環境に優しいご遺体冷却装置「ECO COOL(エコ・クール)」を開発、販売開始

報道関係者各位

2009年8月3日
株式会社フジタカ
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ドライアイスによるCO2排出を削減！
「ECO COOL（エコ・クール）」開発・発売
〜環境に優しいご遺体冷却装置〜
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株式会社フジタカ(本社：京都府長岡京市、社長：高井保治)は、ドライアイスを使用しないご遺体冷却保管装置「ECO COOL(エコ・クール)」（特許申請中、実用新案登録済）を8月3日より発売致します。(参考価格：150万円)

「ECO　COOL(エコ・クール)」は株式会社エコテクノ(本社：東京都荒川区、社長：川本和男)が開発。フジタカが総販売元として、全国の葬祭業者を中心に販売していきます。初年度販売目標台数は100台を計画しております。

当商品は、ご遺体の冷却保管を目的とした冷却装置です。従来のようにドライアイスを使用した冷却ではなく、電子冷却ユニット「ペルチェ」を使用し、ご遺体を冷却するため、ドライアイスからのCO2が発生しません。
寝台部に取り付けられた4つの冷却部(ペルチェユニット)が、ご遺体の首・胸・腹・腰付近の内臓を0℃以下に冷却し、自家(自己)融解を遅らせます。また、寝台部だけを取り外すことができ、自宅葬等、和室でも使用できます。

現在、ご遺体の冷却保管方法のほとんどがドライアイスによるもので、CO2換算では、年間1000万〜2000万トンにも及ぶと言われております。エコテクノでは「ストップ・ザ・地球温暖化」を掲げ、CO2を削減する為に、ドライアイスに代わる冷却装置としてフジタカのペルチェを採用し、当商品の開発を致しました。

フジタカでは、京都議定書の発信地に本社を置く企業として、環境問題に取り組んでいくことは、社会的責務であるととらえ、今後も環境問題に取り組むとともに、ペルチェ事業の拡大を図ります。


1.商品特徴
?ドライアイス不要
冷却方式にペルチェを採用しており、ドライアイスが一切不要。CO2の排出を防ぐとともに、4つの冷却部(ペルチェ)でご遺体の内臓を効率的に冷却し、自家(自己)融解(※)の進行を遅らせます。また、ドライアイスの仕入れや交換が不要である為、購入費・人件費等のコスト削減にも貢献します。
　※消化酵素を持つ臓器(胃腸など)が、その消化酵素で臓器自体を溶かしてしまう事。

?お亡くなり直後から火葬直前まで対応
家庭用電源部(AC100V)、寝台部、台車部の着脱により、お亡くなりの直後から、寝台車、葬儀場、火葬直前までの全てのシーンでご利用可能です。

?その他特徴
1.オプションとしてご遺体を覆う対面用成形カバーをご用意。
2.担架布団、シーツ等を敷いた状態で冷却保管が可能。　
3.棺内にビニール、布団を敷いた状態でも冷却可能。
4.納棺した状態で冷却保管が可能。


2.仕様
・外形寸法(mm)：W600×H490×D1,900
・重量：52kg(寝台部：32kg、台車部：20kg)
・冷却温度：‐5℃〜0℃(室温25℃)
・冷却方式：ペルチェ冷却方式
・電源：AC100V　50/60Hz
・消費電力：265W
・オプション：対面用成形カバー(別売り)


3.会社概要
称号：株式会社フジタカ
所在地：京都府長岡京市神足神田15
代表者：代表取締役　高井保治
主な事業内容：自動販売機の製造・販売
創業：大正6年
資本金：9,600万円
URL：http://www.fujitaka.com/

4.本リリースに関するお問合せ
株式会社フジタカ
広報担当者：太田浩史
TEL：075-955-9900
FAX：075-954-6122
E-Mail：hiroshi-ohta@fujitaka.com
エコ・クールURL：http://www.fujitaka.com/ecocool