小規模・古いマンションにも設置できる、置き配時代の宅配ボックス新発売～国内No.1メーカー、あらゆる物件に設置できる商品ラインアップ完成～

　株式会社ナスタは、昨年6月に発売した集合住宅向け宅配ボックス「Nasta Box」に新しくスマートキータイプ(ネットワークタイプ電子錠)を搭載したロッカーサイズタイプ「STANDARDシリーズ」を今年４月に加え、サイズは小型～大型まで、錠前はアナログからデジタルまで、すべてのラインアップをそろえた形で発売を開始しました。

　株式会社ナスタ（本社：東京都港区、代表取締役社長：笹川順平　以下、ナスタ）は、昨年6月に発売した集合住宅向け宅配ボックス「Nasta Box」に新しくスマートキータイプ(ネットワークタイプ電子錠)を搭載したロッカーサイズタイプ「STANDARDシリーズ」を今年４月に加え、サイズは小型～大型まで、錠前はアナログからデジタルまで、すべてのラインアップをそろえた形で発売を開始しました。

■背景と目的

　これまでナスタは、物流課題の解決と住む人のストレスフリーを実現するため、宅配ボックスの商品開発と普及に取り組んできました。集合住宅向けの小型宅配ボックス「プチ宅」は、2013年の発売からシリーズ累計約26万台の出荷実績を達成、2019年度には市場シェアNo.1※を獲得し、再配達削減に大きく貢献してきました。また、コロナ禍で広く普及した“荷物を指定した場所で受け取ることのできる『置き配』”において、宅配ボックスは荷物の盗難や個人情報の保護、水濡れなど、玄関先にそのまま置かれる『置き配』の不安を解消、さらに在宅中でも非対面で荷物が受け取れることから、感染症の予防としても注目を集めています。

　昨今のEC需要にともない、必須設備としても人気の宅配ボックスですが、集合住宅向けの宅配ボックスは「導入コストが高額」「後付けができない」「管理に手間がかかる」「屋外に設置できない」など様々な問題があり、特に小規模や古いマンションを中心に、まだまだ導入は進んでいません。

　ナスタはそれらの問題を解決するため、昨年６月に集合住宅向け宅配ボックス「Nasta Box」を発売、電気工事不要のアナログキー(プッシュボタン錠)とデジタルキー(電子錠)を搭載したプチ宅シリーズをリニューアル、導入しやすい価格帯と物件規模を選ばない組合せ自在のモジュール方式で、新築やリフォームを問わず設置を可能にし、普及拡大に努めてまいりました。

　そして、今年新たにスマートキー(ネットワークタイプ電子錠)を搭載したロッカーサイズタイプ「STANDARDシリーズ」を加え、着荷通知や遠隔での入退去管理ができる宅配ボックスが加わり、小型～大型まですべてのラインアップがそろった集合住宅向け宅配ボックスシリーズが完成しました。これにより、宅配ボックス設置の際の選択肢が大幅に広がり、新築にもリフォームにも、アパートやマンションなど物件の規模を問わず導入することができるようになりました。さらに、24時間365日の専用コールセンター、定期メンテナンス、出張修理、盗難補償など、設置後も安心のサポート体制(有償)を完備することで、管理会社やオーナーの管理手間を軽減します。

　新築・既存を問わずどのような規模の物件にも対応していくことで宅配ボックスの普及を加速し、より安心安全な置き配サービスを実現することで、再配達を始めとした物流課題を解決していきます。今後ますます拡大するEC需要に対応した置き配時代の住宅設備を、小規模や古いマンションへも導入を可能にすることで、社会問題の解決にも取り組んでまいります。

※ 宅配ボックス（集合住宅、公共スペース向け）2019年実績・販売数量／出展：富士経済「次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望2020」

■製品概要

集合住宅向け宅配ボックス「Nasta Box」シリーズ

新築・既存物件／様々な規模の集合住宅に設置可能

【カラーバリエーション】各３～4種類

・プチ宅：ステンレスヘアライン／ブラック／ホワイト

・プチ宅unit：シルバー×ブラック／ブラック×ブラック／ホワイト×ブラック／シルバー×シルバー

・STANDARD：シルバー／ブラック／ホワイト

【設置タイプ】各３〜４種類　※IPX4防水規格に準拠、屋外設置可

・プチ宅：壁付け／床・背面固定／壁埋込

・プチ宅unit：壁付け／床・背面固定／据置き／壁埋込

・STANDARD：据置き／壁埋込