マクラーレンの30年間に渡るカーボン・イノベーションがジョン・ワトソンとMP4-12Cを出合わせる

イギリスGPウィナーであるジョン・ワトソンがシルバーストーン・サーキットでMP4−12Cと優勝車のMP4/1をテスト・ドライブ

*本内容は、2011年3月4 日(英国時間)に英国マクラーレン・オートモーティブが発表した報道資料の抄訳版です。

[2011年3月4日イギリス ウォーキング発]
マクラーレンは3月4日、イギリス シルバーストーン・サーキットにてジョン・ワトソンによるMP4-12CとMP4/1のテスト・ドライブを実施します。ワトソンは1979年-83年及び1985年第14戦ヨーロッパGPにマクラーレンからFIA F1世界選手権に参戦、1981年にはMP4/1を駆りシルバーストーン・サーキットで開催されたイギリスGPに優勝しています。また、マクラーレンは1981年にMP4/1でカーボン・モノコックをFIA F1世界選手権に投入し、自動車用カーボン・イノベーターとしての地位を確立しました。

今回、ワトソン自身が勝利を収めたシルバーストーン・サーキットでMP4-12CとイギリスGP優勝車であるMP4/1をテスト・ドライブすることにより、マクラーレンは30年間に渡り続けられたテクノロジーの一貫性を体現します。

マクラーレンは、1981年にカーボン・モノコックを採用したMP4/1をFIA F1世界選手権に投入しました。カーボン・モノコックは強さと軽さの強力な組みあわせを実現し、イギリスGPにおけるワトソンの勝利という結果をもたらしただけではなく、その後のイタリアGPでの、クラッシュからワトソンを守ったことによりその効果を証明しました。

MP4-12Cは、革新的な中空カーボン・シャシー構造であるモノセルを搭載したマクラーレンとして最初のロード・ゴーイングカーです。モノセルは軽量かつ中空でありながら非常に強度が高く、理想的な構造を実現しています。また、MP4-12Cによって、マクラーレンはカーボン素材を使用したロード・ゴーイングカーの低価格化を推進しただけではなく、生産工程を産業化することにより、将来的に普及価格帯の車両にもカーボン・シャシーを採用する道筋をつけました。

マクラーレンは一貫して複合材料テクノロジーの技術革新に努めてきました。今後も自動車用カーボン・イノベーターとして邁進してまいります。


マクラーレン・オートモーティブ社マネージングディレクター、アンソニー・シェリフのコメント
「マクラーレンは、情熱により革新していく会社です。この情熱は、モーターレースで勝つため、革新的な車を生み出すために改良してきた素材と技術の発展とともに強くなっていきました。初のカーボン・シャシーを披露した日から30年たった今、この技術は主要製品へ活用されています。」

マクラーレン・オートモーティブ社プログラムディレクター、マーク・ヴイネルスのコメント
「カーボン技術に携わって30年、マクラーレンのカーボンの存在の価値はよく知られています。MP-12Cや今後発表するモデルをもって、さらなる品質の改善しながら大量生産と産業化を促進させます。」

ジョン・ワトソンのコメント
「シルバーストーン・サーキットで“自分の“レーシングカーと再会しMP4-12Cをテスト・ドライブします。優勝したシルバーストーン・サーキットのピットレーンからMP4/1を発進させた日から30年近くになりますが、私にとって誇らしく、感動的な瞬間になるでしょう。」


ジョン・ワトソンについて
生年月日:1946年5月4日
国籍:イギリス
マクラーレンでの戦績
1979年 FIA F1世界選手権 ドライバーズ・ランキング 9位
1980年 FIA F1世界選手権 ドライバーズ・ランキング 11位
1981年 FIA F1世界選手権 ドライバーズ・ランキング 6位
       第9戦イギリスGP優勝
1982年 FIA F1世界選手権 ドライバーズ・ランキング 3位
       第5戦ベルギーGP、第7戦デトロイトGP優勝
1983年 FIA F1世界選手権 ドライバーズ・ランキング 6位
       第2戦アメリカ西GP優勝
1985年 FIA F1世界選手権 第14戦ヨーロッパGP 7位

ジョン・ワトソンはFIA F1世界選手権で通算5勝しており、そのうち4回をマクラーレンで果たしています。マクラーレンには1979年-1983年シーズンまで在籍していました。また1985年にはニキ・ラウダの代役としてマクラーレンより第14戦ヨーロッパGPに参戦しています。


マクラーレン・オートモーティブについて
マクラーレン・オートモーティブは、ロン・デニスが会長を務める独立企業で、1990年に設立されました。イギリス サリー州に本拠地を置くマクラーレン・グループのマクラーレン・テクノロジー・センターを拠点としています。マクラーレン・オートモーティブは、プレミアム・スポーツカー製造に関して豊かな伝統があり、1992年に発表されたマクラーレンの最初のロード・ゴーングカーであるマクラーレン F1は、ロード・ゴーイングカーとして速度世界記録を達成し、最高のエキゾチック・スーパーカーのひとつとされています。また、2003年に発表したメルセデス・ベンツ SLRマクラーレンは、同じ価格帯の中ではこれまででもっとも成功したスーパーカーで、同種のカーボン・ベースの競合車の2倍も販売されました。マクラーレン・オートモーティブは、プレミアムカー販売で高く評価されている世界的ネットワークを通じて新会社を立ち上げます。新会社では、進化した新生産工場であるマクラーレン・プロダクション・センターで製造するマクラーレンのハイパフォーマンス・スポーツカー全種を販売します。


本件に関するお問い合わせ先

マクラーレン・オートモーティブ ジャパン広報事務局
(株)ジェイスピン内
担当:神崎、成田
TEL: 03-5269-1038
FAX: 03-5269-1039
Email: mclaren-pr@jspin.co.jp

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企業名 マクラーレン・オートモーティブ
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