スカイライト コンサルティング、児童虐待解決への取り組み開始
スカイライト コンサルティング株式会社(東京都港区、代表取締役:羽物俊樹)は、近年急増している「児童虐待」に、行政機関と地域社会が効果的に対応・解決するための支援活動を開始いたします。専門家のアドバイスを受け、市町村や都道府県の児童福祉担当部門、児童相談所向けにコンサルティングを展開していきます。
報道機関各位
プレスリリース
2006年3月15日
スカイライト コンサルティング株式会社
羽物俊樹
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スカイライト コンサルティング、児童虐待解決への取り組み開始
− 産学協働で、社会問題解決にコンサルティングのノウハウを活用 −
http://www.skylight.co.jp/topics/social_policy.html
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スカイライト コンサルティング株式会社(東京都港区、代表取締役:羽物俊樹)
は、近年急増している「児童虐待」に、行政機関と地域社会が効果的に対応・
解決するための支援活動を開始いたします。専門家のアドバイスを受け、主とし
て市町村や都道府県の児童福祉担当部門、児童相談所向けにコンサルティングを
展開していきます。
1. 児童福祉行政(児童虐待対策)に求められる情報の共有と連携
児童虐待は年々増加の一途をたどっており、全国の児童相談所での相談処理件数
は1990年度に比べ30倍以上(2004年度実績)に増えています。早期に抜本的な対策
を講じる必要がありますが、各自治体では予算・人員とも不足気味であり、虐待
の防止対策や、適切なケース対応をすることは年々難しくなっており、深刻な状
況に陥っています。
たとえば児童相談所では、相談を受けてから児童や家族に関する情報を調査し、
様々な判断をして対応しています。児童や家族の情報は、この業務において非常
に大切なものです。早期に適切な情報を共有して対応することで、深刻な児童虐
待ケースを最悪の事態に至る前に救うことができます。
ところが多くの児童相談所では、この情報が、基本的に紙ファイルで管理されて
います。紙ファイルはケースごとにまとめられていますが、その情報量は膨大で、
どこに何が書いてあるかを探し出すのに苦労するばかりか、紛失・滅失の危険す
らあります。担当職員は少ない人数で多くのケースを抱えているため、増え続け
る情報を適切に管理・対応ことがますます難しくなっています。
平成17年度から、児童虐待の相談窓口は家庭により近い行政機関である市町村が
担当することになりましたが、実務上は児童相談所の対応ノウハウが求められる
ため、両者協力してケースにあたる必要があります。この点からも、児童虐待ケ
ースの適切な情報共有・管理・連携が欠かせません。
2. ITを活用して「後追い行政」から「予防的行政」への転換を
スカイライト コンサルティングはこのような現状をふまえ、「ケースマネジメ
ントシステム」を市町村と都道府県の双方に導入し、その普及活動をとおして市
町村・都道府県間の業務連携強化を支援していきます。ケースマネジメントシス
テムとは、ITを活用して児童相談ケースの情報を一元的に管理・共有・ナビゲー
トする仕組みです。
また、「児童虐待の早期発見・対応方法」をe-Learning等のコンテンツにまとめ、
行政関係者をはじめ地域住民に至るまで、児童虐待に関する意識・対応能力の現
状実態把握と、早期かつ適切な対応を促進する児童虐待啓蒙プログラムを展開し
ていきます。
将来的にはケースマネジメントシステムをインフラとし、児童虐待啓蒙プログラ
ムをコンテンツとして、県・市町村だけでなく、教育機関・医療機関・警察・地
域住民も巻き込んだ地域一体となる情報連携と、各機関が持つノウハウを個別ケ
ース解決のために効率的に活用する新しい福祉行政サービスの構築を視野に入れ
て、「虐待を未然に防ぐ地域社会」「地域一体となって子育てを支援する社会」
の実現を目指します。
これは、事件発生・通報受付後に対応している現在の「後追い行政」から「予防
的行政」への転換を促すものです。
3. 産学協働でノウハウを結集しプロジェクトを推進
これらのプロジェクトは、平成13〜15年度厚生労働省「子ども家庭総合研究事業」
の成果をもとに開発されたケースマネジメントシステム『児童虐待対応ナビシス
テム』(北海道ほか自治体での導入実績あり)の開発元である株式会社タンバリ
ンプロデューサーズ(本社:東京都渋谷区松涛1-25-16、代表取締役:荒牧菜実)
