SDL、クラウドベースの優れた機械翻訳をグローバルブランド向けにリリース

新しいSDL Neural Machine Translationのリリースで、企業における次世代多言語体験の促進をサポート

2018年12月13日, サンタクララ(米国カリフォルニア州)

 

コンテンツの作成、翻訳、配信で世界をリードするSDL(LSE:SDL)が本日、自社の機械翻訳(MT)サービスの主な強化点について発表しました。SDLの最先端Neural Machine Translation(NMT)2.0をセキュリティで保護されたクラウド環境に導入します。さらに、エッジクラウドを配置したことによりオンプレミス型のソリューションとシームレスに統合し、安全なクラウド利用が可能となる導入オプションを、Haiによる言語処理AI機能を使用しているブランドに提供します。 

 

世界中のユーザーや顧客に向けた、さまざまなユースケースとシナリオを含む大量の多言語コンテンツを、企業は迅速に処理する必要があります。SDLの次世代NMT 2.0ソリューションは、このような企業向けに柔軟な導入が可能となるように開発されています。例えば、瞬時に応答する必要があるソーシャルメディアの投稿にはクラウド上の即時翻訳機能を利用し、社内の法的ドキュメントや特許申請、電子情報開示などの機密コンテンツの処理にはオンプレミスの翻訳テクノロジーを利用します。 

 

クラウドベースのSDL Neural Machine Translationには、次のようなメリットがあります。 

 

・より多くの言語や市場に参入:難易度の高い言語(ロシア語、中国語、韓国語)を含む100言語ペア以上を直ちに利用できます。これにより、これまで参入が困難だった市場において顧客の選択した言語でアピールし、ビジネスを発展させることが可能になります。 

 

・どこからでも安全かつ即座にアクセス:翻訳サプライチェーンに関わる誰もが、接続されたあらゆるデバイスでプロジェクトやタスク、翻訳に安全にアクセスできます。データは常にセキュリティで保護され、各地域のデータ管理規則に準拠します。

 

・優れた操作性:ドキュメントの翻訳がかつてないほど簡単になります。ユーザーは、ファイルをドラッグ&ドロップするか、使い慣れたアプリケーション内で組み込みのプラグインを使用するだけで、希望の言語の翻訳が形式を維持したまま直ちに提供されます。 

 

SDLのMachine Learning and AI部門VPであるMihai Vladは次のように述べます。「SDLはニューラル機械翻訳テクノロジーで、ブランドにおける世界中の顧客の理解と対応の方法に革新をもたらしています。強化された機械翻訳サービスは、エッジクラウドアーキテクチャをサポートし、拡張性とスピードを備えているとともに、コンテンツサプライチェーン全体でデータ管理とプライバシー保護を厳格に行い、他の言語処理AIソリューションの基盤を構築します」 

 

多様な業界や専門分野で活躍するMTに精通した言語担当者やプロの翻訳者とMT開発者の緊密な共同作業により、SDLのNMTエンジンはさらなる進化を遂げ、安全な環境でより高品質な翻訳をスピーディに提供できるようになりました。

 

本プレスリリースのURL:

https://www.sdl.com/jp/about/news-media/press/2018/sdl-machine-translation.html

 

SDLについて

SDL(LSE:SDL)は、コンテンツの作成、翻訳、配信の分野におけるグローバルリーダーです。25年以上にわたり、世界中のさまざまなタッチポイントにおいて優れた顧客体験の提供を可能にすることで、企業が自信を持って世界とコミュニケーションし、ビジネスを飛躍的に成長させることができるようサポートしています。 

グローバル企業上位100社のうち88社がSDLを利用し、信頼を寄せています。詳しくは、sdl.com/jp/をご覧ください。Twitter、LinkedIn、Facebookでも情報発信しています。 



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企業名 SDLジャパン株式会社
代表者名 チャン・イン・リー
業種 その他サービス

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