行き場のない引退馬、役目を終えた養老馬たちの受け皿として、馬事学院の全面協力により「大阪府河内長野市」に引退馬の預託施設・養老牧場が10月誕生します!
競馬の役目を終えた「引退馬」・乗馬としての役目を終えた「養老馬」。そして、行き場のない馬たちをできる限り、受け入れる引退馬牧場、養老馬牧場として、千葉県の馬の学校 ㈱馬事学院の全面協力により、新たに大阪府河内長野市に引退馬の森「ホースレスト」が誕生します。引退馬・養老馬を通じて、将来、馬の仕事を目指す若手の人材育成に役立て、教育機会の拡充を図ります。
引退馬たちの実態について
毎年7000頭以上もの競走馬が誕生し、3歳の秋までに勝てない未勝利馬の多くは引退を強いられてしまう現状があります。馬を大切にされている競走馬の馬主さんのもとで所有されている馬たちは、引退の時期を見ながら、引き取ってくれる乗馬クラブや牧場を探したり、競走馬を引退してからも、引退馬の預託を受けている施設などで、その後も継続的に所有されているケースもあります。しかし、競馬を引退した馬たちの多くは、その後「肥育場(太らせる場所)」で暮らし、2~3ヶ月後に屠殺の道を辿るといわれます。
引退後に幸せな余生を送らせてあげたい。
そうした競馬の役目を終えた引退馬たち。その後、"馬の養老牧場"や"乗馬クラブ"などで過ごすためには、1頭あたり月10万円近くの費用が必要といわれます。仮に、3歳で引退した馬が23歳まで生きれば、単純に2400万円もの管理費用が必要となります。これが現実であり、引退後の余生を維持していくことの難しさでもあります。昨今、動物愛護の観点からも華やかな競馬という裏側に、数多くの馬たちの犠牲が問題となっています。
そこで、私たちは、競馬の役目を終えた引退馬たちに『少しでも馬たちに安心した暮らしを提供したい。』そういう思いから、競馬を引退した直後のまだまだ元気な若い馬(引退馬たち)を直接的に、養老牧場や乗馬クラブなどに預けるのではなく、「将来、馬の仕事を目指す若者たちの人材育成に役立てさせて頂き、一方で、馬のオーナーさんが負担する馬の飼い葉費用(預託費)の大幅な軽減も図っていきます。
1頭でも多くの馬たちが、競馬の引退後も活躍の場が広がり、馬社会を目指す学生たちはこうした馬たちからたくさんの事を学び、さらにその間、馬主であるオーナーさんが支払う預託費用も大幅に軽減される。こうした取り組みを広げていく事により、競馬を引退した引退馬や、乗馬の役目を終えた養老馬たちの生活を安心できる馬社会を作りたい。大阪府河内長野市の引退馬の受け入れる施設「ホースレスト」というハード面。そして、そうした馬たちを教育に役立て馬たちをしっかり管理していける馬の学校 馬事学院のソフト面。その両方を兼ねそろえ、引退馬預託・養老馬預託を受け入れる『引退馬の森「ホースレスト」』が10月より本格的にオープンいたします。
引退馬の森「HORSE REST(ホースレスト)」 https://horserest.jp/
動画での紹介 引退馬の森(関西)ホースレストのご紹介! YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iWcXI6J36po
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企業情報
企業名 | 株式会社 馬事学院 |
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代表者名 | 野口 佳槻 |
業種 | 教育 |