ラティス、実機レス検証ソフトをオムロンの新型コントローラSysmac NJシリーズと連携
2011年11月10 日、ラティス・テクノロジー株式会社は、3D 仮想メカトロニクス・シミュレータ Vmech を、オムロン株式会社の次世代マシンオートメーションコントローラ Sysmac NJ シリーズと連携したことを発表いたします。
2011年11月10 日 東京 (日本) - ラティス・テクノロジー株式会社 (代表取締役社長 鳥谷 浩志、以下ラティス)は、3D 仮想メカトロニクス・シミュレータ[Vmech]を、オムロン株式会社(以下オムロン)の次世代マシンオートメーションコントローラSysmac NJシリーズと連携したことを発表いたします。
[Vmech]は、試作機の完成前に制御プログラムから 3D デジタルモデルを動作させ、検証することを可能にした、3D 仮想メカトロニクス・シミュレータです。 超軽量 3D フォーマットXVLを利用しているので、巨大な3Dモデルを利用した、半導体製造装置や自動車生産設備、電子部品組み立て装置の開発期間を短縮します。また、試作機では再現性の低い異常状態や、限界条件のテストを容易にして、製品の品質向上に貢献します。
一方、Sysmacマシンオートメーションコントローラ NJシリーズは、最新の高速マイクロプロセッサ(MPU)を搭載し、機械制御に必要な機能を統合することで、ロバスト性と超高速・高性能を両立した次世代コントローラです。オートメーションソフトウェア Sysmac Studioと合わせて今年7月にリリースされています。
ラティスは、オムロンのパートナープログラム Sysmac Plug & Work プログラムを活用する事で、[Vmech]とSysmac NJシリーズとの連携を実現しました。Sysmac NJシリーズのユーザーは、試作機の完成を待つことなく、制御プログラムの検証が行えるようになり、大幅な開発期間の短縮を実現できます。Sysmac NJシリーズ専用の開発ソフトウェアSysmac Studioと接続することにより、ソフトウェアデバッグに有効なステップ実行などを利用した実機レス検証を実現、さらなる開発効率化に貢献します。
[Vmech]とSysmac NJシリーズが接続したデモは、11/16(水) - 18(金)に東京ビックサイトで催される[システム コントロールフェア 2011]のラティスのブースにおいて、初めてご紹介する予定です。
■オムロン株式会社 オートメーション統轄事業部 コントロール部 事業推進部 横見 光 様のコメント
オムロン株式会社は、マシンオートメーション進化の核となる次世代マシンオートメーションコントローラSysmac NJシリーズを販売しています。今回、ラティス社商品に弊社NJシリーズおよびSysmac Studioが連携されることにより、お客様の機械設計・開発の生産性向上にさらなる貢献が進むことをうれしく思います。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである[XVL]で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクス・シミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■用語説明
XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
Vmech、XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
Sysmac は、オムロン株式会社製FA機器製品の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社
技術コンサルティング本部 マーケティング担当 清川
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/news/press/2011_1110_press.html
[Vmech]は、試作機の完成前に制御プログラムから 3D デジタルモデルを動作させ、検証することを可能にした、3D 仮想メカトロニクス・シミュレータです。 超軽量 3D フォーマットXVLを利用しているので、巨大な3Dモデルを利用した、半導体製造装置や自動車生産設備、電子部品組み立て装置の開発期間を短縮します。また、試作機では再現性の低い異常状態や、限界条件のテストを容易にして、製品の品質向上に貢献します。
一方、Sysmacマシンオートメーションコントローラ NJシリーズは、最新の高速マイクロプロセッサ(MPU)を搭載し、機械制御に必要な機能を統合することで、ロバスト性と超高速・高性能を両立した次世代コントローラです。オートメーションソフトウェア Sysmac Studioと合わせて今年7月にリリースされています。
ラティスは、オムロンのパートナープログラム Sysmac Plug & Work プログラムを活用する事で、[Vmech]とSysmac NJシリーズとの連携を実現しました。Sysmac NJシリーズのユーザーは、試作機の完成を待つことなく、制御プログラムの検証が行えるようになり、大幅な開発期間の短縮を実現できます。Sysmac NJシリーズ専用の開発ソフトウェアSysmac Studioと接続することにより、ソフトウェアデバッグに有効なステップ実行などを利用した実機レス検証を実現、さらなる開発効率化に貢献します。
[Vmech]とSysmac NJシリーズが接続したデモは、11/16(水) - 18(金)に東京ビックサイトで催される[システム コントロールフェア 2011]のラティスのブースにおいて、初めてご紹介する予定です。
■オムロン株式会社 オートメーション統轄事業部 コントロール部 事業推進部 横見 光 様のコメント
オムロン株式会社は、マシンオートメーション進化の核となる次世代マシンオートメーションコントローラSysmac NJシリーズを販売しています。今回、ラティス社商品に弊社NJシリーズおよびSysmac Studioが連携されることにより、お客様の機械設計・開発の生産性向上にさらなる貢献が進むことをうれしく思います。
■Vmechとは?
メカ形状データを世界最高水準の超軽量3Dフォーマットである[XVL]で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクス・シミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
■用語説明
XVL
[XVL] (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )
現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。
■会社概要
ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術[XVL]をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。
ラティス・テクノロジー株式会社
本社:〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ:http://www.lattice.co.jp/
E-mail:casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長:鳥谷 浩志
資本金:7億円
設立:1997年10月
Vmech、XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
Sysmac は、オムロン株式会社製FA機器製品の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
ラティス・テクノロジー株式会社
技術コンサルティング本部 マーケティング担当 清川
E-mail:casual3d@lattice.co.jp / TEL : 03-5212-5121
《関連URL》
http://www.lattice.co.jp/ja/index.html
http://www.lattice.co.jp/ja/news/press/2011_1110_press.html
企業情報
企業名 | ラティス・テクノロジー株式会社 |
---|---|
代表者名 | 鳥谷 浩志 |
業種 | その他製造業 |
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