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ハチに刺された男女191名から見るハチ被害の実態調査。庭の手入れと洗濯に要注意!

暮らしのお困りごとを解決する総合プラットフォーム「生活110番」を展開するシェアリングテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役 CEO:森吉 寛裕、以下シェアテク)は、運営するハチ駆除業者マッチングサービス「ハチ110番」において、「ハチ被害の実態調査」というテーマでアンケート調査を実施しました。

気温の高まりとともに増加するのが、ハチの巣駆除に関するご相談です。

人の生活圏に存在する虫はたくさんいますが、そうした虫の中でもハチの怖いところは時としてその毒針で人を襲うところです。

国内のハチ刺傷事故による死者数は例年20件ほどで、この数は熊害による死者数を大きく上回ります(※)。

 

(※)厚生労働省「人口動態調査」(2019年)参照

 

それゆえ、誰しもがハチの脅威とは無縁でありたいと願うところではないでしょうか?

そこで【ハチ110番】では過去5年以内にハチに刺されたことがある男女191名にアンケートを実施し、ハチに刺されやすい状況等について調査することにしました。

 

以下、詳しく見ていきます。

■ハチに刺される状況は「庭の手入れ」中が最多

まずは日常生活の中で、ハチに刺されることが多い状況から見ていくことにします。

結果は下表です。

状況

割合

庭の手入れ

24.1%

洗濯ものに混入していた

16.8%

不意の襲撃

15.2%

歩行中・自転車で走行中

9.4%

公園で子供と遊んでいた

8.4%

登山・トレッキング

4.7%

車内に浸入された

4.2%

スポーツ中

3.7%

農作業

3.1%

室内に浸入された

2.6%

巣やハチの駆除中

2.6%

墓参り・神社の参拝

2.6%

バーベキュー

2.1%

不明

0.5%

(5年以内にハチに刺されたことがある全国の18歳以上の男女191名による自由記入回答を状況別に分類。インターネット調査。2022年5月16~18日実施。有効回答数191。)

 

結果は、「庭の手入れ」中にハチに刺された回答者が全体の24.1%を占め、ハチに刺された状況として最多となりました。

実際の回答で、典型的なものを引用するとこのようなものが多くありました。

 

「自宅の庭で草むしりをしていたところ、チクっとしたので驚いたら刺されていました」(43歳男性、静岡県)

「庭の木の剪定をしているとき、近くにハチの巣があったのを知らずに作業をしていたら、1匹のアシナガバチに刺された」(62歳男性、新潟県)

 

こうした「庭の手入れ」中にハチ被害が多くなる原因には、下記が考えられます。

・庭木は巣、花はハチの餌場になっていることが多い

・庭木や雑草が伸びる時期と、ハチが活発化する時期が重なる

 

庭の手入れをするときはあらかじめ付近にハチの巣がないか確認したうえで、長袖のシャツを着るなど、ハチ対策もしっかりとっておくことが重要です。

 

【ハチの襲撃は予測が難しいケースも多い】

一方で「洗濯ものに混入していた」(16.8%)、「不意の襲撃」(15.2%)、「歩行中・自転車で走行中」(9.4%)など、予期せぬ状況下でハチに刺されたケースの多さも目につきます。

「不意の襲撃」(15.2%)はほかの分類と意味内容が重複してしまいますが、ここでは「ベンチに座って休んでいるといきなり刺された」や「玄関を出た矢先に刺された」のような因果関係が希薄な突発的な被害ケースを分類しています。

ちなみになぜ洗濯ものにハチが混入するケースが多いのかというと、洗剤や柔軟剤に含まれる「香り」が原因の一端に考えられます。

最近では強い香りがついた柔軟剤がブームになっていますが、本来だと強い香りのする香水や化粧品の香りに対してハチは敏感です。

また「ひらひらと動くもの」に対しても反応しやすいという性質も併せてもっています(※)。

強い香りを発する柔軟剤を使用し風にそよいでいる洗濯ものは、ハチにとって寄り付きやすい格好の的となってしまうわけです。

 

(※参考「人を襲うハチ」小川原辰雄、2019年)

 

