サーバラックの温度/湿度、消費電力、ファン稼働の見える化と遠隔 操作を実現するラック監視システム『Remote Rack』を開発

センターピア株式会社（本社：中央区、以下当社）は、昨年より研究・開発を開始した
次世代 IT プラットフォームソリューション『CLOUDGATE』シリーズの第１弾として、
独自開発通信プロトコル（IPTCP）でサーバラックの温度/湿度、消費電⼒、ファン稼働の
⾒える化と遠隔操作を実現するラック監視システム『Remote Rack』（リモートラック）
を、PoE 技術による LED ソリューション等を開発・販売するサイバートランスジャパン株
式会社と共同開発し、2012 年 6 月 13 ⽇から千葉幕張で開催される INTEROP TOKYO
2012（http://www.centerpeer.com/interop2012）に出展致します。

サーバラック監視システム『Remote Rack』は温度/ 湿度、消費電⼒、ラック FAN 等、
データセンター等に設置されたラックの⾒える化を実現し、ラックの台数、形状、⽤途に
合わせて設置するセンサーや電源環境を自由にカスタマイズできるサーバラック統合監視
ソリューションです。たとえば、温度/湿度が閾値に達した場合ラックファンの回転数を自
動で調整する、ラック内温度に連動し LED による視覚的な通知を⾏う、電気使⽤量があら
かじめ設定された閾値を越える前にとアラートをあげる等、サーバラック運⽤環境のオー
トメーションを実現し、管理負荷を低減します。温度/湿度センサーは⼩型で、計測が必要
な場所に自由に設置可能です。温度・湿度センサーは 19 インチラックの 1U 毎の計測に対
応し、専⽤電源タップは、1 ⼝毎の電気使⽤量を計測でき、
管理者はネットワーク経由でON/OFF、使⽤の可/不可を設定できます。※1

当社では、今後もデータセンター環境及びサーバー運⽤環境の改善と効率化を実現する
ための次世代ソリューション『CLOUDGATE』シリーズを継続的に研究・開発を進め、す
でに市場で展開しているサーバーラック製品群との連携を進め展開してまいります。
※1 サーバラック監視システム『Remote Rack』は 2013 年 1 月正式リリース予定です。


【CLOUDGATE 概要】
いままで標準規格で差別化を図ることが難しかったサーバーラック。しかし、サー
バーラック専業メーカーだからこそ、ラックの観点から新しい仕組みや機構、それら
を取り巻く新しい環境づくりのご提案も可能です。私たちセンターピアではそれらの
新しい考え方やソリューション群を「CLOUDGATE（クラウドゲート）」と命名し、「１．
フリーファシリティ」「２．リモート＆ワイヤレス」「３．次世代対応」の 3 カテゴリ
に分類し、既成概念にとらわれず自由な発想で IT の現場に新しい風を吹き込むための
新ソリューション・新プロダクトを開発・展開してまいります。


【Remote Rack 特徴】
・ラック内環境をWebブラウザ/iPad でモニタリング（温度/湿度、消費電⼒、FAN）
・最⼩ラック1 台から導入可能
・最⼩1U 単位で温度/ 湿度計測、LED 表示との連動
・閾値設定によるアラーム通知
・AC タップ接続機器への給電を1 ポート単位でリモート制御（ON/OFF）
・AC タップの LED で給電中の機器を 1 ポート単位で通知
・AC タップは給電中の機器が LED 表示により 1 ⼝毎に確認可能