山形県酒田市大沢地区「大沢清流太鼓」メンバーの小学生たちが描いた庄内弁LINEスタンプ、「庄内弁 by 大沢清流太鼓の子どもたち」が本日3月12日より配信開始！

2018年12月25日に大沢コミュニティセンター（酒田市大蕨字二タ子213）で開催された「冬休みkids楽校」にて、酒田市大沢地区の地域おこし協力隊である阿部彩人が企画し、参加した小学生たちが描いた絵を元に制作した庄内弁LINEスタンプ「庄内弁 by 大沢清流太鼓の子どもたち」が、本日3月12日よりLINE STOREとLINEアプリのスタンプショップで配信・販売開始となりました。制作元は大沢コミュニティ振興会。スタンプの価格は、40個のスタンプがセットで120円（税込）、LINEアプリでダウンロードする場合は、LINEコイン50コインで購入できます。今回のスタンプ販売で得た収益は、「大沢清流太鼓」の振興活動に使用いたします。

今回のLINEスタンプに使用されている絵を描いた、大沢地区の伝統芸能である「大沢清流太鼓」メンバーの小学生たちは、大沢地区を中心に撮影して2018年12月10日よりYouTubeにて配信開始された庄内弁ドラマ最新話「んめちゃ！～LOCAL HEROES～」にも出演しています。小学生たちは、「もっけだ」「じょんだ」「まぐまぐでゅー」などの庄内弁を、周りの大人が意味を教えなくても理解している様子で、絵を描いてくれました。

このような活動を進めるきっかけは、酒田市出身である阿部彩人が東京に在住していた時に、同郷である歌手・白崎映美さんから庄内の子どもたちが庄内弁を話さなくなってきているという話を聞き、「このままだと、庄内弁は100年後に消滅してしまうのではないか」という危惧を抱いたこと。それから、庄内弁ドラマの制作や、庄内弁LINEスタンプの制作などを進めてきました。今後も、庄内弁を後世に残していく活動を続けていきます。

■庄内弁LINEスタンプ「庄内弁 by 大沢清流太鼓の子どもたち」

配信URL： https://line.me/S/sticker/6989009

価格：120円（税込）、LINEコイン50コイン

（LINEアプリのスタンプショップにて「庄内弁 大沢」で検索し、「クリエイターズ」のタブを押していただくとアクセスできます。）

■庄内弁ドラマ最新話「んめちゃ！～LOCAL HEROES～」概要

あらすじ：

舞台は、庄内弁が標準語を凌駕した、未来の日本。庄内弁アーティスト「サガダクション」の大ヒットにより、日本列島で巻き起こった空前の庄内弁ブーム。全盛期には国民の7割が庄内弁を話すに至った。標準語の衰退を危惧した連邦政府は、庄内弁の弾圧を強行。言語衛生局の監視下で、庄内弁の使用は厳しく取り締まられた。連邦政府の弾圧に屈しないネイティブ・スピーカーたちは「バルバロイ」と呼ばれ、酒田市内の山間部に身を隠した。特に大沢地区はそんな憂いを抱えた人々の第二の故郷となり、バルバロイたちはそこで子を産み、育て、そして死んでいった。恐怖政治が敷かれてから長い年月が経ち、いつしかバルバロイたちの存在は忘れられようとしていたのだが・・・。

庄内の言葉の魅力、人の魅力、自然の魅力、子どもも大人も一緒になった伝統芸能とのコラボレーションも楽しめる、庄内弁の一大スペクタクル！

配信URL：https://youtu.be/NMnXHogE2Aw

監督・脚本：鈴木ナナ子

出演：鈴木ナナ子、白崎映美、阿部たづ子、後藤トミ子、荒生林人、髙橋海地、池田元気、荒生多喜、遠田修、荒生精一、荒生明美、池田和晃、大沢清流太鼓メンバー、大沢太鼓「鼓流」メンバーほか

撮影・編集：田澤直樹

企画：阿部彩人

制作：庄内弁ドラマ「んめちゃ！」制作実行委員会