【ハチに刺されやすい場所で「公園」も注意】

先ほどのハチに刺された状況を、ハチに刺されたときにいた「場所」別に分類しなおしたものが下表です。

場所

割合

庭周辺

27.2%

公園内

23.0%

自宅の室内

13.1%

山中・キャンプ場

8.9%

ベランダ・縁側

6.3%

玄関・玄関先

4.7%

外出先の屋内

2.6%

街なか・路上

2.6%

寺社・墓地

2.6%

車内

2.6%

駐車場

2.1%

屋外スポーツ施設

1.6%

田畑

1.6%

ビーチ・海岸

1.0%

(5年以内にハチに刺されたことがある全国の18歳以上の男女191名による自由記入回答を場所別に分類。インターネット調査。2022年5月16~18日実施。有効回答数191。)

 

庭の手入れ中の被害が最多であったことから、被害に遭った場所も「庭周辺」(27.2%)がもっとも多くなるのは自然です。

ですが、庭よりも少し低い割合ながら「公園内」(23.0%)が2番目の被害場所として挙がっていることは留意しておくべきことです。

 

公園内での被害のケースを詳しく見ると、

・子どもを連れて遊んでいた

・(犬の)散歩をしていた

といった状況が多く見られました。

 

つまり小さなお子様と公園に遊びに行く場合や、愛犬の散歩ルートに公園が入っている場合も、付近にハチの巣がないか警戒感を高めておく必要がありそうです。

 

■ハチに刺された部位は「腕」と「手」が過半数

ハチに刺された状況に続いて、ハチに刺された身体の「部位」についても調査しました。

その結果が下表です。

刺された部位

割合

頭部

1.0%

顔・首

9.4%

胸・腹

1.6%

3.7%

40.8%

手・指

23.0%

背中

2.6%

腰・お尻

1.6%

脚部

16.2%

(5年以内にハチに刺されたことがある全国の18歳以上の男女191名による単一回答。インターネット調査。2022年5月16~18日実施。有効回答数191。)

 

特に多かったのが、「腕」(40.8%)と「手・指」(23.0%)で、合わせると63.8%の回答者がかなり近い部位を刺されていることになります。

なぜ腕や手に被害が多いのかの原因は、個々の回答をくまなく見ると次の2点が考えられます。

 

・ハチに急に接近されて、慌てて振り払った

被害ケース例

「散歩がてら公園に行ったときに、いきなり目の前にハチが現れ、驚いて払い除けるときに右腕を刺された」(37歳女性、兵庫県)

 

・ハチが止まっているとは知らず触れた

被害ケース例

「たまたま門扉にハチが止まっていたようで、ハチがいた事を気づかずに門扉に触れたら刺されました」(42歳女性、滋賀県)

 

前者は反射的に起こしてしまう行動ですし、後者もほぼ無意識でとられる行動です。

「ハチに刺されないためにはハチを刺激しないこと」という鉄則は多くの方が知るところですが、こうした不可抗力な原因を見ると、話はそう簡単ではないことがうかがえます。

また「ハチは黒いものを攻撃する」という習性もあります(※)。

ですが今回の調査では、そのとき被害者が来ていた衣服の色を無視すると、身体の黒い部分にあたる「頭部(1.0%)」と「顔・首(9.4%)うち眼球が1名」はかなり低い割合となりました。

 

(※参考「スズメバチの科学」小野正人、1997年)

 

いずれにせよ、ハチが攻撃してくるということは付近にハチの巣や餌場がある可能性が高いということです。

もしも刺されてしまった場合は、その場からなるべく静かに10m以上距離をとって安全を確保し、毒針を抜いて患部を水で洗い流したあと、病院を受診するようにしてください。

 

■ハチの種類によって被害件数のピークが遷移

最後にハチの被害に遭った時期について調査した結果が下表です。

 

ミツバチ

アシナガバチ

スズメバチ

12~1月

0.0%

2.1%

0.0%

2~3月

5.8%

2.1%

4.2%

4~5月

46.2%

19.1%

25.0%

6~7月

30.8%

40.4%

29.2%

8~9月

17.3%

25.5%

41.7%

10~11月

0.0%

10.6%

0.0%

(5年以内にハチに刺されたことがある全国の18歳以上の男女のうち有効回答者数130名による単一回答をハチの種別ごとにクロス集計。回答数が少なかったクマバチおよび種別不明の回答は除外。インターネット調査。2022年5月16~18日実施。)