との協働、および子ども家庭福祉研究の第一人者である関西学院大学社会学部
芝野松次郎教授から適宜アドバイスを得て推進します。
タンバリンプロデューサーズは、これまでの児童虐待ケースマネジメントシステ
ム構築・導入実績から得られた専門的な実務ノウハウと、e-Learningをはじめと
したさまざまなコンテンツ制作ノウハウをもっています。
スカイライト コンサルティングは、プロジェクト推進力やデータ解析力を強み
としたコンサルティングを展開しているだけでなく、社会貢献的活動を使命とす
る部門「社会政策研究室」にて、次世代の日本社会を真に豊かで温かいものにす
るため、社会を対象としたさまざまな政策や活動を研究・企画・実践しています。
両社が協働し、関西学院大学社会学部 芝野松次郎教授から、その研究成果によ
る学術的見地でのアドバイスを適宜得ることにより、児童虐待問題を解決するた
めの具体的な一歩を踏み出すための体制を作りました。
この体制で、児童虐待対応に悩む市町村・都道府県・地域社会に対して事態を
改善・解決していくための活動を進めていきます。
【スカイライト コンサルティング株式会社について】
スカイライト コンサルティングは経営情報の活用、業務改革の推進、IT活用、
新規事業の立上げなどを支援するコンサルティング企業です。経営情報の可視
化とプロジェクト推進力を強みとしており、顧客との信頼関係のもと、機動的
かつ細やかな支援を提供することで知られます。顧客企業は一部上場企業から
ベンチャー企業まで多岐に渡り、製造、流通・小売、情報通信、金融・保険、
官公庁などの幅広い分野で多数のプロジェクトを成功に導いています。
本社 : 〒107-0052 東京都港区赤坂6-3-18 赤坂パークプラザ
代表者 : 羽物 俊樹 (はぶつ としき)
設立 : 2000年3月10日
資本金 : 182百万円
詳細は、http://www.skylight.co.jp/ をご覧ください。
【株式会社タンバリンプロデューサーズについて】
タンバリンプロデューサーズは、教育福祉分野及びエンターテインメント分野
でソフトやシステムを開発・プロデュースする企業です。
福祉サービス、特に児童虐待対応に関しては、産官学共同で援助ナビゲーショ
ンとして活用できるデータベースシステムを研究開発、構築しています。ITの
導入で、事務的作業を軽減する事はもちろん、曖昧になりがちな判断基準や記
録を一元マネジメント。「確実に迅速に援助を実践」し、「より適切で高度な
サービスを生み出す」ことに寄与するしくみです。
本社 : 〒150-0046 東京都渋谷区松涛1-25-16 松涛Kイースト
代表者 : 荒牧 菜実
設立 : 1998年6月24日
資本金 : 10百万円
詳細は、http://www.tambourine.co.jp/top/ をご覧ください。
【関西学院大学社会学部 芝野松次郎教授について】
子ども家庭福祉及び高齢者福祉におけるケースワーク実践を、個人と環境との
交互作用に焦点を当てながら研究しています。環境を操作することによって児
童や高齢者を家庭で処遇する行動変容ケースワーク、児童や高齢者とその家族
が持つニーズを調査し、地域の適切な資源を活用できるよう援助するケースマ
ネジメント、ケースワーカーの「意思決定」プロセスの研究に基づくエキスパ
ートシステム構築などが研究対象です。
芝野松次郎教授略歴
1978年 ミシガン大学社会福祉大学院修士課程卒業,MSW
1983年 シカゴ大学社会福祉大学院博士課程卒業,Ph.D
現 在 関西学院大学 社会学部社会福祉学科 教授
著書
『子ども虐待 ケース・マネジメント・マニュアル』有斐閣,2001年
『社会福祉実践理論モデル開発の理論と実際:プロセティック・アプローチに
基づく実践モデルのデザイン・アンド・ディベロップメント』有斐閣,
2002年など
研究報告
『平成15年度厚生科学研究報告書』
児童福祉専門職の児童虐待対応に関する専門性向上のためのマルチメディア
教育訓練教材及び電子書式の開発的研究 2003年 など
詳細は、http://www.kwansei.info/html/80.html をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ】
スカイライト コンサルティング株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂6-3-18 赤坂パークプラザ
担当 佐藤幸作
Tel. 03-3560-1480(代表) Fax. 03-5575-3580
e-mail: social_policy@skylight.co.jp
