「ビジネスメール実態調査2024」発表
一般社団法人日本ビジネスメール協会は、2024年6月3日(月曜)に、仕事におけるメールの利用状況と実態を調査した「ビジネスメール実態調査2024」を発表します。ビジネスメール実態調査は、仕事で使うメールの利用実態を明らかにすることを目的として、仕事でメールを使っている人を対象に、2007年から18年連続で行っているビジネスメールに関する継続した調査です。仕事でどのようにメールが利用され、どのような課題があるのか、ビジネスパーソンが直面しているメールコミュニケーションの現状について調査を行いました。
一般社団法人日本ビジネスメール協会(代表理事:平野友朗、所在地:東京都千代田区)は、2024年6月3日(月曜)に、仕事におけるメールの利用状況と実態を調査した「ビジネスメール実態調査2024」を発表します。ビジネスメール実態調査は、仕事で使うメールの利用実態を明らかにすることを目的として、仕事でメールを使っている人を対象に、2007年から18年連続で行っているビジネスメールに関する継続した調査です。仕事でどのようにメールが利用され、どのような課題があるのか、ビジネスパーソンが直面しているメールコミュニケーションの現状について調査を行いました。
調査の概要
【調査目的】仕事におけるメールの利用実態と課題を把握
【調査対象】仕事でメールを使っている人
【調査期間】2024年4月1日から2024年4月30日
【調査方法】インターネット回答方式
【調査実施機関】株式会社アイ・コミュニケーション
【有効回答数】1,498
「ビジネスメール実態調査2024」発表
https://businessmail.or.jp/research/2024-result/
調査結果の概要
●仕事で使っている主なコミュニケーション手段(複数回答可)
・メールアドレスを保有している人の仕事上のコミュニケーション手段、第1位は「メール」(98.6%)
・トップ3は「メール」「電話」「テレビ会議・ウェブ会議」
・「テレビ会議・ウェブ会議」が8.67ポイント減少
・「会う」が7.81ポイント増加
●テレワークの頻度
・「テレワークをしていない」が45.99%
・テレワークの頻度は減少傾向
●仕事でメールの送受信に利用している主な機器(複数回答可)
・仕事でメールの送受信に利用している主な機器は「パソコン」(99.27%)
●仕事で利用しているメールソフト(複数回答可)
・仕事で利用しているメールソフト、第1位は「Outlook」(60.01%)
・「Outlook」「Gmail」の二強時代に
●仕事でメールの送信に使用している主な形式
・仕事でメールの送信に使用している形式は「テキスト形式」が6割を超える
●仕事で1日に送受信しているメールの平均通数
・1日平均は送信「12.27通」、受信「47.83通」
・残業が多いと感じることがある人は、1日の送受信数が多い
●仕事でメールを確認する頻度
・仕事で1日に1回はメールを確認している人が98.87%
●送信後いつまでに返信がこないと遅いと感じるか(急ぐ場合を除く)
・7割近い人が、1日(24時間)以内に返信がこないと遅いと感じる
●メールの返信が遅れてしまうこと
・68.36%の人が、メールの返信が遅れてしまうことがある
・残業が多いと感じることがある人の方が、ない人よりも、返信が遅れてしまうことがある
●返信が遅れてしまう理由(複数回答可)
・返信が遅れてしまう理由、第1位は「すぐに結論が出せない」(51.66%)
●メールを1通読むのにかかる平均時間
・約7割の人が、1通のメールを1分以内に読んでいる
・メールを1通読むのにかかる平均時間は1分27秒
●メールを1通書くのにかかる平均時間
・7割を超える人が、1通のメールを5分以内に書いている
・メールを1通書くのにかかる平均時間は5分57秒
●ファイルを送るとき、どのように送っていますか(複数回答可)
・94.73%の人が、仕事でファイルを送ることがある
・ファイルを送るとき「メールに添付」が89.52%で最も高い
●自分のメールに不安を抱くこと
・自分のメールに不安を抱くことがある人は約7割
・残業が多いと感じることがある人の方が、ない人よりも、不安を感じる
●不安の内容(複数回答可)
・メールでの不安、第1位は「正しく伝わるか」(75.17%)
●過去一年間に仕事でメールの失敗をしたこと
・37.31%の人が、過去一年間に仕事でメールの失敗をしている
・残業が多いと感じることがある人の方が、ない人よりも、メールで失敗をしている
●自分がした失敗の内容(複数回答可)
・メールの失敗、第1位は「添付ファイルの付け忘れ」(51.7%)
●過去一年間に仕事でメールを受け取り、失敗を見つけたこと
・7割を超える人が、仕事でメールを受け取り、失敗を見つけている
・メールは、自分の失敗より、他人の失敗の方が見つけやすい
●見つけた失敗の内容(複数回答可)
・見つけたメールの失敗、第1位は「誤字や脱字」(45.06%)
●過去一年間に仕事でメールを受け取り、不快に感じたこと
・約4割の人が、仕事のメールで不快に感じたことがある
・残業が多いと感じることがある人の方が、ない人よりも、メールで不快を感じている
●不快に感じた内容(複数回答可)
・仕事で不快なメール、第1位は「必要な情報が足りない」(45.85%)
●ビジネスメールのスキルアップが重要だと感じること
・9割近い人が、ビジネスメールのスキルアップが重要だと回答
●会社でビジネスメールの社員研修
・ビジネスメールの社員研修があるのは7.81%
会社でビジネスメールの社員研修があるかを質問したところ「ある」が7.81%、「ない」が87.92%、「分からない」は4.27%となっています。「ビジネスメールのスキルアップが重要だ」という意見がある一方、現場では教育が追いついていないことが分かります。
