々様々な切子製品の加工を生業とする職人が、自らのテーマに向かい合い研鑽を積んだ技術を用いて表現やデザインに創意工夫を凝らした作品を発表する場です。先達の職人とガラス工芸の有識者を交えた審査を実施し受賞作を選出いたします。

◇第１位は２０代の職人。若手職人が多数入選。

第３３回新作展。

第１位経済産業省製造産業局長賞は、渡部聖也(わたなべせいや)作の大鉢「沫～Shibuki～」（しぶき）となりました。

渡部聖也は1994年福島県出身。

本作は、切子による色彩のバランス・色の残し方等が高く評価されました。

所属するミツワ硝子工芸（埼玉県草加市）は、今回１位から３位を独占。また４年連続で本展第１位を輩出する事となりました。

本年は２０代・３０代の若手職人が多く入賞。

審査後の講評会では審査員から、「可能性を秘めている若い人たちが沢山いることに安心した。」との声もございました。

◇４月１６日（金）より東急プラザ銀座にて「江戸切子桜祭り」開催。時間変更有。

新作展出品作は、藤巻百貨店(運営(株)caramo)並びに東急プラザ銀座（東急不動産（株））のご協力により、近年皆様への披露の場を頂いております。

新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行い、来る４月１６日（金）～４月１８日（月）の３日間、東急プラザ銀座（東京都中央区銀座５－２－１）内７階News Picks GINZA及びB１F藤巻百貨店銀座店において、藤巻百貨店による「Love Nippon！江戸切子桜祭り」として作品展示・職人の製品販売・体験等を行います。

※開催時間は告知当初、午後９時時終了(最終日午後６時まで)とお知らせいたしましたが、感染拡大防止の観点から午後８時終了(最終日午後６時まで)に変更となりました。

◇コロナ禍での試み。オンライン展示・ライブコマースなど藤巻百貨店による展開。

藤巻百貨店サイト　https://fujimaki-select.com/　内特設ページでは、同日からオンライン展示として出品作のインターネット紹介が行われます。

また、職人も出演し作品紹介等も行うライブコマースの配信企画も実施されます。

コロナ禍における発信として、より多くの方にご紹介頂く試みです。

江戸切子協同組合は様々な課題を受け止めながら時代と向き合い、伝統的工芸品「江戸切子」の技と魅力をお客様に送り続けられるよう試行錯誤を続けてまいります。

「第３３回江戸切子新作展」

特別協力　藤巻百貨店（株式会社caramo）　https://fujimaki-select.com/

後援　経済産業省　関東経済産業局　東京都　江東区

展示日程

・リアル展示

日時