URL : http://www.skylight.co.jp/topics/social_policy.html
以 上
プレスリリース
2006年3月15日
スカイライト コンサルティング株式会社
羽物俊樹
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スカイライト コンサルティング、児童虐待解決への取り組み開始
− 産学協働で、社会問題解決にコンサルティングのノウハウを活用 −
http://www.skylight.co.jp/topics/social_policy.html
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スカイライト コンサルティング株式会社(東京都港区、代表取締役:羽物俊樹)
は、近年急増している「児童虐待」に、行政機関と地域社会が効果的に対応・
解決するための支援活動を開始いたします。専門家のアドバイスを受け、主とし
て市町村や都道府県の児童福祉担当部門、児童相談所向けにコンサルティングを
展開していきます。
1. 児童福祉行政(児童虐待対策)に求められる情報の共有と連携
児童虐待は年々増加の一途をたどっており、全国の児童相談所での相談処理件数
は1990年度に比べ30倍以上(2004年度実績)に増えています。早期に抜本的な対策
を講じる必要がありますが、各自治体では予算・人員とも不足気味であり、虐待
の防止対策や、適切なケース対応をすることは年々難しくなっており、深刻な状
況に陥っています。
たとえば児童相談所では、相談を受けてから児童や家族に関する情報を調査し、
様々な判断をして対応しています。児童や家族の情報は、この業務において非常
に大切なものです。早期に適切な情報を共有して対応することで、深刻な児童虐
待ケースを最悪の事態に至る前に救うことができます。
ところが多くの児童相談所では、この情報が、基本的に紙ファイルで管理されて
います。紙ファイルはケースごとにまとめられていますが、その情報量は膨大で、
どこに何が書いてあるかを探し出すのに苦労するばかりか、紛失・滅失の危険す
らあります。担当職員は少ない人数で多くのケースを抱えているため、増え続け
る情報を適切に管理・対応ことがますます難しくなっています。
平成17年度から、児童虐待の相談窓口は家庭により近い行政機関である市町村が
担当することになりましたが、実務上は児童相談所の対応ノウハウが求められる
ため、両者協力してケースにあたる必要があります。この点からも、児童虐待ケ
ースの適切な情報共有・管理・連携が欠かせません。
2. ITを活用して「後追い行政」から「予防的行政」への転換を
スカイライト コンサルティングはこのような現状をふまえ、「ケースマネジメ
ントシステム」を市町村と都道府県の双方に導入し、その普及活動をとおして市
町村・都道府県間の業務連携強化を支援していきます。ケースマネジメントシス
テムとは、ITを活用して児童相談ケースの情報を一元的に管理・共有・ナビゲー
トする仕組みです。
また、「児童虐待の早期発見・対応方法」をe-Learning等のコンテンツにまとめ、
行政関係者をはじめ地域住民に至るまで、児童虐待に関する意識・対応能力の現
状実態把握と、早期かつ適切な対応を促進する児童虐待啓蒙プログラムを展開し
ていきます。
将来的にはケースマネジメントシステムをインフラとし、児童虐待啓蒙プログラ
ムをコンテンツとして、県・市町村だけでなく、教育機関・医療機関・警察・地
域住民も巻き込んだ地域一体となる情報連携と、各機関が持つノウハウを個別ケ
ース解決のために効率的に活用する新しい福祉行政サービスの構築を視野に入れ
て、「虐待を未然に防ぐ地域社会」「地域一体となって子育てを支援する社会」
の実現を目指します。
これは、事件発生・通報受付後に対応している現在の「後追い行政」から「予防
的行政」への転換を促すものです。
3. 産学協働でノウハウを結集しプロジェクトを推進
これらのプロジェクトは、平成13〜15年度厚生労働省「子ども家庭総合研究事業」
の成果をもとに開発されたケースマネジメントシステム『児童虐待対応ナビシス
テム』(北海道ほか自治体での導入実績あり)の開発元である株式会社タンバリ
ンプロデューサーズ(本社:東京都渋谷区松涛1-25-16、代表取締役:荒牧菜実)
との協働、および子ども家庭福祉研究の第一人者である関西学院大学社会学部
芝野松次郎教授から適宜アドバイスを得て推進します。
タンバリンプロデューサーズは、これまでの児童虐待ケースマネジメントシステ
