省エネ基準義務化に伴う『断熱工事の増加』に対応、1.5倍の作業効率を実現した『電動工具』を新開発
外断熱事業を手がける東邦レオ株式会社(大阪市)は、省エネ法義務化を背景に床・屋根・壁の断熱材の厚さが増加傾向にあるなか、作業効率を高め国内電気用品安全法(PSEマーク)に適合する組み立て式の熱線式スチロールカッター『Espa(エスパ)』を平成27年11月24日(火)より発売します。
建物の長寿命化と省エネルギーの実現に欧米・アジア各国で普及が進む『外断熱工法』。弊社ではRC(鉄筋コンクリート)造の建物を中心に累計100万m2以上の導入実績を有しています。
国土交通省では2017年度以降、延床2,000m2以上の非住宅建築物を新築する際、国の省エネルギー基準を満たすよう義務付ける方針を発表しており、2020年までには木造を含む全ての新築住宅・建築物に適用される予定です。
今後ますます省エネ建築の需要が高まるなか、基準をクリアするため、床・屋根・壁にビーズ法発泡ポリスチレン(EPS)、押出法発泡ポリスチレン(XPS)などの断熱材をこれまで以上に厚く設置することが想定されます。
いっぽう建設現場では、寸法調整のため断熱材の切断作業が都度発生します。これまでは職人のカッターや丸のこによる切断作業が一般的でしたが、断熱材の厚さが増すことで切断面の精度にムラが出たり、切りくずの処理が増えるなど作業効率のロスが増えることが懸念されます。
より効率良く、しかも安全に断熱材の施工を行うことはできないか?
そこで、国内電気用品安全法(PSEマーク)に適合し、六角レンチで簡単に組み立てができて移動も容易な熱線式スチロール カット機『Espa(エスパ)』を新たに開発しました。同等の厚さ(70mm想定)で比較するとカッターによる作業と比べ、1.5倍のスピード化を図れるところが大きな特徴です。
価格は1台150,000円(消費税・運賃別途)、2016年度に100台の販売を目指します。東京ビッグサイトにて11月18日(水)より開催されるジャパンホーム&ビルディングショー2015にて実演展示を行う予定です。
東邦レオでは50年前の創業時点より、メーカーによる責任施工を実践してきました。特に省エネ効果の高い外断熱市場においては、累計100万m2以上の導入実績と全国300名以上の社内 認定の施工技術者ネットワークの構築しており、2015年10月からは国内最高レベルの断熱基準を上回る低価格の仕上げ一体型外張り断熱システム『エコサーム(木造用)』を東北以西にて発売を開始しています。
自ら工事を実務担当する経験・ノウハウを活かし、職人不足に悩む建設現場に断熱技術に加え、作業効率の向上面でも積極的に貢献していきたい所存です。
◎Espa(エスパ)構造図と切断方法について
http://www.toho-leo.co.jp/pdf/Espa1.jpg
◎建物の外観デザインに合わせて多彩なカット加工が可能
http://www.toho-leo.co.jp/pdf/Espa2.jpg
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 東邦レオ株式会社 |
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代表者名 | 橘 俊夫 |
業種 | 未選択 |
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