仕事で頻繁にメールを使っているにもかかわらず、メールの学習機会は非常に少ないのが現状です。OJTと称して、上司が部下のメールを添削し、使い方を指導することも珍しくありません。指導する上司も、メールの使い方や書き方を学んだわけではなく、個人の感覚や経験則で対応しています。部下からすると「丁寧に書け」と言われたり「もっと簡潔に書くように」と言われたり、人によって教えることが異なり、一貫性を欠くため混乱します。
教育によってメールのルールを理解できれば、悩むことは減ります。型が身に付けば、考える時間も大幅に削減できます。メールの良しあしは相手が決めること。つまり、自分の中には答えがありません。世の中に唯一の正解もありません。それを導き出すためには、多くの人とコミュニケーションを取り、自分なりのメールを確立させるしかありません。しかし、それでは時間がかかります。だからこそ、多くの事例を持つ研修機関から学ぶ、合理的な理由があると考えています。
調査項目
【Q1】仕事で使っている主なコミュニケーション手段(複数回答可)
【Q2】仕事でメールの送受信に利用している主な機器(複数回答可)
【Q3】仕事で利用しているメールソフト(複数回答可)
【Q4】仕事でメールの送信に使用している主な形式
【Q5】仕事で1日に送受信しているメールの平均通数
【Q6】一年前と比較して、仕事で送受信するメールの量は変わりましたか
【Q7】仕事でメールを確認する頻度
【Q8】メールのデスクトップ通知をONにしているか
【Q9】送信後いつまでに返信がこないと遅いと感じるか(急ぐ場合を除く)
【Q10】メールの返信が遅れてしまうこと
【Q11】返信が遅れてしまう理由(複数回答可)
【Q12】メールを1通読むのにかかる平均時間
【Q13】メールを1通書くのにかかる平均時間
【Q14】仕事でファイルを送ること
【Q15】ファイルを送るとき、どのように送っていますか(複数回答可)
【Q16】ファイルが添付されたメールを受け取ること
【Q17】あなたのメールソフトで受け取れる添付ファイルの上限サイズはいくつか
【Q18】自分のメールに不安を抱くこと
【Q19】不安の内容(複数回答可)
【Q20】過去一年間に仕事でメールの失敗をしたこと
【Q21】自分がした失敗の内容(複数回答可)
【Q22】自分の失敗を指摘されたこと
【Q23】過去一年間に仕事でメールを受け取り、失敗を見つけたこと
【Q24】見つけた失敗の内容(複数回答可)
【Q25】相手の失敗を指摘したこと
【Q26】過去一年間に仕事でメールを受け取り、不快に感じたこと
【Q27】不快に感じた内容(複数回答可)
【Q28】不快感を相手に指摘したこと
【Q29】相手のビジネスメールのうまさを感じること
【Q30】ビジネスメールがうまいと感じた内容(複数回答可)
【Q31】ビジネスメールのスキルアップが重要だと感じること
【Q32】仕事で英文メールを書くこと
【Q33】会社でビジネスメールの社員研修
【Q34】残業が多いと感じること
【Q35】テレワークの頻度
一般社団法人日本ビジネスメール協会について
一般社団法人日本ビジネスメール協会は、ビジネスメール教育専門の団体です。ビジネスメールを中心としたコミュニケーションや業務推進における、さまざまな課題に取り組み、講演や研修、コンサルティングなどを通じてビジネスメール教育を提供しています。ビジネスメールの教育に特化した豊富な実績と経験を活かし、官公庁や企業、団体、学校などに対して最適なサービスを提供。独自に開発したビジネスメールの専門プログラムと、ビジネスメールを使った実務および講演の経験豊富な講師陣を有し、多様なニーズに柔軟に対応します。メールを中心としたコミュニケーションの改善による、生産性向上、業務改善の実現をサポートします。
一般社団法人日本ビジネスメール協会
https://businessmail.or.jp/
※ビジネスメールの公開講座(会場・オンライン)や集合研修(講師派遣・オンライン)を行っています
※ビジネスメール実務検定試験(オンライン)を実施中
ビジネスメールの教科書
https://business-mail.jp/
※さまざまな場面で使える文例・テンプレートを無料公開
一般社団法人日本ビジネスメール協会
[代表者]代表理事 平野友朗
[設立]2013年9月20日
[事業概要]ビジネスメール教育者の育成と認定、ビジネスメール実務検定試験の実施
[所在地]〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1 KIMURA BUILDING 5階
[URL]https://businessmail.or.jp/
[調査実施機関]株式会社アイ・コミュニケーション(https://www.sc-p.jp/)
※構成比は小数点以下第3位を切り捨てしているため、合計しても必ずしも100とはなりません
※本リリースに掲載の情報は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください
※本ページの調査結果を引用する場合は出典を必ず明記してください
※「ビジネスメール」「ビジネスメールコミュニケーション」は株式会社アイ・コミュニケーションの登録商標です
※一般社団法人日本ビジネスメール協会は、株式会社アイ・コミュニケーションが運営しています
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本ビジネスメール協会
[電話]03-5577-3210
[E-mail]info@businessmail.or.jp
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企業情報
企業名 | 一般社団法人日本ビジネスメール協会 |
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代表者名 | 平野友朗 |
業種 | 教育 |
コラム
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