2013年入社予定者対象 就活生モチベーション調査 “ヒト重視”、“イメージ判断”、“氷河期への不安”、“仕事観の多様化”が今年の特徴に
経営コンサルティングを手がける株式会社リンクアンドモチベーションの研究機関『モチベーション研究所』は、2013年入社予定者を対象にしたモチベーションに関するアンケート調査を行いました。
■調査概要
【調査名称】 2013年入社予定者対象“就職活動生モチベーション調査”
【設問概要】
1.モチベーション特性に関する質問
リンクアンドモチベーション独自の“モチベーションタイプ※”を把握する質問
※“モチベーションタイプ”とは個人が働く組織に求めるものや仕事における価値観を分類したもの
2.就労観に関する質問
志望先、就職活動、入社後のキャリアに関する質問
【回答形式】 WEBアンケート形式
【対象人数】 日本の就職活動生1,008名
※属性→文系:理系=72.9% : 27.1%、男性:女性=58.3% : 41.7%、学部生:院生=94.3% : 5.7%
【調査期間】 2011年8月13日から9月12日
■調査結果
◆全体総括
1.モチベーションタイプについては“事業内容”よりも“人的魅力”を重視
所属する組織を選ぶ際には“人的魅力”を最も重視することが分かりました。リアルなイメージが湧いていないこともあり、“事業内容”を重視する傾向はあまり見られませんでした。
2.志望先については“イメージ判断”で、分かりやすい業界・仕事を
志望企業について過半数が“未定”であり、企業規模について“大企業”志望と“こだわらない”で票が割れたことから、具体的な志望先のイメージはまだ固まっていないことがうかがえました。
一方、業界について文系は“金融”“商社”、理系は“メーカー”を志望しており、仕事について文系は“企画系”、理系は“開発系”を志望していることから、現段階ではイメージの世界で分かりやすい業界や仕事を志望していることがうかがえました。
3.就職活動については“氷河期への不安”から年内開始が4分の3に
“自己成長、人生選択の良い機会”として就職活動をポジティブに捉える人も一定数いたものの、多くは“就職氷河期で不安、厳しい”といったイメージを持っています。また、“年内に就職活動を開始”する人が文理ともに約4分の3を占めていることからも、その不安感がうかがえます。選考受験予定企業は、文系が“30社以上”受験する人が約3割、理系は“10社未満”しか受験しない人が約4割と、文理で違いが見られました。企業への要望については“表裏のない情報開示”や、選考での“公平・公正な基準での評価”を求める声が多数となりました。
4.キャリアについては“金”や“名誉”よりも“成長”と、仕事観の多様化がうかがえた
最初に入社した企業で“10年以上勤めたい”と考えている人が過半数であり、長期雇用を望んでいることがうかがえました。一方、仕事の目的としては3割以上が“成長”を挙げており、“金”や“名誉”を上げる人は1割から2割程度でした。出世について“役職にはこだわらない”人が約半数を占めたことからも、長期雇用下で“カネ”と“ポスト”を求めるというパラダイムは崩れ、仕事観が多様化していることがうかがえます。なお、“海外で働きたい”と約6割が答えており、“海外で働きたくない”人の大半の理由は“英語への苦手意識”によるものでした。
◆タイプ別総括
3つのモチベーションタイプ“組織タイプ、行動タイプ、仕事タイプ”のうち、思考行動特性を捉えた“行動タイプ”で有意な特徴が見られたため、この行動タイプ別に就労観を把握することとしました。
■アタックタイプ<達成支配指向> “勝負や敵味方にこだわり、目立ちたいという欲求が強いタイプ”
海外指向、上昇指向が強く、野心的な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・金融、商社など世界を相手に勝負できる業界を指向
・営業系など、実力主義のイメージが強い仕事を指向
・会社規模にこだわりはない
■レシーブタイプ<維持運用指向> “支援や貢献にこだわり、喜ばれたいという欲求が強いタイプ”
保守的で漸進的な指向が強く、積上げ型の人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・金融からメーカーまで幅広い業界を指向
