お花見で悲鳴をあげる桜を救え!根のストレスを軽減し健全な育成を守る『根系誘導耐圧基盤』の受注好調、この2年で6割増!
都市緑化を手掛ける東邦レオ株式会社は、桜など街路樹の高齢化が引き起こす新たな課題『根上がり現象』に対応する根系誘導耐圧基盤『パワーミックス工法』を開発、道路の無電柱化・バリアフリー化の促進、また東京オリンピックによる道路環境整備の活性化を背景に2年前と比べ160%アップの出荷量を達成する見込みです。
◎無電柱化・バリアフリー化に思わぬ『落とし穴』
◎狭小化する植栽地に『固くて柔らかい基盤』が問題解決
都市景観を演出する豊かで風格のある街路樹。昭和39年の東京オリンピックを契機に本数が飛躍的に増え、平成23年現在、東京都内だけでも70万本を超える街路樹が植栽されています。
しかし街路樹の周辺環境は土木的に転圧を受け、根の伸長できる空間も狭く、生育不良や歩道の『根上がり』による歩行者への通行障害を引き起こすケースも少なくありません。
平成12年に交通バリアフリー法が施行され、歩道の有効幅員を2m以上確保するようになったことから、植樹帯はますます狭小になっています。また無電柱化の推進によって大型地中埋設物が歩道下に敷設されるため、根の伸長範囲が制限されるなど、見えない空間の状況は年々厳しくなっています。
狭小かつ重機によって締め固められた都市のなかで、健全で豊かに街路樹が生育するためには『根が伸張できる柔らかな土壌環境』と『地表面からの圧力に耐える強固な構造』の異なる2つのニーズを同時に満たす必要があります。
そこで平成19年3月、6年におよぶ根系伸長調査をもとに発売を開始したのが根系誘導耐圧基盤『パワーミックス工法』です。
(1)線路の下層のように粒径を整えた粗骨材(火山砂利や砕石など)をかみ合わせて上部からの転圧に耐える基盤を形成しながら、(2)骨材の隙間に存在する生育助材によって『固くて柔らかい基盤』を生み出します。歩道や駐車場の利用に耐えうる強度を保ちながら、舗装下に根が自由に伸長できる根域空間を十分確保できるところが大きな特徴です。
根上がりを起こしている既存樹木への根系誘導対策のほか、バリアフリー化や無電柱化、歩車道分離工事による根系環境の悪化を避ける予防対策としてこれまで利用されてきましたが、さらに2013年の東京オリンピック招致決定とともに道路環境整備の市場が活性化しており、今期(2014年度)における『パワーミックス工法』の出荷量は2年前と比べ160%アップとなる見込みです。
以前は根上がりなどの問題が発生した場合、問題となる根系部分を切断し舗装をやり直す方法が主流でした。しかし、あくまで対症療法であるため、数年後に再び根上がりが発生するだけでなく、木を弱らせて『倒木』や『枯れ』の原因となる恐れがありました。
特に弊社に相談の電話が多いのがサクラです。まさに今、花見シーズンなどで大勢の人が周辺を 踏み込むため弱りやすく、通気性の良い場所を求めて伸びた根が縁石や舗装を持ち上げるケースが多く発生しています。そこで課題対策の方法や技術、8年におよぶ対策後の経過をまとめた小冊子『桜の踏圧・根上がり対策/解決事例集』も発刊しています。
道路整備の市場活性に伴いさらなる普及啓蒙につとめ、平成28年度には今期より約4割増の出荷を目指します。都市景観の向上やヒートアイランド現象緩和のほか、豪雨時の雨水一時貯留などに役立つ都市の緑化。弊社では今後も樹木の健全な成長をサポートし、技術開発に努めていきたい所存です。
■樹木の根上がり対策技術について
-根系誘導耐圧基盤『パワーミックス工法』-
http://www.soil-doctor.jp/material/pm/
■小冊子『桜の踏圧・根上がり対策/解決事例集』申込みについて
http://www.soil-doctor.jp/booklet/booklet.html
◎狭小化する植栽地に『固くて柔らかい基盤』が問題解決
都市景観を演出する豊かで風格のある街路樹。昭和39年の東京オリンピックを契機に本数が飛躍的に増え、平成23年現在、東京都内だけでも70万本を超える街路樹が植栽されています。
しかし街路樹の周辺環境は土木的に転圧を受け、根の伸長できる空間も狭く、生育不良や歩道の『根上がり』による歩行者への通行障害を引き起こすケースも少なくありません。
平成12年に交通バリアフリー法が施行され、歩道の有効幅員を2m以上確保するようになったことから、植樹帯はますます狭小になっています。また無電柱化の推進によって大型地中埋設物が歩道下に敷設されるため、根の伸長範囲が制限されるなど、見えない空間の状況は年々厳しくなっています。
狭小かつ重機によって締め固められた都市のなかで、健全で豊かに街路樹が生育するためには『根が伸張できる柔らかな土壌環境』と『地表面からの圧力に耐える強固な構造』の異なる2つのニーズを同時に満たす必要があります。
そこで平成19年3月、6年におよぶ根系伸長調査をもとに発売を開始したのが根系誘導耐圧基盤『パワーミックス工法』です。
(1)線路の下層のように粒径を整えた粗骨材(火山砂利や砕石など)をかみ合わせて上部からの転圧に耐える基盤を形成しながら、(2)骨材の隙間に存在する生育助材によって『固くて柔らかい基盤』を生み出します。歩道や駐車場の利用に耐えうる強度を保ちながら、舗装下に根が自由に伸長できる根域空間を十分確保できるところが大きな特徴です。
根上がりを起こしている既存樹木への根系誘導対策のほか、バリアフリー化や無電柱化、歩車道分離工事による根系環境の悪化を避ける予防対策としてこれまで利用されてきましたが、さらに2013年の東京オリンピック招致決定とともに道路環境整備の市場が活性化しており、今期(2014年度)における『パワーミックス工法』の出荷量は2年前と比べ160%アップとなる見込みです。
以前は根上がりなどの問題が発生した場合、問題となる根系部分を切断し舗装をやり直す方法が主流でした。しかし、あくまで対症療法であるため、数年後に再び根上がりが発生するだけでなく、木を弱らせて『倒木』や『枯れ』の原因となる恐れがありました。
特に弊社に相談の電話が多いのがサクラです。まさに今、花見シーズンなどで大勢の人が周辺を 踏み込むため弱りやすく、通気性の良い場所を求めて伸びた根が縁石や舗装を持ち上げるケースが多く発生しています。そこで課題対策の方法や技術、8年におよぶ対策後の経過をまとめた小冊子『桜の踏圧・根上がり対策/解決事例集』も発刊しています。
道路整備の市場活性に伴いさらなる普及啓蒙につとめ、平成28年度には今期より約4割増の出荷を目指します。都市景観の向上やヒートアイランド現象緩和のほか、豪雨時の雨水一時貯留などに役立つ都市の緑化。弊社では今後も樹木の健全な成長をサポートし、技術開発に努めていきたい所存です。
■樹木の根上がり対策技術について
-根系誘導耐圧基盤『パワーミックス工法』-
http://www.soil-doctor.jp/material/pm/
■小冊子『桜の踏圧・根上がり対策/解決事例集』申込みについて
http://www.soil-doctor.jp/booklet/booklet.html
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企業情報
企業名 | 東邦レオ株式会社 |
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代表者名 | 橘 俊夫 |
業種 | 未選択 |
コラム
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