新商品　「ゼロエネＨＡＳの家」 発表 ～モニターとして先着２０組３５万円で開始～

【ゼロエネＨＡＳの家の概要】
　住まいの環境問題に積極的に取り組んできたハラサワホーム株式会社は、住宅固有の性能に合わせた自社オリジナルの高効率全館空調システムＨＡＳ（ヘルシーエアーシステム：ハース）に地熱利用を付加することで熱効率を高め、電気使用量を減らした「ＨＡＳ　ｖｅｒ．９（地熱利用）」に「４ｋＷ太陽光発電システム」を組み合わせたゼロ・エネルギー住宅を「ゼロエネＨＡＳの家」として商品化します。創エネルギーで省エネルギーな健康・快適・安全な住宅をご提供いたします。
ゼロ・エネルギー住宅とは、冷暖房費や給湯などに掛かる“年間の電気消費量”と太陽光発電システムなどで発電した“再生可能エネルギー量”がほぼ同じ住宅のことです。このゼロエネＨＡＳの家をＧＷに所沢展示場がＯＰＥＮするのを記念して、ゼロエネ住宅３５キャンペーンとし行います。　通常「ＨＡＳ　ｖｅｒ．９（地熱利用）」定価２５０万円と「４ｋＷ太陽光発電システム」定価２００万円の合計４５０万円のところ、セットで２００万円で販売致します。さらに先取りとなりますが、平成２４年度予算案の日本再生重点化措置にある国土交通省・経済産業省　共同事業のゼロ・エネルギー住宅の取組みと実施　のうちの、住宅のゼロ・エネルギー化推進事業として認定されると、一棟につき１６５万円の補助金が見込まれるため、実質３５万円でのご提供が実現致します。
　キャンペーンご参加の付帯条件として以下がございます。
●本体価格２，０００万円以上で、６月までに着工可能な方・７月までに着工可能な方（各５棟）、
８月までに着工可能な方・９月までに着工可能な方（各３棟）
本体価格１，７００万円以上で、６月までに着工可能な方・７月までに着工可能な方（各２棟）
なお上記は先着順とします。
●弊社指定太陽光とＨＡＳ　ｖｅｒ．９（地熱利用）ご購入の方が対象となります。
●見学会会場として、完成後ご自宅をご提供していただける方
●提携金融機関で仮申込みお手続きされる方
●お申込みの際は、弊社への建築申込にも合わせてお申込いただきます。
●弊社規定による条件をクリアした場合となり、他のキャンペーンとの併用はできません。
●万一、補助金申請から外れてしまった場合は、実質２００万円となります。
【ＨＡＳ　ｖｅｒ．９（地熱利用）の概要】
　一般の全館空調は、空調設定能力を１．３～１．５倍程度に設定し冷房・暖房を行う為、初期費用とランニングコストが高額になってしまいます。この問題を解決した「ＨＡＳ　ｖｅｒ．９（地熱利用）」は、エネルギーの消費を抑える超高断熱・超高気密性能と全館空調システムとが合致して発揮され、初期費用とランニングコストを抑えた建物と設備のバランスのとれた住まいとなります。
１、 今までの「ＨＡＳ　ｖｅｒ．８」に省コストで地熱利用仕様とし、特許工法基礎を利用しクール(ヒート)チューブ効果を得ることで、その一定の温度になった空気をＨＡＳのフィルターにより空気中の微粒子を除去すると同時にダニやカビ・バクテリアの発生を防止し、空気の質にこだわりをもった建物とライフスタイルを提供できます（図１）。（通常クールチューブ設備はダクト内に発生するカビ、ホコリ、結露、メンテナンス等の問題で液体冷媒とした配管を使用し、高額の費用が必要となることが一般的です。）
２、 前橋工科大学三田村准教授によるシミュレーション（図２）では、地熱利用とすることで外気と比較し夏季では約３℃冷やされ、冬季では約１℃暖められた空気を利用することで空調負荷を低減することが可能です。分析の結果、「ＨＡＳｖｅｒ．９（地熱利用）」の住宅の月平均電気代は約７６０円と従来のＨＡＳの家と比較し約８割も削減効果があるとのシミュレーション結果も出ております。
３、 「ＨＡＳの家」の空気環境について共同研究を行っている前橋工科大学工学部建築学科の三田村准教授により、「ＨＡＳｖｅｒ．９」の住宅の設計仕様に基づいた地熱利用等による省エネ効果について、一件ごとに設計段階における非定常の数値シミュレーションによる算出（図２）を行います。この算出結果を設計にフィードバックすることで、一件ごとの住宅について最適な削減効果が得られるよう事前の検証が可能となります。また、引き渡し後は、実際の住宅において省エネ効果が設計通りに得られているか、消費電力量等の検証調査を実施します。加えて地熱利用による効果についてダクト内や室内の温度や室内空気質（カビ，ダニ）を、梅雨期・夏期・冬期の各季節に現場実測し、事後の検証を行います。
【太陽光発電システム４ｋＷ搭載時シミュレーション】
　「ゼロエネＨＡＳの家」において、当社の推奨する空調設定温度で生活していただければ、年間電気使用料金の月平均は１万５千円程度で抑えられる統計がでています (弊社調べ) 。これを元にシミュレーションを行ったところ、図３グラフのように４月～１１月の期間は発電量が多く延べで掛かる電気料金よりも売電できる電気金額の方が上回ります。よって、年間を通してみるとゼロ・エネルギー住宅となります。
また、太陽光発電システムは、発電する際に石油や石炭といった化石燃料を一切必要ないため、一般家庭の消費電力量におけるＣＯ２排出量が年間約９０％削減できます。