台中関係の進展はパンダ次第？

ここ最近、政府高官が互いに行き来するなど、長らく政治的緊張が
続いていた台湾と中国の関係が少しずつ改善されてきたことの
象徴として、昨年12月下旬に中国本土から台湾の動物園へ2頭の
ジャイアントパンダ「トゥアントゥアン」と「ユエンユエン」
が寄贈された。
動物園での一般公開は1月下旬の旧正月前後となる予定だが、
初めて台湾にパンダがやってきたということで、一般公開前にも
かかわらず台湾国内では現在一大パンダブームが起こっている。
これを象徴するように台湾郵政からは早くも「トゥアントゥアン」と
「ユエンユエン」がデザインとなった切手が1月20日に急遽発行される
ことが発表された。
発行形態はそれぞれのパンダが一枚づつデザインされた単片２種セットと、
2頭が一緒にデザインされた小型シートの2形態。

郵政担当者が「既に問い合わせが数多く寄せられており、発売後すぐに
売り切れることが予想される」と話すように、
台湾国内のパンダブームは当分収まりそうにない気配だ。
台中関係のさらなる改善はこの2頭のパンダ次第といっても
過言ではないかもしれない。


詳細
発売元　　台湾郵政
発売日　　2009年１月20日

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