TENGAロケット打上げから一年 〜未発表情報とNetflixで期間限定配信された記録映像を公開〜

2022年9月12日（月）は宇宙の日（1992年に制定された記念日）。株式会社TENGA（東京都港区/代表取締役社長 松本光一）では2021年をTENGA宇宙プロジェクト元年と称し、3つのミッションを掲げ様々な活動を展開いたしました。

TENGAロケットプロジェクト情報: https://rocket.tenga.co.jp/

 

 

 

 

▼プロジェクトの背景

常識にとらわれない、新しい考え方で「モノのありかた」を変え、身近な存在へ

堀江貴文氏とTENGA代表の松本光一がテレビ番組で共演した際、民間の宇宙開発スタートアップ、インターステラテクノロジズ（北海道広尾郡大樹町/代表取締役社長 稲川貴大）が手掛ける宇宙事業について知ったことからすべては始まりました。

インターステラテクノロジズの「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョン。TENGAが掲げる「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というビジョン。両社のビジョン、そしてモノづくりにこだわる気質が共鳴し、本プロジェクト発足へと至りました。

 

・プロジェクト情報:https://rocket.tenga.co.jp/

・打上げ記者会見：https://youtu.be/Jlsh7r5tzh8

・機体公開記者会見：https://youtu.be/U517NGeuUnk

・打上ダイジェスト：https://youtu.be/BcB2ASsJ0Ps

 

 

▼TENGAロケット打上げ成功

TENGAとインターステラテクノロジズとの共同プロジェクトとして進めてきた「TENGAロケット」は、昨年の2021年7月31日（土）17時00分の打上げを実施し成功、高度約92kmの宇宙空間まで到達いたしました。TENGAロケットの打上げでは宇宙空間でのペイロード放出と洋上回収にも成功、日本国内の民間企業としては初となります。

 

 

▼記録映像公開

「TENGAはなぜ宇宙を目指したのか？」「打上げ当日の舞台裏はどうなっていたのか？」

昨年Netflix Japanの公式Youtubeチャンネルにて期間限定で配信された、TENGA代表の松本光一に密着したTENGAロケットの映像ドキュメントが、打上げから1年の時を経て遂に公開！

 

プロジェクト開始から打ち上げまで密着したスペシャル映像（前/後編）

・前編：https://youtu.be/3Kuc1PhLJmI 　

・後編：https://youtu.be/ANMnVEbayfQ

 

 

 

▼TENGAロケット打上げで実現した高画質の映像中継

東京大学との共同研究の枠組みで、大樹町内にあるパラボラアンテナを使った高画質な映像中継を実現。機体内部からのライブ配信に成功。Youtubeでのライブ配信も実施。

 

司会にジャーナリストの丸山ゴンザレス氏を迎え、打上げのライブ配信を実施。

配信動画：https://youtu.be/mSJC6Hj6nqU

 

 

 

▼国内民間企業初！宇宙空間でのペイロード放出成功

宇宙空間で1,000人分の想いや願いをのせたメッセージポットを放出。無事1,000人のメッセージを宇宙へお届けしました。同時にTENGAロボの宇宙空間への放出も成功いたしました。

 

 

 

▼ TENGAロボの回収に成功

最高高度92kmの宇宙空間から地球に帰還し、海面に着水したTENGAロボは、航空機でシーマーカー（海面着色剤）を確認し、船での回収にも成功しました。回収後は港まで輸送し記者会見場へ。記者会見中にTENGAロボに付着したシーマーカーを拭き取り、TENGA形態からロボ形態に変形させ、記者会見終了までに無事帰還を果たしました。

 

 

 

 

 

▼宇宙用TENGA開発の経緯

TENGAが考える宇宙開発時代におけるTENGAの役割

来たる人類宇宙進出時代。アメリカは2028年までに月面基地を作り、人類を滞在させる計画を発表しました。近い将来、人類やそのアバターが宇宙空間に進出することは日常的に起こりうることと考えます。惑星基地の建設、宇宙ステーションの管理など、宇宙空間や惑星上で建設や作業を行うには、中長期滞在する必要があります。滞在期間中は限られたスペースと少ない物資、必要最低限の装備だけで、命の危険をともないながら暮らしていかなければなりません。

 

そのような環境下で暮らしていくのは、大変なストレスをともなうでしょう。現在ストレスを緩和させるための簡単な娯楽（電子書籍やサブスクリプション映画・音楽等）はあるものの、性的欲求の解消については処理する場所も環境の確保も難しいため、非常に厳しい状況になると予想されます。そこで、過度のストレスと欲求を抑え健康な肉体を維持するための自慰行為と、それを支えるために安全性と機能を兼ね備えた「宇宙用TENGA（宇宙用性デバイス）」が必要になると考えました。

