WBC予選・レーゲンスブルグラウンドの日程が正式決定

ドイツ野球・ソフトボール連盟は2013年に行われるワールドベースボールクラシック（以下WBC）の予選を開催することが正式に決まった。2012年9月20日から24日、ドイツ・レーゲンスブルグにてカナダ、チェコ、ドイツ、イギリスの4カ国によって行われる。優勝国はWBC本戦への出場権を得る。

予選はダブルエリミネーション方式で行われる。一回戦の組み合わせはイギリス対カナダ、ドイツ対チェコとなる。予選ラウンド参加国は開催地が決定された後、地域性やホスト国とのライバル関係等を考慮して決定された。（詳細のトーナメント表は以下の図を参照）

「WBCの予選がレーゲンスブルグで行われることになりとても楽しみにしている。ドイツを開催国に選んでくれたWBCI(WBC運営会社）に非常に感謝したい。」とドイツ野球・ソフトボール連盟の会長のマイケル・ハートマン氏は述べた。

「2009年にIBAF主催のワールドカップが行われた際、レーゲンスブルグの地元チームは素晴らしい大会運営を行い、トップレベルの大会でも開催能力があることを証明していた。ドイツ代表チームは地の利を生かして、本大会に進出できることを望んでいる」

また、レーゲンスブルグの地元チームの代表であるアーミン・ジマーマン氏も「今回WBCの予選を開催できることをとても誇りに思っている。WBCはヨーロッパの野球熱を盛り上げてくれるし、過去にヨーロッパで行われたどの大会よりも最高の環境を整えたい」とコメントしている。

WBCは今大会より予選ラウンドを新しく導入し参加国は全体で前回の16から28チームへと拡大することが決まっている。予選には2009年大会で未勝利だった4カ国に新たに12カ国を加え、16カ国で行われる。4チームごとの予選リーグを行い、1位の国のみ本大会へ進む。本大会は前回と同じ、16カ国で行われる。

■レーゲンスブルグラウンドの日程と組み合わせ
※添付ファイルを参照


■国際野球連盟（IBAF）について
1938年に設立された世界各国の野球協会が加盟している国際組織。スイスのローザンヌに本部があり、2011年1月現在、125の国と地域が加盟。年代別の世界野球選手権大会などを主催。女子野球やプレミア12創設など、世界の野球ファンの拡大に向けた活動を積極的に行っている。http://www.ibaf.org/en/

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