ム構築・導入実績から得られた専門的な実務ノウハウと、e-Learningをはじめと
したさまざまなコンテンツ制作ノウハウをもっています。
スカイライト コンサルティングは、プロジェクト推進力やデータ解析力を強み
としたコンサルティングを展開しているだけでなく、社会貢献的活動を使命とす
る部門「社会政策研究室」にて、次世代の日本社会を真に豊かで温かいものにす
るため、社会を対象としたさまざまな政策や活動を研究・企画・実践しています。
両社が協働し、関西学院大学社会学部 芝野松次郎教授から、その研究成果によ
る学術的見地でのアドバイスを適宜得ることにより、児童虐待問題を解決するた
めの具体的な一歩を踏み出すための体制を作りました。
この体制で、児童虐待対応に悩む市町村・都道府県・地域社会に対して事態を
改善・解決していくための活動を進めていきます。
【スカイライト コンサルティング株式会社について】
スカイライト コンサルティングは経営情報の活用、業務改革の推進、IT活用、
新規事業の立上げなどを支援するコンサルティング企業です。経営情報の可視
化とプロジェクト推進力を強みとしており、顧客との信頼関係のもと、機動的
かつ細やかな支援を提供することで知られます。顧客企業は一部上場企業から
ベンチャー企業まで多岐に渡り、製造、流通・小売、情報通信、金融・保険、
官公庁などの幅広い分野で多数のプロジェクトを成功に導いています。
本社 : 〒107-0052 東京都港区赤坂6-3-18 赤坂パークプラザ
代表者 : 羽物 俊樹 (はぶつ としき)
設立 : 2000年3月10日
資本金 : 182百万円
詳細は、http://www.skylight.co.jp/ をご覧ください。
【株式会社タンバリンプロデューサーズについて】
タンバリンプロデューサーズは、教育福祉分野及びエンターテインメント分野
でソフトやシステムを開発・プロデュースする企業です。
福祉サービス、特に児童虐待対応に関しては、産官学共同で援助ナビゲーショ
ンとして活用できるデータベースシステムを研究開発、構築しています。ITの
導入で、事務的作業を軽減する事はもちろん、曖昧になりがちな判断基準や記
録を一元マネジメント。「確実に迅速に援助を実践」し、「より適切で高度な
サービスを生み出す」ことに寄与するしくみです。
本社 : 〒150-0046 東京都渋谷区松涛1-25-16 松涛Kイースト
代表者 : 荒牧 菜実
設立 : 1998年6月24日
資本金 : 10百万円
詳細は、http://www.tambourine.co.jp/top/ をご覧ください。
【関西学院大学社会学部 芝野松次郎教授について】
子ども家庭福祉及び高齢者福祉におけるケースワーク実践を、個人と環境との
交互作用に焦点を当てながら研究しています。環境を操作することによって児
童や高齢者を家庭で処遇する行動変容ケースワーク、児童や高齢者とその家族
が持つニーズを調査し、地域の適切な資源を活用できるよう援助するケースマ
ネジメント、ケースワーカーの「意思決定」プロセスの研究に基づくエキスパ
ートシステム構築などが研究対象です。
芝野松次郎教授略歴
1978年 ミシガン大学社会福祉大学院修士課程卒業,MSW
1983年 シカゴ大学社会福祉大学院博士課程卒業,Ph.D
現 在 関西学院大学 社会学部社会福祉学科 教授
著書
『子ども虐待 ケース・マネジメント・マニュアル』有斐閣,2001年
『社会福祉実践理論モデル開発の理論と実際:プロセティック・アプローチに
基づく実践モデルのデザイン・アンド・ディベロップメント』有斐閣,
2002年など
研究報告
『平成15年度厚生科学研究報告書』
児童福祉専門職の児童虐待対応に関する専門性向上のためのマルチメディア
教育訓練教材及び電子書式の開発的研究 2003年 など
詳細は、http://www.kwansei.info/html/80.html をご覧ください。
【本件に関するお問い合わせ】
スカイライト コンサルティング株式会社
〒107-0052 東京都港区赤坂6-3-18 赤坂パークプラザ
担当 佐藤幸作
Tel. 03-3560-1480(代表) Fax. 03-5575-3580
e-mail: social_policy@skylight.co.jp
URL : http://www.skylight.co.jp/topics/social_policy.html
以 上
企業情報
企業名 | スカイライトコンサルティング株式会社 |
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代表者名 | 羽物俊樹 |
業種 | 未選択 |