第19回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」　全ての地方大会でエントリー受付開始　～近年注目の金融リテラシーを全国の高校生に～

高校生が参加し、金融経済の知識をクイズで競う大会「第19回全国高校生金融経済クイズ選手権エコノミクス甲子園」が今年度も開催される。今大会は19回目の開催となり、全国大会は来年2月22, 23日に都内に集合して開催される。その全国大会への出場権をかけた地方大会が、11月から12月にかけて各都道府県で、オンラインまたは各大会主催金融機関の本社などで開催される。また、エコノミクス甲子園は前回大会から「国際経済オリンピック（IEO）」の日本代表選手の選考会も兼ねている。9月2日、全ての地方大会でエントリーの受付が開始され、同じ高校の2人1組で申し込む。参加費は無料。エントリーはエコノミクス甲子園公式HPから　https://econ-koshien.com

2022年度から、学習指導要領の改訂により、高校の家庭科の授業で金融教育が始まった。
成人年齢18歳への引き下げもあり、高校生の頃から、クレジットカードの契約や、株式、民間保険、投資信託などの金融商品について、メリットやデメリットを正しく理解しておく必要がある。
高校生にお金の使い方を教えることや、消費者教育を行うことの重要性は高まっており、本大会は高校生が金融経済を理解するために大きな役割を担っている。

昨年度の第18回大会では、日本全国から787チーム1574名の高校生が参加し、今年2月25日に行われた全国大会は、長崎大会代表の長崎県立佐世保北高等学校の優勝で幕を下ろした。

■ エコノミクス甲子園の流れ

＊エントリー
地方大会へのエントリーは、エコノミクス甲子園公式 HP から、同じ高校の2人1組で申し込む。参加費は無料。

9月2日、全ての地方大会でエントリーの受付が開始された。

エコノミクス甲子園公式HP　https://econ-koshien.com

エントリーした高校生には、官公庁や業界団体が作成したテキストなどが、事前学習教材として送付される。各大会では、これらの教材からの出題も行われる。

＊地方大会
大会数：　全44大会（43の都道府県大会とインターネット大会の併せて44大会）
主催：　　各地の金融機関有志
開催日：　11月～12月（大会により異なる）

開催形式：集合形式またはオンライン形式
内容：　　筆記クイズや早押しクイズなど

地方大会優勝チームは全国大会の出場権が得られる
地方大会についての詳細は　https://econ-koshien.com/?post_type=local

＊全国大会
主催：　金融知力普及協会 https://apfl.or.jp/
開催日：2024年2月24日(土)・25日(日) 都内
後援：　文部科学省環境省金融庁消費者庁金融広報中央委員会 IFC 国際金融公社

内容：
地方大会より戦略性が求められるルール、金融経済により深い知識が必要なクイズで日本一を決める。全国大会優勝チームにはニューヨーク研修旅行がプレゼントされる。
また、エコノミクス甲子園は、国際経済オリンピック（IEO）日本代表の選考大会にもなっており、全国大会で優秀な成績を残すと、日本代表最終選考合宿へ進むことができる。