日本初の本格的なＡＡＣ（拡大・代替コミュニケーション）ソフトウェアである『ピックトーク』を発表

■製品概要

利用対象者：言語障害児・者、言語聴覚士、養護学校教諭、ことばの教室教諭、日本語教師、日/英/中の各言語学習初心者、それら言語圏渡航者、その他に声・言葉以外のコミュニケーションを必要とする人、など。

　言葉によらないコミュニケーション手段として手話やジェスチャー、描画とともにあるのが最も簡単な「指差し」です。ピックトーク（PicTalk）は視覚シンボルを利用した指差しでのコミュニケーション支援ソフトウェアです。予め登録された約１５００個のピクトグラム（内JIS絵記号参考例約３００個）を３言語４種の音声出力機器VOCA（Voice-Output Communication Aid)として使うことができます。ピックトークは、意思伝達を容易にするために機能と操作性の向上も追求しました。知的障害や自閉症、また失語症などの言語障害者・児等でシンボルコミュニケーションが可能な場合に「コミュニケーション保障」を目的とした援助ツールとしてご利用
下さい。また、日本語／中国語／英語の学習初心者の異言語学習やそれら言語圏への渡航時のコミュニケーションツール等としても利用可能です。

■特徴

ピックトークは 「はい - いいえ」のみのコミュニケーションから 日常生活上のやりとりまで幅広いコミュニケーション援助が可能です。

〇JISコミュニケーション支援用絵記号（参考例）を含む約１５００個を収録。
〇語彙は延べ１７０００語以上のデータベースより日本の文化に合わせて厳選。
〇ひとつのソフトで５人までのユーザー利用が可能。
〇３言語４種（漢字〔男〕仮名〔女〕/英語/中国語）の音声に対応。
〇マイカテゴリを含む７つの大カテゴリと３〜６つの中カテゴリに分類。
〇手持ち画像の登録、使用頻度順表示など豊富なカスタマイズ機能でマイツール化を支援。

＊ホームページ「ピクトグラム＆コミュニケーション」http://pic-com.jp/では、一般向けにシンボルデータの販売やピクトグラムの受注制作も行っています。

【オフィス･スローライフとは】

シンボルコミュニケーション（ＰＩＣ）のシンボルデザイン、関連ツールの企画・制作を主な仕事とする。代表は言語聴覚士として１０年間を病院、教育の現場で様々な言語障害児・者の訓練と研究に携わってきた。２００２年独立後はシンボルコミュニケーションツールの開発に取り組む。これまでＮＨＫの教育関連のシンボル制作やＪＩＳコミュニケーション支援用絵記号作成委員として、シンボル開発も行ってきた。

【本件の連絡先】
オフィス･スローライフ 担当者氏名　林　文博
Tel　0968-68-3711　 FAX 0968-68-3826
e-mail slowlife@alpha.ocn.ne.jp URL:http://pic-com.jp
〒864-0161 熊本県荒尾市菰屋１９０８−６２