 

大きく見ると、ハチの種別によって被害件数のピークに差があり、

・ミツバチ 4~5月

・アシナガバチ 6~7月

・スズメバチ 8~9月

と変遷していくことがわかります。

 

また、アシナガバチに関しては年間通して被害が確認されていることも注意が必要です。

というのも、通常だと冬になるとアシナガバチは働きバチが死滅し、活動も大幅に鈍るのですが、女王バチだけは越冬します。(※)

そうした越冬中の女王バチによる被害が、本調査において少ないながらも確認できました。

 

(※参考「人を襲うハチ」小川原辰雄、2019年)

 

■ハチの巣に気づいた時点で対策を!

これまで見てきたように、ハチの被害は事前に対策がとれるケースと、かなり警戒していない限り避けようがないケースがあることがわかります。

特に後者の場合だと、予防策は「ハチの巣の存在に気づいた時点で駆除をしておく」ということ以外に現実的な手立てがないようにさえ見えます。

もし自宅にハチの巣ができた際には、自身でハチの巣駆除をしていいものか、専門業者に依頼するべきかの判断を、以下の基準でおこなうようにしてください。

 

▼自身でハチの巣駆除をおこなうことができる3つの基準

1.種類がアシナガバチであること

2.巣が高さ3m以下にあること

3.空間的に開けた場所にあること

 

(参考記事「蜂の巣駆除が自分でできる!初めてでも安全に蜂の巣を取り除く方法」)https://www.sharing-tech.co.jp/hachi/news/20211213-2.php

 

スズメバチには猛毒の危険性があることはよく知られていますが、ミツバチも毒性が強いうえに巣にいる個体数が非常に多く、駆除するのが一番厄介なハチとさえ言う駆除業者もいます。

 

また高所や閉鎖的な空間にできたハチの巣も危険です。

ハチの巣を駆除しようとすると巣を守るために働きバチが次々に巣から出てきますが、高所や逃げ場のない空間でハチからの逆襲に遭うと大きな事故につながるおそれがあります。

この3つのすべての基準に当てはまらない場合は、駆除業者に相談するようにしてください。

 

■ハチの巣駆除のお悩みは【ハチ110番】にご相談ください

ハチは今後9月の活動ピークに向けて個体数が増え、巣は大きくなり、攻撃性が増していきます。

もちろん個体数が増えたり、巣が大規模化するとハチの巣駆除の難易度は上がっていってしまいます。

つまりハチの巣駆除のベストなタイミングは、その存在に気づいたときとも言えるのです。

もしハチおよびハチの巣で駆除業者をお探しなら、弊社サービス【ハチ110番】にもお気軽にご相談ください。

 

▼回答者属性
回答者
インターネットで募集した「5年以内にハチに刺されたことがある」男女191名

男女比
男性       39.8%

女性       60.2%

年齢層分布
8~19歳               1.0%

20~29歳             23.6%

30~39歳             33.5%

40~49歳             23.6%

50歳以上             18.3%

▼関連サイト
「ハチ110番」について
楽天リサーチ調べご利用シェアNO.1!蜂駆除・蜂退治ならハチ110番へ。アシナガバチ、スズメバチ、蜂の駆除は税込8,800円から(出張費込み)。
ハチ110番:https://www.sharing-tech.co.jp/hachi/


「生活110番」について
暮らしのお困りごとに関する150以上のジャンルを取り扱い、ユーザーにとって最適な専門提供者を全国5,800社以上のなかからマッチングする総合プラットフォームサイトです。
生活110番:https://www.seikatsu110.jp/


会社概要
会社名 :シェアリングテクノロジー株式会社
所在地 :〒450-6319 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
代表取締役 CEO: 森吉 寛裕
設  立 :2006年11月24日
資本金 :13億806万円※2022年3月末現在
コーポレートサイト:https://www.sharing-tech.co.jp/

 



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企業情報

企業名 シェアリングテクノロジー株式会社
代表者名 森吉 寬裕
業種 ネットサービス

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