日本電子出版協会「日本の電子出版をさらに成長させるために」を公開
日本電子出版協会は「日本の電子出版をさらに成長させるために =固定レイアウト電子書籍の推進=」という意見公告を発表した。
一般社団法人 日本電子出版協会(略称:JEPA、東京都千代田区神田三崎町、https://www.jepa.or.jp/)は、「日本の電子出版をさらに成長させるために =固定レイアウト電子書籍の推進=」という意見公告を発表した。
内容は「日本電子出版協会の活動について」、「日本の出版事情」、「過去の出版物の電子化」、「JEPAからの提案」の4項目からなり、従来のリフロー型EPUBのみならず、PDF形式での流通も促進させる。しかし、PDFは読上げ、文字拡大などのアクセシビリティが乏しいので、その分野の研究も活性化させる。
「日本の出版事情」は
1. 日本のマンガは世界をけん引し画像での電子化が進んでいるが、文字物の電子化が進んでいない。
2. アルファベット26(52)文字ではなく、7000~15000の文字種がありOCRの認識率が劣る。
3. 欧米は1980年代にDTPへ移行したが、日本は2000年代からで、20年以上の開きがある。
4. 米Big5など大手出版社で寡占化しておらず、多くの中小規模の出版社が存在している。
「JEPAからの提案」は
A. 画像PDFまたは固定レイアウトEPUBでの電子出版物の普及促進
B. 上記と並行し、AIを使った日本語OCRの精度向上
C. テキストPDFでの電子出版物の普及促進
D. 上記と並行し、テキストPDFでの読上げなどアクセシビリティの向上
・和文
https://www.jepa.or.jp/pressrelease/2020opinion/
・英文
https://www.jepa.or.jp/pressrelease/to-promote-the-growth-of-digital-publishing-in-japan/
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企業情報
企業名 | 一般社団法人 日本電子出版協会 |
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代表者名 | 三瓶 徹 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
コラム
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