▶コードリール電線溶解実験動画を公開いたしました。 ネット上のニュースやトレンドを紹介する情報サイトにも掲載されました！

株式会社ハタヤリミテッド（本社：名古屋市中区、代表取締役：足立憲泰）は1918年に作業工具メーカーとして創業以来、コードリール等の機械工具・作業灯等の照明機器を主として製造・販売を行っている会社でございます。この度、労働災害防止を目的にコードリールの電線溶解実験の様子を動画にて公開させていただきました。

【ハタヤグループ製品情報】

▶コードリール電線溶解実験動画を公開いたしました。

ネット上のニュースやトレンドを紹介する情報サイトにも掲載されました！

https://www.hataya.jp/company/info/post2091/

https://twitter.com/i/status/1537659636827860992

今回の実験では、定格電流が15Aのコードリールで実験を行いました。

電線を全長引き出すと15A(1500W)まで使用できる100V用コードリールになりますが、電線を巻いたままで使用できる定格電流は4A(400W)までとなります。

今回は電線を巻いたまま15A(1500W)を約２時間流すと電線はどうなるのか？という実証実験を行いました。

結果は動画の通り！電線は見事にドロドロに溶けてしまっています！

煙も上がっていて、熱が中にこもっているのが分かります。

コードリールの電線は中筒ドラムにコイル状に何層も巻かれており、電線が流れることにより抵抗熱が発生します。電線をドラムに巻いたまま長時間使用したり、定格電流を超えた電流を流すと、異常発熱を起こし、電線の被覆が溶け、発火してしまいます。

このような万一の焼損事故を未然に防ぐために弊社のコードリールは電線の異常な温度上昇を感知し、自動的に遮断する安心の保護機能、温度センサーを内蔵しております。（あくまで万一のための保護機能ですので、お使いいただく際は、必ず電線は全長引き出してご使用ください。）

皆さまに長らくご愛用いただいておりますコードリールですが、今後も安全にお使いいただけるよう、動画を公開させていただきました。

コードリールをご使用になる際には、電線をすべて引き出していただく事で安全にお使いいただけます。

巻いたままご使用される際は、定格電流に注意しながらお使い下さい。

※今回の動画は社員教育の一環として、安全面を考慮し実験を行いました。

火災等の危険性もありますので、絶対に真似をしないようにお願いいたします。

■おさらい！A(アンペア)・V(ボルト)・W(ワット)の意味
A（アンペア）は電流、V（ボルト）は電圧、W（ワット）は電力をそれぞれ示す単位です。

これらの関係は、次式のようになります。【　A（電流）＝Ｗ（電力）÷Ｖ（電圧）　】

■初めて聞くかも？定格電流・限度電流・許容電流の意味

定格電流…電線を巻いたまま流せる電流値で、国の法律の適合性検査に合格する値です。

限度電流…電線を全長(黄色の引き止めマークまで)引き出した状態で流せる電流値です。

許容電流…各部品単体に流せる電流値です。コードリールそのものに流す事ができる電流値ではありません。

■より安全性を重視する現場に！電線を全部引き出すとコンセントが使用可能！「ゼンビキリール」

電線を全部引き出すとコンセントが使える電線溶解防止機能付きリールです。

電線が熱を持たないので、電線の焼損や建物内での火災の危険を防ぎ、安全指導の徹底を図れます。

屋内用2タイプ、屋外用(防雨）1タイプをラインアップ！

□ハタヤホームページ

https://www.hataya.jp/

商品に関するご質問、ご意見、ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】

株式会社ハタヤリミテッド　企画室　阿部  TEL：03-3661-7881　FAX：03-3662-4797