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年収や資格取得必勝法も告白!国家資格・キャリアコンサルタント100名以上にアンケート――「BrushUP学び」調べ

資格・講座の検索サイト「BrushUP学び( https://www.brush-up.jp )」を運営する株式会社パセリ(パセリホールディングスグループ 東京都千代田区/代表取締役 鈴木悠祠郞)は、国家資格キャリアコンサルタントを保持者129名にアンケート調査(調査期間:2024年3月15日~2024年5月15日)を実施しました。国家資格試験の対策法や、勝因をはじめ、年収やキャリアコンサルタントに必要なスキルなど、多岐にわたる質問に回答していただきました。

■アンケート調査の詳細

1.調査主体:BrushUP学び
2.調査方法:アンケートフォームによる回答
3.調査地域:全国
4.調査対象:民間企業、公的機関等に勤務もしくはフリーランスとして活動しているキャリアコンサルタント
5.調査人数:129名
6.調査期間:2024年3月15日~2024年5月15日

▶今回のアンケート結果の全容は下記のページで公開しています。

https://www.brush-up.jp/guide/sc528/questionnaire

■アンケート実施の背景

政府による、転職推進政策やリスキリング支援事業をはじめ、現在日本では、個人のスキルの見直しや、キャリアアップに対する機運が高まっています。そうした中で、人々の能力を見極め、適切な職業選択をサポートする国家資格キャリアコンサルタントの志願者の増加及び認知拡大は、重要な課題です。

今回のアンケート調査では、キャリアコンサルタント資格保持者たちの“生の声”を収集しデータ化することで、その魅力や課題点を可視化しました。資格取得を目指す方、キャリアコンサルタントご関係者の皆様にお役立ていただければ幸いです。

 

■アンケート結果のサマリー

Q.年齢

60代以上が約4割で最も多く、その次が50代という結果に。40代以上が9割を占めた

Q.国家試験の対策で大変だったことは?

多くの回答者が「勉強時間の確保」「集団でやるロールプレイの練習機会を作ること」と答えた

Q.国家試験合格の勝因は?

多くの回答者が「仲間同士で勉強会やロールプレイの練習をしたこと」「過去問の反復」と答えた

Q.就職活動について

7割弱が「すぐに就職先が見つかった」と答えた

Q.年収は?

約4割が「300万未満」と答えた

Q.資格取得のきっかけは?

多様な回答の中で、「定年後のセカンドキャリアを考えて」と答えた人が一定数いた

 

アンケート結果の詳細

◎回答者は60代以上が約4割で最も多く、その次が50代という結果に。40代以上が9割を占めた。

Q.年齢は?

 

◎国家試験の対策において、多くの回答者が「勉強時間の確保」「集団でやるロールプレイの練習機会を作ること」が大変だったと答えた

Q.国家試験の対策で大変だったことは?

・勉強時間が想定より長時間必要だった

・時間の捻出。実技試験の論述は人に見ていただいたり、ロープレはグループで集まって練習したりなど、予定の調整が必要だった

・学科、論述、ロープレ、口頭試問とそれまでやったことがない事を、一気にやらなければいけなかった

 

◎国家試験合格の勝因は、多くの回答者が「仲間同士で勉強会やロールプレイの練習をしたこと」「過去問の反復」と答えた

Q.国家試験の対策で特にやってよかったことや、勝因となった対策法は?

・ロープレと論述対策を仲間同士でやったことが、モチベーションと解答の質の向上に繋がった

・共に学んできた仲間と対策勉強会ができたことが合格の勝因でした。インプットだけでなく、アウトプットの機会がとても重要だと思います
・過去問を軸ベースに進めて、マイ参考書を作りながら知識を浸透・広げていった

 

◎就職活動について、7割弱が「すぐに就職先が見つかった」と答えた

Q.組織に在籍されている方に質問です。キャリアコンサルタントの就職活動は以下のどちらでしたか?

 

◎約4割が年収「300万未満」と答えた

Q.キャリアコンサルタントを本業とされている方に質問です。2023年度のおおよそ年収を教えてください。

 

◎資格取得のきっかけの質問では、多様な回答の中で、「定年後のセカンドキャリアを考えて」と答えた人が一定数いた

Q.キャリアコンサルタントになりたいと思ったきっかけを教えてください。

・定年退職後のセカンドキャリアを考える際に、人の成長に関われる仕事、年をとっても長く関われる仕事だと直感し、1歩踏み出すきっかけとなりました

・企業で長年働いてきた経験を役職定年後に活かしたいと思った

・コロナで世の中が変わり息子が就職活動で困っていたが何もできなかったことがきっかけで考え始め、自分の年齢や主人の定年が見えてきたので、今後を考えて資格を決意しました

■結果を受けて

キャリアコンサルタントは、その資格の特性上、企業などで働いているビジネスパーソンが取得を目指すケースが多いと見られ、国家試験に向けては、「仕事と勉強の両立」「勉強時間の確保」が困難であったという答えが多く寄せられました。また、実技試験のロールプレイは複数人での対策が必須となることから、相手や場所を確保する労力について言及した意見も多く見られました。

就職活動は比較的容易だったと答える人が多い一方で、年収に関しては「(キャリアコンサルタント本業で)300万円未満」との回答が最も多く、国税庁が発表している日本人の平均給与461万円(令和4年)と比較しても、やや安い結果になりました。今後なり手を増やしていくためには、待遇改善に向けた施策を検討する余地がありそうです。

なお「目指したきっかけ」については、「定年後を見据えて」「セカンドキャリアのため」といった声が一定数あがりました。回答者の年齢の約9割が40代以上だったことを見ても、ある程度の社会経験を積んだ方がその資格の必要性を感じ、目指したケースが多いと予想できます。志願者を増やすためのアプローチも、そうした傾向を踏まえて検討していく必要がありそうです。

 

「BrushUP学び」では、今後もキャリアコンサルタントのなり手を増やし、業界の益々の発展のために、様々な角度から有益な情報を発信して参ります。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名 :株式会社パセリ
担 当 :「BrushUP学び」編集部 三宅・荻原
TEL     :03-3230-8471
E-Mail:info@paseli.co.jp
URL :https://paseli.co.jp/



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企業情報

企業名 株式会社パセリホールディングス
代表者名 鈴木悠祠郞
業種 ネットサービス

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