Tecella社 USB電源供給のパッチクランプアンプ「ピコ」を発表

世界最小の電圧クランプ、電流クランプ、デジタイザー、ヘッドステージの一体型。多チャンネル低ノイズアンプが定評のTecella社から手のひらサイズの1チャンネルアンプが初登場。

テセラ社(Tecella、本社:米国カリフォルニア州、社長:田中洋吉)
は世界最小の高性能パッチクランプアンプ「ピコ」を開発し販売を
開始する。デジタイザーとヘッドステージの内蔵、小型化(14.2cm
x 6.3cm x 1.8cm)、USBからの電源供給など使い易さを追及した。
従来のラックマウント型パッチクランプアンプと同等の機能が
手のひらに収まる事になる。

電圧クランプと電流クランプの両機能と内蔵ヘッドステージ内に
10メガから10ギガまで5つのフィードバックゲイン抵抗を搭載。
これらをテセラ特有のClean Head Switching技術でソフト切り
替えする事により、従来のヘッドステージ交換の必要がなくなり
手間とコストが省ける。Pico1台でホールセル、シングルチャネル、
脂質二重膜、Nanopore等、多様な応用が可能。

シリーズ抵抗補正回路、4つの容量補正回路、オフセット補正回路、
可変ベッセルフィルターを標準装備。特許取得済のAuto Comp自動
補正機能は約3秒で容量を補正できる。オプション機能のアクティブ
リーク補正回路はヘッドステージ以前にリークの実電流を差し引く
ので、従来のリーク補正より高いS/N比が得られる。

電源、制御、データ通信全てをUSBケーブル一つでまかなう事ができ、
小型化によりパイペットホルダーをじかに取り付けて使用できる。
消費電力は僅か0.8ワットと環境・エコにも優しい。

TecellaLab(テセララボ)、WinWCP、LabView VI等のソフトの他に
ATFやタブ形式へのエクスポート、更にSDK/APIを使用しカスタム
ソフト開発やシステムインテグレーションも可能。

システムOEMにはアンプ基板だけの供給も可能。電源が必要ないので
容易に自動パッチクランプ装置などにも取り込める。

Picoは11月14日から17日まで米国サンディエゴ市で開催され
Society for Neuroscience Conference (ニューロサイエンス
コンファレンス、ブース2931で出展される。

テセラ社は本社を米国カリフォルニア州コスタメサ市、テセラ
ジャパン支社を芦屋市に構え、製薬会社の新薬発見に貢献すべく
パッチクランプアンプの開発に専念してます。Tecellaの多チャネル
アンプはHTS、脂質二重膜、DNA Sequencingなどの分野で世界
トップクラスの研究所や製薬会社で使用されています。

Tecella米国本社
3001 Red Hill Ave, Suite 1-204
Costa Mesa, California 92626, USA
TEL: +1-714-641-1709
FAX:  +1-714-641-1569  (日本語可)
メール: info@tecella.com (日本語可)

テセラジャパン(田中利男日本支店長)
兵庫県芦屋市
TEL/FAX: 0797-63-6055

企業情報

企業名 Tecella
代表者名 田中洋吉
業種 未選択

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