必ず到来する宇宙生活時代に向けて必需となる「宇宙用性デバイス」のパイオニアを目指します。

 

 

 

 

▼計測用TENGAによるデータ計測結果報告

「宇宙用TENGA」開発の第一歩

TENGAロケットのコクピットにはデータ計測用のTENGAが搭載されており、宇宙空間でのTENGA内部の温度や気圧のデータを収集。打上げ10秒前から582秒後までおおむね継続的に計測用TENGAの温度と気圧のデータ取得に成功しました。 

「宇宙用TENGA」開発の第一歩となりました。TENGAが宇宙へ行ったのも史上初となります。

 

 

 

気圧の変化をみると、打上げ後120.4秒から337.78秒までの約210秒間、TENGA内部が0気圧になっていました。真空状態です。一方で温度は、打上げ10秒前から地球帰還までの間の約10分間で約1℃下がっています。気圧は高度に対応して変化していますが、TENGA内部の温度はある程度一定だったと言えます。

 

 

▼宇宙と真空・TENGAについて

TENGAの構造

ワンウェイのバルブ構造によって、エアホールをふさぎながら引き抜くことで、内部が真空状態に近づき、驚異のバキューム効果が発生します。

TENGAのこのバキューム効果は【負圧】と【正圧】という空気圧の変化によって生み出されています。負圧を発生させて空気の流れをつくりだすことで、TENGA独自の絡みつくようなバキューム快感を生み出します。

 

真空の特徴

・空気が減る：圧力を下げて高真空にするほど、空気（酸素）が減少します。

・音が聞こえなくなる：音が聞こえてくるためには、音の振動を伝えるための物質である【空気】が必要です。空気が減った真空の状態では、音の振動を伝えることができず、音が聞こえなくなります。

・沸点が下がる：真空状態の下では、圧力の低下にともない、液体の沸点が下がります。 など

 

 

 

宇宙空間での生活

宇宙空間に飛行中のISS(国際宇宙ステーション)内部では、中で暮らす宇宙飛行士が生命を維持するために、地上と同じ1気圧の空気が循環していますが、そのISSの壁の外側にはほぼ真空の宇宙空間が広がっています。

過去にこんなエピソードが存在します。宇宙空間に飛行中のISS内部の壁に小さな穴が開いたことがあります。この事故では、真空空間にISS内の空気が吸い出されて酸素が減ってしまう事態が発生しました。そのため、宇宙飛行士は穴を指でふさいだ後、ダクトテープで塞ぐ等の処置を行ったそうです。掃除機のパイプの先に手のひらを当てると、手のひらに丸い跡が残るのと同じ原理で、きっと宇宙飛行士の指には小さな穴を塞いだ跡が残った事でしょう。つまり、真空空間は空気を吸引し、負圧で空気がある側の柔らかなものを膨張させるという事になります。

TENGAも同様にカップ内の空気を吸い出したり、また元の空気量に戻したりして、ゲルの密着具合や形状を複雑に変化させているのです。

 

また、宇宙飛行士たちは無重力空間に長くいるため、体内の血液が重力の無い状況で長く保たれることにより、顔のむくみがおきたり、血液を送る力が弱くても全身に血液を送れるため、心臓が小さくなったりするそうです。血流が地上と異なる動きをするため、性的に興奮することが少なくなってしまうという話もあります。

このような状況から、宇宙空間では、TENGAが吸引する力で勃起を助けたり、リズミカルな動きで性欲を高めてくれるかもしれません。地上においても同じような効果が得られることでしょう。

 

このように、技術とテクノロジーが宇宙空間や地上に暮らす私たちの、ココロとカラダの充実を高めるために使われることがTENGAの目標です。

 

 

▼気圧をコントロールできるTENGAが発売!

本日9月12日売される「 Vacuum Controller Ⅱ 」は吸引をコントロールできる製品！

 

「 Vacuum Controller Ⅱ 」は気圧をコントロールできる製品

強弱2段階の吸引と、3つのリズム吸引を搭載し、これまで以上に、吸引を自在にコントロールすることができます。さらに、充電式バッテリーになってバキューム力もUP！真空でしか味わえない快感の宇宙を是非体感して下さい。

 

 

ダイヤフラムモーターが生む強力なバキュームを、リリースバルブの解放で調整しながら自在に吸引を操ることができます。さらに、強弱２つのパターンに加えて、新たにプログラムモードを搭載し３種類のリズム吸引もお楽しみいただけます。

 

シリーズサイト：https://www.tenga.co.jp/products/options/options/