ファナック株式会社から東京高専の学生に贈る出前授業
東京工業高等専門学校(東京都八王子市 校長:谷合俊一 以下「東京高専」)では、「高専発! 『Society 5.0 型未来技術人財』育成事業」 COMPASS 5.0ロボット分野の拠点校として、2023年11月14日(火)ファナック株式会社による出前授業を開催しました。
概要
「産業用ロボット実用化技術の最前線」をテーマに5年生選択科目「先端テクノロジー」の授業の一環として実施し、38名の学生が受講しました。
企業概要・産業用ロボットの成り立ちについてご説明いただいた後、溶接ロボット・レーザーロボット・食品ロボット・スカラ型ロボット等について動画を用いながらロボットの特徴や作業動作についてご紹介いただきました。また、スマートファクトリーとして、協働ロボット・AIロボット・IoTやデジタルツインで工場の最適化を目指す取り組みと、省エネ・カーボンニュートラルも意識した開発について詳細なご説明をいただきました。特に自社開発したソフトウェア「ロボガイド」に関しては、PCでシミュレーションを行い、自動経路生成などロボットの動作を最適化する様子を動画で確認し、学生は大変興味を示しました。
11月末から12月初旬にかけて東京ビックサイトで開催予定の2023国際ロボット展のご案内もいただき、盛沢山の内容で90分間の授業は盛会のもと終了しました。
なお、今回の出前授業は、連携しているロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)が企画したものに申込み実施しました。
■ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)
https://www.jmfrri.gr.jp/index.html
■「高専発! 『Society 5.0 型未来技術人財』育成事業」
https://www.kosen-k.go.jp/about/profile/gear5.0-compass5.0.html
「高専発! 『Society 5.0 型未来技術人財』育成事業」 とは、国立高等専門学校機構(東京都八王子市 理事長:谷口功)が推進している人材育成プログラムの1つで、COMPASS5.0は、次世代基盤技術教育のカリキュラム化を目指しており、東京高専はロボット分野の拠点校として令和2年度より活動しています。
◆東京工業高等専門学校について
東京工業高等専門学校は、1965年(昭和40年)に開校し、半世紀を越える歴史の中で、約8,800名の卒業生を社会に送り出してきました。高専卒業生に対する企業や大学からの高い評価は、就職希望者に対する高い求人倍率、高専卒業生を採用した企業へのアンケート調査、進学先の大学関係者の声などで実証されており、高専教育がこれまで培ってきた社会的な信頼と実績には確固たるものがあります。東京高専の学生は、5年間(専攻科を含めると7年間)の高専教育を通じて、専門知識を修得するだけでなく、困難な課題に真摯に取り組む姿勢、問題解決へのプロセスを論理的に考える力、課題を的確に解決する実行力など、これからの技術者や研究者として必須な資質・能力を身に付けます。「真摯な姿勢」、「論理的な思考力」、そして「的確な実行力」を備えた未来の技術者を創る学校。それが東京高専です。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 東京工業高等専門学校
所在地:東京都八王子市椚田町1220-2
校長:谷合 俊一
設立:1965年
URL:https://www.tokyo-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
東京工業高等専門学校 総務課総務企画係
TEL:042-668-5133
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企業情報
企業名 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 |
---|---|
代表者名 | 谷口 功 |
業種 | 教育 |
コラム
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