クリスマスは「彼女とレストランディナーしたい」が2年ぶりの１位 ／20代～30代の恋人がいる男性に聞いた＜クリスマスの過ごし方2021＞

　昨年の12月は新型コロナウイルス感染拡大の影響により緊急事態宣言が発令された地域も多く、「家でゆっくり過ごす」と回答した方が最も多い結果となりました。今年2021年の12月現在、1日の新規感染者数は減っているものの、世界中で新たな変異ウイルス「オミクロン」が流行しています。2021年のクリスマス、どのように過ごすカップルが多いのでしょうか。

◆今年12月25日は土曜日のため、パートナーと過ごす男性が9割以上

　2020年はクリスマスが平日だったため、一人で過ごすという回答が多くあがりましたが、今年は土曜日ということもあり「彼女・妻と過ごす(95%)」と答えた方が9割以上でした。「その他(5%)」を選んだ方の中には、仕事や遠距離などの理由からクリスマス当日は一人で過ごすと答えた男性もいました。

◆クリスマスプレゼントは7割以上の人が用意すると回答

　「Q.クリスマスプレゼントは渡しますか？」の質問に対し、7割を超える男性が「はい(71%)」と回答しました。用意しない(29％)と答えた方の意見として、「プレゼントはないが、いつもより高級なレストランディナーに行く(20代男性)」や「夜景が見える都内のホテルを予約する(30代男性)」など、プレゼントは用意しないが、代わりにレストランディナーやホテル、旅行費を出すという意見があがりました。モノではなく、心に残る「体験」や一緒に過ごす「時間」をプレゼントしたいと考えている男性が多いようです。

◆男性が女性に高額のプレゼントする時代は終わりに

　「クリスマスプレゼントを用意する(71％)」と答えた方に「予算」を聞いたところ、最も多かったのが「5千円～1万円以内(45％)」でした。クリスマスディナーやデートなどでの出費があるため、クリスマスプレゼントは無理のない予算設定をする男性が多いようです。また多く挙がった意見として、「彼女もプレゼントを用意してくれているので、あまり高額なプレゼントを贈ると彼女も同じぐらいの金額にしなきゃと思わせてしまう(20代男性)」という意見もありました。ここ数年、ジェンダーによる男女差別の解消をしようという動きが広まり、社会における男女格差意識が薄れていることが原因のひとつとして考えられます。また、今回の調査対象である20～30代は、ジェンダーの自由を目指す時代に生まれたミレニアル世代であり、男女平等の意識が他世代と比べて強い傾向にあると思われます。

◆「クリスマスディナーをしたい！」が2年ぶりの1位

　2020年は緊急事態宣言の発令やクリスマスが平日ということもあり、「家で過ごす」と答えた方が多かったのに対し、今年は「レストランでディナー(30％)」が一位でした。「家でのんびり(15％)」は相変わらず根強い人気ですが、「イルミネーションを見に行く(22%)」や「テーマパーク(13%)」など、今年は昨年の自粛ムードの反動からか、家よりも“外”で過ごそうと考えている男性も多いようです。「その他(5%)」と答えた方の中には「一緒にクリスマスプレゼントを買いに行く(20代男性)」、「自宅で一緒に料理をする(20代男性)」など、休日のクリスマスを楽しみにしている様子がうかがえました。

【調査概要】

・地域：全国

・対象：20代～30代の男性 合計298名

・調査時期：2021年9月1日～2021年12月10日　

※メリアルームMEN(https://mens.meria-room.com/)サイト調べ

◇注釈◇※1.アートフラワー：生花をリアルに再現し生花にはない耐久性・デザイン自由度を表現したポリエステル等を材料とした≪造られた花≫。