過熱するプライベートブランドVSナショナルブランドの軍配はどちらへ?〜男女20〜69歳に聞いた “プライベートブランド”に関する調査結果〜

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:五十嵐 幹)は、全国の男女20〜69才を対象に、 「プライベートブランドに関する調査」を実施いたしました。

<調査背景・目的>

近年、消費不況や商品のコモディティ化などを背景に、消費者の間に定着しているプライベートブランド(以下、PB)ですが、一方で、流通企業のPB商品品目の絞り込みや品目によってはナショナルブランド(以下、NB)との価格優位性も失われつつあります。
そのような状況下で、消費者はどのような品目でPBとNBの使い分けをしているのでしょうか?
本調査では、PBの購入実態やその満足度を把握することを目的とした調査を実施いたしました。


<調査結果の概要>

●普段の購入状況はまだまだNB。“牛乳”に関してはPB優位!?
・普段の購入状況は、全体では概ねNB寄りではある。
・“牛乳”に関しては「PB寄り」が29.0%、「ややPB寄り」も含めると65.6%と半数以上を占めている。
・普段の購入状況で性別による差が見られたのは“お茶系飲料”、“果汁系飲料”、“乳製品”である。

●PB全体の“信頼”に対する満足度は男女で大きな差(17.3%)が!?
・PB全体の満足度は、“全体”では80.9%と5人に4人程度が満足している結果となっている。
・男女間では、“価格”に対して大きな差が見られない中、“全体”、“信頼”、“味”、“品質”においては
 女性の方が男性よりも満足度は高くなっている。
・特に“信頼”において男女間の差は大きく、PBは女性に比べ男性からの“信頼”を得られていないことがうかがえる。

●PB商品に求められているのは“品質”と“味”。“価格=安い”はもはや前提条件!?
・PB商品の全体満足度に最も大きな影響を与える項目は、“品質”である。
・また、各項目とも概ね高い相関を示してはいるものの、全体の満足度に最も影響の低い項目は“価格”である。
 これは、「PB商品=価格が安い」という意識が消費者に定着していることから、相関係数が低く出ているものと考えられる。


<調査概要>
調査手法  : インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査対象  : 全国の20〜69歳男女
調査期間   : 2010年6月14日(月)〜6月16日(水)
有効回答数  : 2000サンプル(年代ごとに均等割付)


【会社概要】
会社名 :株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 :東京都中央区銀座8-15-2 銀座COMビル6F
設立  :2003年4月1日
公開市場:東証マザーズ(証券コード:3629)
代表者 :代表取締役社長 五十嵐 幹
事業内容:マーケティング・リサーチ事業

■本件に関するお問合せ先■
株式会社クロス・マーケティング  担当 大島 理香(おおしまりか)
TEL : 03-3549-0230 FAX : 03-3549-0221 E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

■引用・転載時のクレジット表記のお願い■
本リリースの引用・転載時には、必ず当社のクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。

企業情報

企業名 株式会社クロス・マーケティング
代表者名 五十嵐 幹
業種 ネットサービス

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