北京五輪とセレブ関連のスパム多発のおそれ
北京五輪開催を契機にスパムメールが多発し、しかも、ネット犯罪者たちが巧妙にウイルスを仕掛けているおそれがありますので、ご注意ください。
ウイルス高検出率で定評のあるセキュリティソフトベンダー、G DATA Software株式会社(代表取締役社長:Jag 山本、本社:東京都千代田区)は、スパムの多発、特に、セレブ動画と北京五輪関連のデマメールの多発のおそれがあることについて、電子メールを使用している方々に広く注意を呼びかけます。
先月より「第三次世界大戦勃発」「ニューヨーク・ヤンキース解散」「ブッシュ大統領へのテロ攻撃」といった(英文)件名のデマメールが頻繁に登場し、しかも、その数は増加の一途をたどっています。これらの大部分は、ネット犯罪者たちによる、ボットネット拡大を狙った攻撃の可能性が高い、とジーデータ・セキュリティラボは分析しています。
気になる件名をもつ英文メール
トロイの木馬を仕組んだ大量のパソコンから勝手にメールを配信させる「ストームボットネット」は、これまで以上に活発に活動しており、かなり強力です。もちろん、現時点ではこのような攻撃は、英文メールが主流であり、外国語のメールさえ開かなければ安全、という言い方もできます。しかし無差別に届くデマメールは、興味深く刺激的なニュース「速報」の体裁をとって、読み手の注意を引きつけています。英文であっても、ついついメール本文を読みたくなるように、件名に工夫が凝らされています。
最近発見されたストームスパムの「件名」の例:
Beijing Olympics cancelled, moved to Atlanta
(北京五輪中止、アトランタで実施へ)
Heath Ledger awarded posthumous Oscar
(故ヒース・レジャー氏にオスカー賞)
Yankee Stadium demolished (ヤンキー・スタジアム崩壊)
Beckham caught on night cam (ベッカムをナイト・カムがキャッチ)
Elton John dies in rocket ship (エルトン・ジョン、宇宙船にて死亡)
Earthquake in California destroys Schwarzenegger house
(カリフォルニア地震、シュワルツネッガー宅を破壊)
Ninja attack in New York Times Square
(ニンジャがNYタイムズスクウェアを攻撃)
Michael Jordan caught with fraud (マイケル・ジョーダンが詐欺に)
Paris and Britney nude (パリスとブリトニーのヌード)
James Brown dies of heart attack(ジェームズ・ブラウンが心臓病で死去)
North Korea nuclear fallout (北朝鮮の核爆弾が発射される)
Super earthquake detected (大地震発生)
ストームボットネットは、このように、芸能、政治、スポーツ、または災害やテロなどをテーマにして、受け手の好奇心に期待して仕掛けられています。
セレブ マル秘動画など、好奇心を煽ってウイルス感染
ただのデマメールであればPCに実害はありません。しかしこれらは、つい「とりあえず見てみよう」と思い、メール本文を開き、そこにあるURLをクリックしてしまうと、ネット犯罪者が仕掛けた罠、つまりトロイの木馬などを送りこまれてしまいます。
感染の仕方にはいくつかのパターンがあります。
?ウェブサイトを閲覧しただけで感染
?ウェブサイトから「何か」をダウンロードすることにより感染
?ウェブサイトから「何か」をダウンロードし、そのファイルをクリックすることにより感染b
このようにしてネット犯罪者の手口に騙されてマルウェアに感染してしまうと、そのPCは「ゾンビPC」となり、ネット犯罪者たちのボットネットに加担することになります。
【PDFには実際のスパムメールの画像等がございますので、あわせてご覧ください】
8月8日(金)よりいよいよ北京オリンピックが開催されますが、この期間がストームボットネット関連の活動の、一つのピークとなるのではないか、とジーデータ・セキュリティラボでは予測しています。ありうるスパムメールの件名としては、「金メダルの●●選手がドーピング疑惑」「●●選手のスキャンダル動画」「●●試合のチケット、まだあります」などです。
また同時に、「ブリトニー・スピアーズ」「キャメロン・ディアス」「パリス・ヒルトン」「ジェニファー・ロペス」「アンジェリナ・ジョリー」など、なぜかセレブ関連のデマメールも増えています。これらはもちろん英文が主ではありますが、くれぐれも注意が必要です。
*リリースPDFと画像はこちらです↓
http://www.gdata.co.jp/press/StormBotnet.zip
*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は 2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。また、未知ウイルスへの防御、オンラインゲーム利用における安全対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
先月より「第三次世界大戦勃発」「ニューヨーク・ヤンキース解散」「ブッシュ大統領へのテロ攻撃」といった(英文)件名のデマメールが頻繁に登場し、しかも、その数は増加の一途をたどっています。これらの大部分は、ネット犯罪者たちによる、ボットネット拡大を狙った攻撃の可能性が高い、とジーデータ・セキュリティラボは分析しています。
気になる件名をもつ英文メール