・運用系など、持続的に改善を積み重ねていく仕事を指向
・大企業で、できるだけ長く働きたいという考えが強い
■フィーリングタイプ<審美創造指向> “感覚や美醜にこだわり、楽しみたいという欲求が強いタイプ”
個性や楽しさを重視する楽天的な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・マスコミ、広告など、華やかなイメージが強い業界を指向
・開発系<基礎研究、技術開発など>の仕事を指向
・会社の規模にこだわりはない
■シンキングタイプ<論理探求指向> “因果や論理にこだわり、解明したいという欲求が強いタイプ”
地に足のついた現実的な指向が強く、堅実な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・コンサルなど自分の頭で勝負できる業界を指向
・開発系<基礎研究・技術開発など>の仕事を指向
・大企業で、できるだけ長く働きたいという考えが強い
【本件に関するお問い合わせ先】
■本調査報告に関するお問合せ先
株式会社リンクアンドモチベーション R&D本部 モチベーション研究所 所長 田中 康之
TEL:03-3538-8671FAX:03-3538-8672E-mail:motiken@lmi.ne.jp
■本リリースに関する報道関係者のお問合せ先
株式会社リンクアンドモチベーション コーポレートデザイン本部 広報・秘書ユニット 野々山 果純
TEL:03-3538-9517FAX:03-3538-8672E-mail:pr@lmi.ne.jp
《関連URL》
http://www.lmi.ne.jp/services/mer/MotivationEngineeringReport_vol5.pdf
【調査名称】 2013年入社予定者対象“就職活動生モチベーション調査”
【設問概要】
1.モチベーション特性に関する質問
リンクアンドモチベーション独自の“モチベーションタイプ※”を把握する質問
※“モチベーションタイプ”とは個人が働く組織に求めるものや仕事における価値観を分類したもの
2.就労観に関する質問
志望先、就職活動、入社後のキャリアに関する質問
【回答形式】 WEBアンケート形式
【対象人数】 日本の就職活動生1,008名
※属性→文系:理系=72.9% : 27.1%、男性:女性=58.3% : 41.7%、学部生:院生=94.3% : 5.7%
【調査期間】 2011年8月13日から9月12日
■調査結果
◆全体総括
1.モチベーションタイプについては“事業内容”よりも“人的魅力”を重視
所属する組織を選ぶ際には“人的魅力”を最も重視することが分かりました。リアルなイメージが湧いていないこともあり、“事業内容”を重視する傾向はあまり見られませんでした。
2.志望先については“イメージ判断”で、分かりやすい業界・仕事を
志望企業について過半数が“未定”であり、企業規模について“大企業”志望と“こだわらない”で票が割れたことから、具体的な志望先のイメージはまだ固まっていないことがうかがえました。
一方、業界について文系は“金融”“商社”、理系は“メーカー”を志望しており、仕事について文系は“企画系”、理系は“開発系”を志望していることから、現段階ではイメージの世界で分かりやすい業界や仕事を志望していることがうかがえました。
3.就職活動については“氷河期への不安”から年内開始が4分の3に
“自己成長、人生選択の良い機会”として就職活動をポジティブに捉える人も一定数いたものの、多くは“就職氷河期で不安、厳しい”といったイメージを持っています。また、“年内に就職活動を開始”する人が文理ともに約4分の3を占めていることからも、その不安感がうかがえます。選考受験予定企業は、文系が“30社以上”受験する人が約3割、理系は“10社未満”しか受験しない人が約4割と、文理で違いが見られました。企業への要望については“表裏のない情報開示”や、選考での“公平・公正な基準での評価”を求める声が多数となりました。
4.キャリアについては“金”や“名誉”よりも“成長”と、仕事観の多様化がうかがえた
