アスタキサンチンの加齢臭抑制効果を確認

富士化学工業株式会社は、アスタキサンチンの加齢臭抑制効果を確認し、2010年5月特許出願をいたしました。

このたび、富士化学工業株式会社(本社:富山県中新川郡、代表:西田光徳、資本金:226,200,000円)は、アスタキサンチンが加齢臭の原因であるノネナールを特異的に発生させない作用を有することが確認されたため、特許出願をいたしました。

中高年の男性から発生するといわれている加齢臭。加齢臭の抑制や予防に効果がある、食品や化粧品、繊維やスプレーなど様々な商品が、いまや社会現象ともなっております。加齢臭抑制効果としては抗酸化成分が広く知られており、近年アスタキサンチンも、その高い抗酸化作用から、加齢臭抑制効果が期待されていました。
    
<なぜ加齢臭が発生するのか?>
加齢臭は中高年男性に特異的に発生する臭いであると言われています。加齢臭の原因として知られているノネナールは、パルミトレイン酸の酸化により発生する物質です。近年の研究により、
1.パルミトレイン酸は、加齢により皮脂中に増加する。特に中高年男性の皮脂に比率が高い。
2.加齢により皮脂の酸化を抑える力が弱まる。
ことが知られています。

<実験内容と結果>
 人工皮脂を酸化させることによって加齢臭を発生させ、香気成分を分析しました。無添加群や、ビタミンE群ではノネナールが検出されたことに対し、アスタキサンチンではノネナールは検出されず、官能検査でも同等の結果を得ました。また、同時にこれらの抗酸化力(過酸化脂質抑制力)を調べたところ、ビタミンEとアスタキサンチンに過酸化脂質抑制作用が確認されましたが、香気成分の分析や官能試験では結果が一致しませんでした。

アスタキサンチンは、その高い抗酸化力から、これまでにも眼精疲労や筋肉疲労を含むあらゆる疲労の低減、メタボリックシンドロームや高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防・改善など様々な働きが確認されておりますが、当社は今後も医薬品開発の経験を活かし、基礎研究から臨床試験まで取り組んでまいります。


富士化学工業株式会社 広報室 担当:山口、木村
東京都港区芝公園2−6−3 芝公園フロントタワー12F(東京支店)
Tel 03-3437-2335 Fax 03-3437-2347

◆アスタキサンチンの文献一覧はこちら↓
http://www.fujichemical.co.jp/life_science/information/library/index.html

【本件に関するお問い合わせ先】
富士化学工業株式会社 広報室 担当:山口、木村
東京都港区芝公園2−6−3 芝公園フロントタワー12F(東京支店)
Tel 03-3437-2335 Fax 03-3437-2347



《関連URL》
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企業名 富士化学工業株式会社
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