東芝テックグループグローバル連携によるエコシステムの構築について～新規事業領域拡大のためダラス拠点の開発人員数を25年度約5倍に増強～

　東芝テック株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：錦織弘信、以下「東芝テック」）は、米国子会社のToshiba Global Commerce Solutionsと連携のうえ、グローバルリテールプラットフォーム「ELERA（エレラ）」を活用したエコシステムを構築し、新規事業領域およびDXソリューションのさらなる拡大を目指します。

　多様化するDXソリューションの要望に迅速に対応していくため、米国子会社のToshiba Global Commerce SolutionsはダラスにInnovation & Incubation hubを設立し、2022年秋より稼働を始めました。この拠点は「クラウド開発、コンピュータビジョンやIoT分野への投資を通して成長戦略の加速」、「小売り業界への革新を生み出すために技術的パートナーシップへのコミットメントの強化」、そして「M&A専門チームの新設など、資本投資の幅を広げること」などを重要戦略として位置づけています。

　この取組みを一層加速させるために、国内の開発人員の一部についてダラスInnovation & Incubation hub へのシフトも検討しています。そして2025年には現状の約5倍の数百名規模の開発体制の構築を目指し、日米でのシームレスな開発体制の下でシステム運用監視保守サービスや、データサービス、セキュリティサービスなどの各種リテールソリューションサービスをAs a Serviceとして提供するプラットフォーム開発を促進します。

　東芝テックグループはグローバル連携によって「ELERA」開発を加速し、スーパマーケット、量販店、コンビニエンスストア、レストラン、エンターテインメントといったさまざまな業種業態のお客様へ最適なソリューションの提供を実現するとともに、新規事業領域の拡大を目指してまいります。