トロイの木馬を仕組んだ大量のパソコンから勝手にメールを配信させる「ストームボットネット」は、これまで以上に活発に活動しており、かなり強力です。もちろん、現時点ではこのような攻撃は、英文メールが主流であり、外国語のメールさえ開かなければ安全、という言い方もできます。しかし無差別に届くデマメールは、興味深く刺激的なニュース「速報」の体裁をとって、読み手の注意を引きつけています。英文であっても、ついついメール本文を読みたくなるように、件名に工夫が凝らされています。
最近発見されたストームスパムの「件名」の例:
Beijing Olympics cancelled, moved to Atlanta
(北京五輪中止、アトランタで実施へ)
Heath Ledger awarded posthumous Oscar
(故ヒース・レジャー氏にオスカー賞)
Yankee Stadium demolished (ヤンキー・スタジアム崩壊)
Beckham caught on night cam (ベッカムをナイト・カムがキャッチ)
Elton John dies in rocket ship (エルトン・ジョン、宇宙船にて死亡)
Earthquake in California destroys Schwarzenegger house
(カリフォルニア地震、シュワルツネッガー宅を破壊)
Ninja attack in New York Times Square
(ニンジャがNYタイムズスクウェアを攻撃)
Michael Jordan caught with fraud (マイケル・ジョーダンが詐欺に)
Paris and Britney nude (パリスとブリトニーのヌード)
James Brown dies of heart attack(ジェームズ・ブラウンが心臓病で死去)
North Korea nuclear fallout (北朝鮮の核爆弾が発射される)
Super earthquake detected (大地震発生)
ストームボットネットは、このように、芸能、政治、スポーツ、または災害やテロなどをテーマにして、受け手の好奇心に期待して仕掛けられています。
セレブ マル秘動画など、好奇心を煽ってウイルス感染
ただのデマメールであればPCに実害はありません。しかしこれらは、つい「とりあえず見てみよう」と思い、メール本文を開き、そこにあるURLをクリックしてしまうと、ネット犯罪者が仕掛けた罠、つまりトロイの木馬などを送りこまれてしまいます。
感染の仕方にはいくつかのパターンがあります。
?ウェブサイトを閲覧しただけで感染
?ウェブサイトから「何か」をダウンロードすることにより感染
?ウェブサイトから「何か」をダウンロードし、そのファイルをクリックすることにより感染b
このようにしてネット犯罪者の手口に騙されてマルウェアに感染してしまうと、そのPCは「ゾンビPC」となり、ネット犯罪者たちのボットネットに加担することになります。
【PDFには実際のスパムメールの画像等がございますので、あわせてご覧ください】
8月8日(金)よりいよいよ北京オリンピックが開催されますが、この期間がストームボットネット関連の活動の、一つのピークとなるのではないか、とジーデータ・セキュリティラボでは予測しています。ありうるスパムメールの件名としては、「金メダルの●●選手がドーピング疑惑」「●●選手のスキャンダル動画」「●●試合のチケット、まだあります」などです。
また同時に、「ブリトニー・スピアーズ」「キャメロン・ディアス」「パリス・ヒルトン」「ジェニファー・ロペス」「アンジェリナ・ジョリー」など、なぜかセレブ関連のデマメールも増えています。これらはもちろん英文が主ではありますが、くれぐれも注意が必要です。
*リリースPDFと画像はこちらです↓
http://www.gdata.co.jp/press/StormBotnet.zip
*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は 2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。また、未知ウイルスへの防御、オンラインゲーム利用における安全対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
*本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変更される可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をG DATA Software株式会社が保証するものではありません。本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G DATA Software株式会社
101-0047 東京都千代田区内神田2-8-1冨高ビル3F
広報窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: http://www.gdata.co.jp/
企業情報
企業名 | G DATA Software株式会社 |
---|---|
代表者名 | Jag山本 |
業種 | 未選択 |
コラム
G DATA Software株式会社の
関連プレスリリース
-
内部統制にも対応した一括管理型ウイルス対策製品、本日より発売〜G Data
2012年1月30日 12時
-
G DataがAV-TEST「合格認証」(2011年11-12月)を獲得
2012年1月26日 15時
-
G Dataが、ウイルス検知100%で「VB100」を受賞
2012年1月17日 18時
-
資源枯渇の近未来シミュレーションゲームのクラッキングについて〜G Data
2012年1月13日 18時
G DATA Software株式会社の
関連プレスリリースをもっと見る