インドのRAGAグループ　コアピンのトラブルをリアルタイムで検知するモニタリングシステムを11月開催のダイカスト展示会を機に日本に本格参入

インドのRAGAグループ(社長：Rahat A Bhatia)は、ダイカスト金型の中核であるコアピンの冷却状態をリアルタイムで監視する、画期的なモニタリングシステムを11月に開催されるダイカスト展示会にて本格参入を目指します。

 

モニタリングシステムについて

本システムは、冷却水の流量や水圧を個別に監視し、異常が発生した際には即座にアラートを発信しモニターに通告することで生産ラインのトラブルを未然に防ぎます。そのため、製品の不良発生を大幅に削減します。モニタリングシステムは、既存のダイカストマシンにも簡単に取り付け可能なため、導入の手間を最小限に抑えることができます。

コアピンのトラブルが与える重大な影響

コアピンのトラブルは、ダイカスト業界において生産停止、品質低下、コスト増加といった深刻な問題を引き起こします。特に、「折損」「摩耗」「焼き付き」などのトラブルは、高温の溶湯と接するコアピンに多く見られ、製品の歩留まりが悪化。これにより企業の競争力が損なわれる事態にも繋がりかねません。

 

RAGAモニタリングシステムの主な特徴

個別監視

各コアピンの冷却状態をリアルタイムで個別に監視し、異常が発生した場合には即座にアラートを発信。

早期発見

コアピンのトラブルを瞬時に発見することで、不良品の発生を未然に防ぐ。

簡単設置

プラテンの近くまたは上に設置されたユニットで出力水を監視。

既存のダイカストマシンに簡単に取り付け可能、現場への影響を最小限に。

RAGAモニタリングシステムがもたらすメリット

品質向上

コアピンのトラブルによる製品不良を削減し、高品質な製品の安定供給を実現。

生産性向上

生産ラインの停止を最小限に抑え、生産効率を飛躍的に向上。

コスト削減

修理や廃棄にかかるコストを大幅に削減し、企業の収益を改善。

環境負荷の低減

不良品による廃棄物を削減し、持続可能な生産体制の確立に貢献。

 

日本市場への貢献

社長のラハット氏は、鋳巣の問題に対する深い関心からRAGAグループを設立し、30年以上にわたってダイカスト業界の根深い課題に取り組んできました。長年の経験と努力は、世界中のダイカスターを支援し、業界全体の品質向上と効率化に大きく貢献しています。

 現在、グローバル化が進む自動車産業において、製造拠点は世界中に分散しています。RAGAグループのモニタリングシステムは、こうした複雑な世界情勢の中でも、品質向上と生産効率の向上を実現し、日本の国際競争力を強化する役割を果たせると信じています。

 

展示会出展のご案内

RAGAグループは、11月14日から開催される「J-decダイカスト展示会」に出展いたします。

ブースでは、本モニタリングシステムをはじめ、ダイカスト製造における様々な課題に対応する製品をご紹介します。展示会では、RAGAグループ代表のラハットが直接ご案内し、お客様のニーズに応じた最適な提案を行います。

ぜひブースにお立ち寄りいただき、次世代のダイカスト技術をご体感ください。

RAGAグループは、日本のダイカスト業界に向け躍進的な技術を提供し、持続可能で競争力のある製造業の未来をともに築きます。

 

ラハット氏面談予約はこちらから

https://raga.hp.peraichi.com/TENJIKAI

 

 【特殊電極株式会社について】

所在地：〒675-0104 兵庫県加古川市平岡町土山899-5

代表者：代表取締役社長 西川 誉

設立：1950年1月

電話番号：078-941-9421（代表）

URL：https://www.tokuden.co.jp/

事業内容：特殊溶接工事の施工、特殊溶接材料・トッププレートの製造販売、各種溶接装置・各種産業用機械装置の製造販売

 

お問い合わせ先

特殊電極株式会社 海外事業開発推進部

名前：岩崎

メール: ei.iwasaki@tokuden.co.jp 

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特殊電極株式会社 : https://www.tokuden.co.jp