「2010年のお買い得」〜買って得をした商品調査、女性たちの本音〜

商社・流通業

メディアネットは、「2010年のお買い得」について調査を実施した。昨年した買い物の中で「これはお買い得！」と感じた商品は何か？女性たちが2010年のお買い得を振り返る。 http://www.media-net.jp/happina/open_new.html

今回のテーマは「2010年のお買い得」です。先月は失敗した買物についての調査でしたが、今回は一年間に購入した商品や利用したサービスの中で「成功した、得をした」と感じたものについて具体的に聞いてみました。毎年実施している年末恒例の調査ですが、2010年は一体どのような声が寄せられるのでしょうか。

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■調査結果〜エコポイント利用の液晶テレビと共同購入のクーポン券にお得感
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　お買い得と感じた商品の価格は？（回答665人）

　　A）〜千円 15.2％
　　B）〜１万円 24.4％
　　C）〜５万円 12.9％
　　D）〜１０万円 8.0％
　　E）１０万円〜　　 6.6％
　　F）お買い得はない 32.9％

お買い得と感じた商品の価格は「〜1万円」が24.4％と最も多く、次いで「〜千円」が 15.2％、以下「〜5万円」- 12.9％、「〜10万円」- 8.0％、「10万円〜」- 6.6％と続き、「お買い得はない」と答えた人は32.9％という結果となった。2010年にお得な買い物ができた人は全体の約7割で、2009年よりも1割程度減少している。特に1万円以内の低額商品でお得感を経験した人が少なかったようだ。

お買い得と感じた商品で今回特に多かったものを価格別にみると、「〜千円」ではグルーポンやポンパレといったクーポン・割引チケット共同購入サイトで入手したクーポン券、ユニクロの衣類、「〜1万円」はティファールの電気ケトル、「〜5万円」はアップルのiPod、パナソニックのホームベーカリー、「〜10万円」はシャープの液晶テレビ・アクオス、「10万円〜」ではシャープのアクオス、日立・パナソニックの冷蔵庫、ホンダの自動車などが複数回答としてあげられた。中でも目立ったのは地デジ対応とエコポイントの利用で買い替えが進んだ液晶テレビと、2010年に話題になったクーポン・割引チケット共同購入サイトを利用したお得なクーポン券だった。

一方、お得な買い物ができなかった人の理由は、例年通り「そもそも大した買い物をしなかった」「必要最低限のものしか買わず、振り返っても印象にない」などが多かったが、昨年寄せられた「安いものしか買わないので商品に対する期待もない」「購買意欲すらない」といった不況に辟易としたコメントは少なく、代わって「安いのが当たり前になってお買い得感を感じなくなった」など、物価に対する感覚の変化がうかがえるコメントが目立っていた。

--- 〜１万円【38歳・パート・アルバイト・フリーター】---

商品：ユニクロのウルトラライトダウンコート

薄手だし、「安っぽいかな？」と思いつつ購入。薄手だけど、ダウン90%だしあたたかく、とにかく軽い。軽いというのは今の時期「脱ぎ着しやすい」ということで、脱いでもかさばらない。エコバッグにクルクル、ポン、と仕舞えるこのお手軽さ。他のコートも着たいけれど、「重たい・・・」とこのウルトラライトダウンコートばかり着ています。既に元はとってるかも？私には大当たりでした。

--- 〜５万円【41歳・自営業】---

商品：パナソニックのホームベーカリー

コスト面では、スーパーで手軽に買える市販のパンよりも高いと思いますが、それにあまりある楽しみを得ました。小麦粉からドライフルーツやナッツまで、いろいろ材料を選ぶ楽しみ、朝目覚めたときの焼きたてパンの香り、いろいろなアレンジを楽しめる楽しみ、これはいい買い物をしたと思いました。もちろん、おいしいし。朝食用に、夜、材料を計量してセットするのですが、これが予想外に心のクールダウンになっているようです。ほんの5分ほどですが、かなり無心になれます。

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■調査概要
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調査方法／レディネット・ハピーナ全会員へのWeb調査（有志のみ回答）
調査実施日／2010年12月21日〜24日
有効回収サンプル／665人

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■メディアネット
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1997年日本初の女性専門のWEBリサーチ会社として設立。主婦層を中心としたインターネット女性ユーザを「レディネット・モニター」として会員化、アンケート調査、商品試用モニター調査、web掲示板による定性調査などを多く手がける。2009年WEBリサーチとサイト運営の経験を活かし「レディネット・ハピーナ」に全面リニューアル

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