エスペック　グリーンカーテンの温度上昇抑制効果の実証による環境レクチャーを学校で実施

エスペックの福知山工場では、「福知山環境会議（注１）」の会員として、
地域の地球温暖化対策活動を推進しています。２００７年度からは、ゴーヤ
を用いたグリーンカーテン（注２）の普及活動を実施しており、３年目となる
現在では、福知山市内６００世帯以上の一般家庭をはじめ、２２箇所の学校や
公共施設や企業などにおいてグリーンカーテンの栽培が行われています。
このたび、エスペックは、グリーンカーテンを栽培する３つの小中学校を訪問
し、グリーンカーテンの温度測定と地球温暖化問題などに関する講義を行う環
境レクチャーを実施しました。
温度測定では、グリーンカーテンとその隣に立てかけたよしずは共に日光を遮
るものの、グリーンカーテンはその蒸散作用により、よしずに比べて約１０度
も温度上昇が抑制されていることが実証されました。サーモビュアーで視覚的
に温度差が色で表示されると、子供たちは身を乗り出して画像に見入り、その
効果に感嘆の声をあげていました。
その後、紙芝居を用いてグリーンカーテンの蒸散作用や地球温暖化問題などに
ついて、講義を行うことで、子供たちにゴーヤを育てるといった身近な取組みが
温暖化防止につながることを理解・実感してもらうとともに、環境問題の知識習
得と意識向上を図りました。

今後も私たちエスペックは、次の世代によりよい地球環境を引き継ぐことを目
指し、地域のみなさまとともに環境保全活動を推進するとともに、環境啓発活
動や社会貢献活動を積極的に推進してまいります。

１.実施日時・場所
・２００９年９月 １日　 福知山市立 大江中学校（京都府福知山市大江町）
・２００９年９月 １日　 福知山市立 天津小学校（京都府福知山市字上天津）
・２００９年９月１０日　綾部市立 物部小学校（京都府綾部市物部町）

２.実施内容
(1) グリーンカーテンの横によしずを立てかけ、共に日光のあたる同条件環境をつくる。
（2）子供たちがグリーンカーテンの日陰とよしずの日陰に入り、温度差を体感。
（3）子供たちがデジタル温度計を用いて、グリーンカーテンの表面と、裏面の
　　 温度差を測定。
（4）サーモビュアーの表面温度画像で、グリーンカーテンとよしずの表面温度
　　　差を確認。
（5）「地球温暖化」や「蒸散作用」、「身近にできるエコ活動」について、紙
　　　芝居を用いた講義を実施。

（注１）　２００３年度に福知山市が策定した「環境基本計画」に掲げるプロ
　　　　　ジェクトを推進するため、２００７年６月、市民(市民団体)・事業
　　　　　者・行政が参画するパートナーシップ組織として発足。
（注２）　夏の暑さに対処するためにツルのある植物（朝顔やゴーヤ、へちま
　　　　　など）を窓際に植え、カーテンのように夏の日差しを和らげるとと
　　　　　もに、葉の蒸散作用により、室温の上昇を抑えるものです。

【エスペック株式会社の概要】
所 在 地 大阪府大阪市北区天神橋３−５−６
代 表 者 代表取締役社長　進　信義
設 立　１９５４年１月
資 本 金 ６,８９５百万円　（２００９年３月期現在）
証券市場　 東証・大証　第一部
売 上 高 ３４,９１４百万円（２００９年３月期現在　連結）
従業員数 １,３４０名　　　（２００９年３月期現在　連結）
Ｕ Ｒ Ｌ　　http://www.espec.co.jp/
事業内容 環境試験機器、半導体試験・製造関連装置、液晶関連製造装置など
の製造・販売

≪本リリースに関するお問合せ先≫
総務人事部　総務グループ　ＩＲ・広報担当
TEL：06-6358-4741　FAX:06-6358-6382　E-MAIL:ir-div@espec.co.jp