最初に入社した企業で“10年以上勤めたい”と考えている人が過半数であり、長期雇用を望んでいることがうかがえました。一方、仕事の目的としては3割以上が“成長”を挙げており、“金”や“名誉”を上げる人は1割から2割程度でした。出世について“役職にはこだわらない”人が約半数を占めたことからも、長期雇用下で“カネ”と“ポスト”を求めるというパラダイムは崩れ、仕事観が多様化していることがうかがえます。なお、“海外で働きたい”と約6割が答えており、“海外で働きたくない”人の大半の理由は“英語への苦手意識”によるものでした。
◆タイプ別総括
3つのモチベーションタイプ“組織タイプ、行動タイプ、仕事タイプ”のうち、思考行動特性を捉えた“行動タイプ”で有意な特徴が見られたため、この行動タイプ別に就労観を把握することとしました。
■アタックタイプ<達成支配指向> “勝負や敵味方にこだわり、目立ちたいという欲求が強いタイプ”
海外指向、上昇指向が強く、野心的な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・金融、商社など世界を相手に勝負できる業界を指向
・営業系など、実力主義のイメージが強い仕事を指向
・会社規模にこだわりはない
■レシーブタイプ<維持運用指向> “支援や貢献にこだわり、喜ばれたいという欲求が強いタイプ”
保守的で漸進的な指向が強く、積上げ型の人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・金融からメーカーまで幅広い業界を指向
・運用系など、持続的に改善を積み重ねていく仕事を指向
・大企業で、できるだけ長く働きたいという考えが強い
■フィーリングタイプ<審美創造指向> “感覚や美醜にこだわり、楽しみたいという欲求が強いタイプ”
個性や楽しさを重視する楽天的な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・マスコミ、広告など、華やかなイメージが強い業界を指向
・開発系<基礎研究、技術開発など>の仕事を指向
・会社の規模にこだわりはない
■シンキングタイプ<論理探求指向> “因果や論理にこだわり、解明したいという欲求が強いタイプ”
地に足のついた現実的な指向が強く、堅実な人材イメージが浮かび上がりました。
<特徴>
・コンサルなど自分の頭で勝負できる業界を指向
・開発系<基礎研究・技術開発など>の仕事を指向
・大企業で、できるだけ長く働きたいという考えが強い
【本件に関するお問い合わせ先】
■本調査報告に関するお問合せ先
株式会社リンクアンドモチベーション R&D本部 モチベーション研究所 所長 田中 康之
TEL:03-3538-8671FAX:03-3538-8672E-mail:motiken@lmi.ne.jp
■本リリースに関する報道関係者のお問合せ先
株式会社リンクアンドモチベーション コーポレートデザイン本部 広報・秘書ユニット 野々山 果純
TEL:03-3538-9517FAX:03-3538-8672E-mail:pr@lmi.ne.jp
《関連URL》
http://www.lmi.ne.jp/services/mer/MotivationEngineeringReport_vol5.pdf
企業情報
企業名 | リンクアンドモチベーショングループ |
---|---|
代表者名 | 小笹 芳央 |
業種 | 未選択 |
コラム
リンクアンドモチベーショングループの
関連プレスリリース
-
最強のトレーニングメニュー完成! 書籍『1日3分で人生が変わる セルフ・モチベーション』発刊
2012年3月19日 16時
-
株式会社アヴァンセの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
2012年3月14日 18時
-
ベストモチベーションカンパニーアワード2012開催 社員モチベーションが高い企業10社を発表 1位は2年連続でスーパーホテルが受賞!
2012年2月23日 15時
-
【リリース記念 特別体験イベント開催】 「企業向け新サービス ハイパフォーマー向けインセンティブプログラム を開発」 個人と企業が共に発展し続けられる関係を築く
2012年2月8日 15時
リンクアンドモチベーショングループの
関連プレスリリースをもっと見る