IT業界でキャリアアップ、年収1億を目指そう【書籍発売『DX時代の 最強PMOになる方法』】
株式会社ビジネス教育出版社は『DX時代の 最強PMOになる方法』 (甲州潤 著)を9月2日に発売しました。PMOとはプロジェクト・マネジメント・オフィスの略称でありプロジェクトの全体像を把握し適切な管理を行う職種です。企業側とSE(システムエンジニア)やITエンジニアをつなぐ役割を果たします。本書ではIT業界で注目が高まる重要な役職であるPMOに着目し、年収1億円を目指すノウハウが記されています。
◆SE40歳定年説を突破せよ
IT業界は慢性的な人材不足であり引く手あまたと言われています。その分、長時間労働や薄給などの3K職場、ブラック企業も少なくありません。さらにSEには40歳が実質的な定年、限界という説もあります。仕事を5年程度で覚え、あとの10年はルーチンワークをこなしてゆくと、作業単価が安い若い人に仕事が回ってしまうそうです。そうならないためにIT業界でスキルや給料などのキャリアアップを目指したい場合、目指すべき職種がPMOなのです。成功すれば年収3000万円、さらにその先の1億円も夢ではありません。
◆PMOの魅力とは
PMOはシステム開発を依頼するユーザー企業と、開発を請け負うベンダー企業をつなぐ存在です。優秀な人材がそろっているのにプロジェクトがうまくいかない、失敗してしまう原因の多くは「マネジメント不足」にあります。PMOはその問題を解消する存在ですので業務規模、業務領域の広がりが圧倒的に大きく、大規模なプロジェクトにも関わるチャンスがあります。経営、業務、システムと幅広い視点が求められる分、仕事の面白味も違います。
◆稼ぐPMOになるには?
本書では稼ぐPMOになるステップも紹介されています。いくつかのトピックを取り上げてみます。
・文系でもPMOになれる?(「相手に配慮する」といったコミュニケーション能力が求められるのでむしろ文系のスキルが活かせる)
・プロジェクトリーダーは早めに経験(3年目くらいからやってみる。失敗を経験することでマネジメントの重要さを理解できる)
・PMOを目指すには先輩PMOの秘書を経験せよ(本だけでは経験できない、あらゆる困難やトラブルに対する臨機応変な対応力を学ぶ)
このほか本書ではPMOに向いている人、不向きな人といった項目もあります。果たしてこの仕事が自分にふさわしいかどうかセルフチェックも可能となっています。さらに著者自身の失敗談を含めたケーススタディも豊富に収録されていますので参考になります。
◆マネジメントの重要さ
著者の甲州潤(こうしゅうじゅん)さんは、プロジェクトマネジメント支援、IT戦略立案、CIO代行などを手がける株式会社office Root(オフィスルート)代表取締役社長を務める人物です。高専(高等専門学校)の情報工学科を卒業後、2年間の会社員SE生活を経てキャリアアップを目指しフリーランスの道を選びます。そこで人材は素晴らしいのになぜか失敗してしまうプロジェクトの現場を目の当たりにし、マネジメントの重要さに気づきPMOを目指しました。自身の豊富な実務経験から導き出されたノウハウが余すところなく記された1冊です。PMOはさまざまなプロジェクトを成功に導く「未来デザイナー」であると記される通り、非常にやりがいのある仕事なのは確かでしょう。PMOという職種の魅力に本書を通して触れてみてはいかがでしょうか。
【書籍情報】
『DX時代の最強PMOになる方法』
(2023年9月2日発売)
¥1980(税込)
Amazonページ短縮URL: https://onl.bz/15AEA9a
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企業情報
企業名 | 株式会社天才工場 |
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代表者名 | 吉田浩 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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