孤立死の深刻化により、需要が高まる遺品整理業の専門家『遺品整理士養成講座』が、１１月１日よりスタートしました。

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今、遺品の整理を専門業とする、『遺品整理士』が必要とされています。遺品整理士認定協会では、遺品整理に関わる法規制について、正しい認識をもち、近年ますます高まる遺品整理業の需要に対応した、亡くなった故人の想いを引き継ぎ、ご遺族の手助けを行う役割を担う『遺品整理士』を養成していきます。

近年、急速な高齢化の最中、各地で「高齢者の孤立死」の問題が深刻化し、年間死亡者数は、“４万人”を越える状況ともなっています。深刻化の原因には、親子が離れて暮らし、干渉し合わない状況となる “核家族化”の進行や、それに伴い、高齢者の“単身世帯”や“夫婦世帯”の増加が、主に挙げられています。
さらに、この度の東日本大震災にて、“仮設住宅での孤立死”も叫ばれています。今回の震災は、以前に起こった阪神大震災の規模をはるかに越え、仮設住宅での生活が続く状況となっています。被災により、周囲との関係が失われ、孤立も深刻な状態となり、孤立死がますます悪化する事態に陥っております。

こうした背景もあり、高齢者が亡くなった際、ご遺族が“遺品整理”を行わないというご家庭も増え、専門業者への需要が日に日に増していますが、需要の増加に伴って、ご遺族の気持ちも考えず、悪質な対応を行っている業者の存在も見え隠れしています。故人やご遺族の気持ちを汲み取り、適正な対応が行われるよう、業界の整備を行っていくことが、今後必要となってくるのです。

遺品整理士認定協会では、こうした状況に対し、故人・ご遺族の想いを胸に業務を遂行でき、遺品整理業務に携わることできる専門家の養成に取り組むことを理念に設立し、この度、本年２０１１年１１月１日より、“遺品整理士”を創設し、日本初の資格認定を開始致しました。

本来、遺品整理業務には、遺品の処理や、リサイクル、故人のお部屋の清掃など、業務に付随して求められる業務も多く、「遺品整理」の業務を一歩出ると、多くの法規制も関わってきます。本資格の認定事業を通して、そうした法規制の知識や、専門業者として携わっていく上で、より重要となる“心（気持ち）”の部分、業務について、正しい知識を習得することにより、故人の残した想いをご遺族に伝え、より適正な業務が行われるよう、弊協会は取り組んで参ります。

■ 構成団体紹介
○ 一般社団法人遺品整理士認定協会
2011年9月に設立し、遺品整理士の養成を中心に、孤立死問題の悪化や、高まる遺品整理業への需要に対し、業務の知識や関わる法規制に関し、正しい理解をもって活動することができる専門家の養成を行っております。
〒066-0009 千歳市柏台南1-3-1千歳アルカディア・プラザ4Ｆ
URL ： http://www.is-mind.org/

■ お問合せ先
名称：一般社団法人遺品整理士認定協会
住所：〒066-0009 千歳市柏台南1-3-1千歳アルカディア・プラザ4F
TEL ： 0123-42-0528
FAX ： 0123-42-0557　
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