政務活動費の事務処理を自動化する「SemKan(セムカン)」実証実験参加地方議会を全国から募集 ~今後本格化する地方議会DXのための検証事業~
ソフトウェア開発の株式会社エイブルコンピュータ(石川県金沢市、代表取締役:新田一也)は政務活動費管理アプリ「SemKan(セムカン)」の実証実験に参加を希望する地方議会を全国から募集します。デジタル庁が主導し、国全体で行政DXが推進されている今、ITによって地方議会運営の効率化に貢献することで、議会事務局と議員の事務作業時間の削減、さらには市民のための議会活動の充実にも寄与したいと考えています。
エイブルコンピュータは、政務活動費管理アプリ「SemKan(セムカン)」の令和4年度実証実験に参加を希望する地方議会を全国から募集します。タブレット端末とPDF共有にとどまらず、事務手続きのシステム化によってどれくらいの効果が見込まれるか実証的に確認を行います。システムの利用やサポートにかかる費用は一切かからないため、リスクを低く抑えながら、議会DXを推進する施策として活用していただけます。
■実証実験の概要
約半年間、議員各人及び議会事務局にセムカンを利用いただき、政務活動費の事務手続きが実際どのように変化し、各所での働き方や労働時間にどのような影響を及ぼすのか実証的に確認を行います。その結果に基づき、セムカンの目指すべきあり方を関係者間で検討します。
※セムカンの詳細はこちら → https://www.seimu.jp/SemKan/
■対象となる地方議会
令和4年度秋~春にかけて、議会及び議会事務局にてセムカンをご利用いただき、事務工数節減の定量的評価や、使用状況のアンケート回答やインタビューを通じてフィードバックをいただける地方議会
※応募多数の場合は期日前に受付を締め切らせていただきます
■実証実験の参加メリット
実証実験のため、前例のない取り組みでもリスクを抑えながら実施できます。
● 導入障壁の低さ
システム導入・運営・ヘルプデスクまで、当社で一貫してサポートします。また、初期費用、カスタマイズ開発費用、利用料すべて無償提供します。但し、現地説明会など実施する場合は交通宿泊費のみご負担ください(オンライン実施の場合は不要です)。
● 議会改革としての実績
議会改革の一環として、議会運営にかかるコストの低減を定量的に評価します。事務手続きの自動化によりコロナ下での議会運営の接触機会低減を実現します。
● 議会DX先進自治体としてアピール
iPadなどのハード整備と資料のPDF配布にとどまらず、業務のシステム化というソフト面の改革を実行し、真の議会DXを追求する自治体としてアピールできます。
■実証実験の具体的な進め方について
<進め方>
1. 議会及び議会事務局へのヒアリングとシステム詳細説明
2. システム導入(初期設定→カスタマイズ開発→運用テスト)
3. マニュアル提供と事務局への導入レクチャー
4. ヘルプデスクによるサポート
5. 議員及び事務局へのアンケート、並びに数名の方にインタビュー
6. 実施報告
<実施期間>
● 令和4年度秋~春の約半年間
● 前後1か月間はシステム導入準備及び報告とりまとめ
■参加のお申込み方法
下記Webサイトの応募フォームに必要事項をご記載の上、送信してください。募集期間は3月16日から7月上旬までを予定しています。
<記載事項>
● 自治体名
● 連絡先(ご担当者名、所属、メールアドレス、電話番号)
<応募フォーム>
■SemKan(セムカン)について
議員・議長・事務局員のリアルな声から生まれた議会向けアプリです。
開発のきっかけは、ある地方議会議員からの政務活動書類に関する課題を相談されたことでした。とりわけ、年度末の書類提出と詳細の一般公開が義務づけられている政務活動費の管理には、膨大な労力、時間、そして書類が必要になり、議員をはじめ、議長、事務局員と、議会に関わるすべての人々を悩ませていたのです。煩雑な書類のやりとり、提出・修正の往復は作業ミスの温床となり、悪循環が生まれていました。セムカンはネット環境とデバイスさえあれば、これらによる人的コスト・時間コスト・使う紙量を大幅削減できるクラウドシステムです。議員、議長、事務局員、それぞれの使いやすさを追求した専用設計で、年度ごとのまとめ書類も自動的に作成されます。
<特徴>
◇ 事務作業の 効率化・ペーパレス化
◇ 収支報告書や項目別集計表などは 自動的に生成
◇ パソコンはもちろん タブレットにも完全対応
◇ どなたも使いやすい 大きく見やすい文字
◇ 政務活動費の事務処理に特化した専用システムで圧倒的な使い勝手の良さ
◇ 各種書類は、現在の様式のまま出力可能(条例変更が不要)
詳細はこちら→ https://www.seimu.jp/SemKan/
<セムカン操作画面>
<導入メリット>
●議員
事務作業が軽減されることで、地域の声を政策に反映するための時間を作りやすくなる
●事務局
事務作業が軽減されることで、議案作成サポートなど、議論を成熟させるための業務に時間を作りやすくなる
●議長
オンラインで承認可能になることで、そのためだけの登庁が不要に
●市民
オンラインで情報を閲覧できるようになり、地域政治への関心が高まる
■株式会社エイブルコンピュータ概要
社名:株式会社エイブルコンピュータ
URL:http://www.ablecomputer.co.jp/
所在地:石川県金沢市武蔵町2番12号
代表取締役:新田 一也
事業内容:コンピュータソフトウェアおよびスマートデバイスアプリの研究・企画・開発、Web制作
■本件に関するお問い合わせ
会社名:株式会社エイブルコンピュータ
担当者:村上、新田
URL:https://ablecomputer.securesite.jp/inquiry/
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社エイブルコンピュータ |
---|---|
代表者名 | 新田一也 |
業種 | 携帯、モバイル関連 |
コラム
株式会社エイブルコンピュータの
関連プレスリリース
-
森林画像とAIを活用した林業クラウドアプリ「WoodRepo」をバージョンアップ
2024年3月18日 16時 Cユーザー投稿
-
【無料】古地図アプリ「古今金澤」が大正13年の地図に対応。江戸時代(近世)・大正(近代)と今(現代)の金沢の街の変遷を感じられるように
2022年5月14日 16時
-
エイブルコンピュータがドローンの写真画像からAIを用いて森林境界や材積等を推定するなど、林業の活性化を目指す産官学共同研究を開始
2018年9月28日 0時
-
江戸時代の古地図で観光アプリ「古今金澤」のAndroid版を9月21日(金)より無料提供開始
2018年9月21日 0時
株式会社エイブルコンピュータの
関連プレスリリースをもっと見る