都立公園初の再生可能エネルギー100%の電力による公園運営を開始―「顔の見える電力」を利用し環境経営を加速―
日比谷アメニスグループでは、造園建設業界ではじめて環境宣言をしています。 そこで、具体的な取り組みのひとつとして、SDGsの目標年に向けて指定管理者と して運営を行う公園等における再生可能エネルギー電力への切り替えを進めています。 今回は当社が指定管理者として運営を行う東京都立公園「都市部の公園・東部」グループの7公園において、みんな電力株式会社を通じて再生可能エネルギー100%の電力に切り替え、使用する電力のCO2排出量ゼロに取り組みました。 この取り組みによるCO2排出量の削減効果見込みは、年間約720t-CO2/年となります。これは、樹齢10年の都市樹木のCO2固定量に置き換えると、約51,000本となります。 また、全国に約10万か所ある都市公園においても先駆けた取り組みとなります。
2021年3月9日
報道機関各位
都立公園初の再生可能エネルギー100%の電力による公園運営を開始
―「顔の見える電力」を利用し環境経営を加速―
株式会社日比谷アメニス(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤幸男)は、指定管理者として運営を行う東京都立公園「都市部の公園・東部」グループの7公園において、みんな電力株式会社を通じ、都立公園初の再生可能エネルギー100%の電力を利用します。
【導入背景】
造園建設業を主業として来た日比谷アメニスグループは、今日の世界的規模での環境問題や人々の健康で心豊かな生活がおびやかされている現状に対して、グループの主力事業と特に関連の深い「健康」「地域社会」「環境」を中長期の課題と定めています。そして課題解決に向かう行動指針として、昨年度に造園建設業で初めての「環境宣言」をいたしました。
このたび、「環境」への取り組みとして、当社が指定管理者として運営を行う東京都立公園「都市部の公園・東部」グループの7公園において、みんな電力を通じて再生可能エネルギー100%の電力に切り替え、使用する電力のCO2排出量ゼロに取り組みました。この取り組みによるCO2排出量の削減効果見込みは、年間720t-CO2/年となります。これは、樹齢10年の都市樹木のCO2固定量に置き換えると、約51,000本となります。
本取り組みは、都立公園初であり、使用する電気は東京都が官民連携再生可能エネルギーファンド事業において投資を行う発電所などから調達します。エネルギー消費量が多い東京都と自然エネルギー資源が豊富な他県を結ぶ事例としても、大きな意義を持つものとなります。また、こうした取り組みは全国的にみても珍しく、全国に約10万か所ある都市公園においても先駆けた取り組みとなります。
【みんな電力の「顔の見える電力」について】
「顔の見える電力」とは、電気の産地やつくり方、関わる人々の思いなどを情報公開することで電気の利用者とつなぐ、みんな電力の電力小売りサービスです。
このたび、「ENECT RE100プラン」を契約し、再生可能エネルギー100%電力の利用を開始しました。プランの電源構成はFIT電気+再エネ電気で100%であり、うちFIT電気分は非化石証書を購入することで実質的に再エネ100%を実現しています。
【今後の展望】
環境宣言に基づき、この度の「都市部の公園・東部」グループでの再エネ利用開始を契機とし、日比谷アメニスグループの管理するすべての他公園においても、SDGsの目標年に向けて再生可能エネルギー電源を積極的に導入していきます。また、都内の卒FIT電源や電源調達を通じた同業他社との連携や来園者への再生可能エネルギーの普及啓発も行い、造園建設業としての環境に対する取組みを促進していきます。
【東京都立公園「都市部の公園・東部」グループについて】
東京都立公園「都市部の公園・東部」グループは、猿江恩賜公園、亀戸中央公園、大島小松川公園、尾久の原公園、東綾瀬公園、中川公園、宇喜田公園の7つの公園で構成されており、江東区、江戸川区、荒川区、足立区と東京23区の東側に位置しています。下町情緒と近代的な再開発地域の同居する地域で、東京スカイツリーに近く、話題のエリアです。公園とともに住居や高層住宅が隣接し、地域の方々の憩いの場、交流の場として利用されています。
アメニス東部地区グループ(代表団体:株式会社日比谷アメニス、構成団体:日建総業株式会社)は、「都市部の公園・東部」グループの指定管理者として、平成23年4月1日から管理運営を行っています。
【株式会社日比谷アメニスについて】
「Amenity Scape Creation=快適空間の創造」を企業理念に、環境づくりの立場から緑化事業を展開する他、近年では公園関連の指定管理者として維持管理のみならず運営までを行う事業を展開し、花と緑を活用し真に豊かな社会づくりを創造しています。
本社:〒108-0073 東京都港区三田四丁目7番27号
代表者:代表取締役 伊藤幸男
設立:1971年 資本金:30,000万円
事業内容:造園建設業
Tel:03-3453-2401 Fax:03-3453-2426
【みんな電力株式会社について】
大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社として2011年に設立。2016 年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力™️」を始めるなど、「納得感を持って選択する」という体験の提供にこだわり、2020年には清潔な空気環境の選択につながる空気環境改善事業「みんなエアー」を開始。今後もソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。
<この件に関する報道関係からお問合せ先>
株式会社日比谷アメニス 環境エネルギー部 担当:大西 kankyo@amenis.co.jp
TEL 03-3453-2416 FAX 03-3453-2418
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企業情報
企業名 | 株式会社日比谷アメニス |
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代表者名 | 伊藤 幸男 |
業種 | 建築 |