ウォルフソン、高性能ステレオ・ライン・ドライバを発表

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社（神奈川県横浜市、代表取締役：森 義之。以下「ウォルフソン」）は本日、革新的な高機能 2Vrms ステレオ・ライン・ドライバ「WM3100」を発表し、オーディオ・アンプ製品群をさらに拡充しました。

WM3100は、ミュートおよび出力モードを制御する専用ピンを備えた小型の 14 ピンSOICパッケージで、S/N比 108dB、歪み率 -95dBの卓越したオーディオ性能を提供します。WM3100は、デジタルテレビ、DVDレコーダー、BDプレーヤー、ゲーム機、セットトップボックスなどのようにライン・レベル出力、コスト重視のPCB設計、最小限の外部部品点数が求められるアプリケーション向けに設計されています。

WM3100は 3.3V 単一電源で稼働し、グランド・リファレンスのステレオ2Vrms出力、ステレオ差動入力を搭載し、また、反転および非反転の設定の両方でステレオ・シングルエンド入力もサポートしています。ステレオ高性能出力アンプは広範囲のオーディオ負荷を駆動し、内蔵チャージポンプはグランド・リファレンス出力を得るための負電源を生成します。

ウォルフソン、オーディオ・アンプおよびコンバータ担当製品ライン・マネージャ、デイビッド・ブラウン談：
「ウォルフソンのWM3100は、コスト効率の高い小型パッケージで、高性能オーディオ品質を必要とする様々なアプリケーションにとって理想的なソリューションで、最小限の外部部品点数で優れた機能を発揮します。」

出荷時期および価格
WM3100は現在、14ピンSOICパッケージでサンプル出荷されています。

ウォルフソンは、デバイス評価と製品開発の迅速化をサポートするため、WM3100の顧客用評価ボードを提供いたします。

Wolfson Microelectronics について
Wolfson Microelectronics plc(ロンドン証券取引所 略号：WLF.L)は、デジタル民生用電子機器向けに
最先端ミックスド・シグナル半導体を開発しているリーディング・サプライヤーです。Wolfsonのテクノロジは、高性能ハイファイ機器、携帯電話、MP3プレーヤー、液晶テレビ、デジタル・スチル・カメラ、ポータブル・ナビゲーション・デバイスなど業界をリードするデジタル民生機器内の中心に採用されています。

ウォルフソンはAudioPlusポートフォリオを構成する超低消費電力と高性能オーディオ・デバイス、シリコン・マイク、パワーマネジメントIC、ノイズ・キャンセレーション・ソリューションなどの革新的な製品を設計し、供給することに力を注いでいます。最終製品メーカーはウォルフソンの豊富な製品群により、自社のデジタル民生機器のさらなる差別化を実現し、これまでにない全く新しいユーザ体験の提供を可能にします。

ウォルフソンは定評のある数々のオーディオ・コンポーネントを結集させ、ミックスド・シグナル・ハブ・ソリューションのアーキテクチャを定義する製品群を開発しました。こうした豊富な機能を有するハブにより、製品メーカーは業界をリードするオーディオ性能、バッテリ寿命の飛躍的な向上を実現し、より長い音楽再生時間およびさらに低いトータルコストでエンドユーザーにより多くの特性の提供を可能にします。また、設計者はマルチタスク化する多様な用途に的確に対応できるようになります。Wolfsonの本社は英国エジンバラにあり、欧州、米国、アジアに販売、アプリケーション・チーム、デザインセンター、エンジニアリング専門チームを展開しています。当社に関する詳細は、www.wolfsonmicro.jp　をご参照下さい。


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