世界最速SSD「RamSanシリーズ」の新世代製品、(1)I/O性能がHDD1300台分の「RamSan-710」、(2)カードタイプの「RamSan-70」を販売開始、システムクリエイトが7月1日より

データストレージ製品等を提供するシステムクリエイト株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：山田輝夫）は、エンタープライズクラスの高速ストレージとして普及が進むSSD（半導体ディスク装置）の新世代製品、(1)最大容量5TB、HDD1300台分のI/O性能の、SAN（Storage Area Network）接続用SSD「RamSan-710（ラムサン710）」、および、(2)容量900GB、PCIeカードタイプSSD「RamSan-70（ラムサン70）」の国内販売を7月1日、開始しました。

「RamSan-710」は、SLC型フラッシュメモリを使用し、1TB〜最大5TBのストレージ容量を僅か1Uのユニットサイズで提供するSAN接続用モデルです。ホストインターフェイスは、Fibre Channel 8Gbpsを4ポート、InfiniBand QDR(40Gbps)を4ポートサポートしています。最大でHDDの1300台分に相当する400,000ランダムIOPS(Input Output Per Second)の高性能性を提供します。価格は980万円（税別）からとなります。

「RamSan-70」は、SLC型フラッシュメモリ搭載のカードタイプSSDで、企業向けサーバやワークステーションのバス・スロット（差込口）PCIe2.0 x8以上に実装可能です。ストレージ容量は450GBモデルと900GBモデルの2タイプがあります。SANによる共有やクラスタリングを必要としない環境において、サーバメモリ並みの高速なI/O（Input/Output:データ入出力）処理を必要とするあらゆるアプリケーションの高速化と省スペース化を実現します。価格はオープンプライスを採用します。

「RamSan-710」および「RamSan-70」はいずれも、SSD開発で30年に及ぶ実績を持つ米国テキサス州のTexas Memory Systems社（テキサスメモリーシステムズ社、以下TMS）が開発・製造する世界最速SSD、RamSanシリーズの第7世代モデルとなります。この第7世代モデルより、TMSの特許技術であるVariable Stripe RAID (VSR)が採用され、フラッシュメモリの書き込み寿命を最大限に利用することができるようになりました。ERP(Enterprise Resource Planning)システム、データベース、グラフィック、レンダリング、シミュレーション、検索エンジン等のヘビーアプリケーションを、ディスク装置のデータファイルをRamSanシリーズに移し替えるだけで、システムスループットが飛躍的に向上します。

RamSanシリーズは、世界の主要証券取引所9拠点や世界の通信業界上位10社中6社に採用されており、世界的にはエンタープライズクラスSSDのデファクトスタンダードとなっています。

■システムクリエイト株式会社について

会社名：システムクリエイト株式会社
所在地：東京都千代田区神田鍛冶町3-4-2 神田東洋ビル
代表取締役：山田輝夫
設立：1989年12月27日
事業内容　・高速ディスクアレイ、高速半導体ディスク（SSD）の輸入
　　　　　　　・ストレージ基盤構築コンサルティング及び保守サービス
URL：　http://www.sc-i.co.jp/

RamSanシリーズについて：
http://www.sc-i.co.jp/ramsan/RamSan-710/index.html
http://www.sc-i.co.jp/ramsan/RamSan-70/index.html

■本件に関するお問い合わせ

システムクリエイト株式会社
営業部　山田誠
Tel: 03-5296-3775
Ｅ-mail: sales@sc-i.co.jp