老舗時計製作所が30年代パイロットミリタリーウォッチの名作を忠実に使いやすく復刻　最大２５％パーセントオフ先行割引販売を開始

ヴィンテージウォッチ、ミリタリーウォッチの復刻・販売などを手がけている株式会社モントルロロイが、2023年8月10日（木）にクラウドファンディングサイト「Makuake（マクアケ）」でプロジェクト「1930's 名作を忠実に復刻！　マジェティック　ビックタートル」を開始しました。

1893年（明治26年）創業の「村松時計製作所」のオリジナル時計制作などを手がけている株式会社モントルロロイ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：宮澤潤）は、クラウドファンディングサイト「Makuake（マクアケ）」で新しいプロジェクト「1930's 名作を忠実に復刻！　マジェティック　ビックタートル」を開始しました。

名作ミリタリーウォッチの復刻ブランド「M.R.M.W.」の新作として、1930年代チェコスロバキア共和国軍からの依頼で、当時の大手時計製造会社であるロンジン、エテルナ、レマニアによって製作されたMajetek マジェテックビックタートルを使いやすく忠実に復刻しました。

2023年８月１０日(木）よりクラウドファンディングMakuakeにて最大25%Offにてスタートしました。Majetek マジェテックビックタートルは”スモールセコンド”と３針の”3ハンズ”の２種類を開発販売を開始しました。

M.R.M.W.が展開する世界の名作ミリタリーウォッチの新作”Majetek Big turtle ”マジェテックビッグタートルを復刻。1930年代にロンジン・エテルナ・レマニアによってつくられたチェコスロバキア航空隊向け時計。その装飾性やバランスの良さからミリタリーウォッチの名作といわれています。このモデルを忠実に復刻いたしました。

▼プロジェクト「1930's 名作を忠実に復刻！　マジェティック　ビックタートル」紹介ページ（クラウドファンディングサイト「Makuake」）：https://www.makuake.com/project/majetek_big_turtle/

レプリカ製品「マジェティック　ビックタートル」のこだわりの復刻、メリットは次のとおりです。

1.スナップバック式

第1世代のオリジナルケースと同じように裏蓋をスナップバック式でケースの上下を以下の写真のようにネジで固定していています。

2.ラグY形状

ベルトを挟むケース部分をラグといいます。通常この双方のラグは平行なのですが、オリジナルに忠実に則し外側にのびています。この為に革ベルト用のバネ棒穴とナイロンベルト用のバネ棒穴が２つ空いています。このラグの形状による美しいフォルムを失いたくない思いがありました。

3.クロスした剣の刻印ー勇敢な印

このマジェテックには、時計正面11時方向にあるラグには通称『裏剣』と呼ばれる”クロスした2本の剣”が彫り込まれている稀にあります。このマークはイギリス軍のブルードアローと同じく軍所有物を表します。諸説ありますが、1940年チェコスロバキアがドイツ軍に占拠されると多くのチェコスロバキア空軍パイロットはイギリスに亡命し、イギリス空軍310飛行機隊を形成して連合軍側としてドイツ軍と戦いました。この勇敢な戦いぶりを称えるために、この『裏剣』が時計のラグに彫り込まれたと言われています。

4.耐磁性　時計

文字盤のスモールセコンドの上部分にはオリジナル同様『ANTI MAGNETIQUE』を印刷されています。これが英語でいうantimagneticで『耐磁性』を意味します。パイロット向けに作られたオリジナル時計は、コックピットに備え付けられた多くの計器に影響がある帯磁性を伴う時計を恐れていました。一方、現代に於ける時計も自動改札機やタブレット等の影響が時間を狂わす問題が多発しています。機械式はもちろんの事クォーツムーブメントの時間の狂いの原因の９割近くが磁気を帯びてしまう事だといわれています。約90年前と人類は同じ悩みを抱えています。耐磁プレートをムーブメントに添える事で大幅に『耐磁性』を強くする事ができました。

Case ケース

マジェテック最大の特徴は、“Tartarugone（大きなカメ）”と呼ばれている大きなSS製クッションケースです。現代では然程大きくないサイズですが、当時の1935年の物にしてはかなり大きな時計でした。このサイズ感の腕時計は急速に発展し始めた航空時計の市場には必要なものであったといわれています。コインベゼルは一番ぶつけやすい風防周りに備え付け、傷を目立たなくします。