コロナ禍の若者の「死にたい」にLINE相談で向き合い続けたNPO法人ダイバーシティ工房が、現代の生きづらさを探る「#生きづらさってなんだろう」キャンペーンを開始
NPO法人ダイバーシティ工房(本部:千葉県市川市、代表:不破牧子、以下ダイバーシティ工房)は、10月8日~11月8日の1ヶ月間、「#生きづらさってなんだろう」キャンペーンを実施します。ダイバーシティ工房が昨年立ち上げたLINE相談「むすびめ」には、窓口開設以来、親からの暴力や困窮、対人関係のストレスなど様々な「生きづらさ」を含んだメッセージが届いています。「むすびめ」1周年をきっかけに、SNSやアンケートを通じて多くの方の「生きづらさ」を募集するほか、他NPO団体とのトークイベントを通じて「生きづらさ」の中身や在りかを具体的に探っていきます。 キャンペーンについて:https://bit.ly/3iRLlGy
【キャンペーン実施の背景】
経済的困窮や不登校・引きこもり、発達障害など特別なニーズを持つ子どもたちやその家庭の支援を行うダイバーシティ工房は、昨年コロナ禍に、年齢や居住地、相談内容に制限を設けない無料のLINE相談窓口「むすびめ」を立ち上げました。2020年8月の開設以来、2000件以上の相談が寄せられています。
「学校で孤立し、つらい」 「家で親から暴力を受けている」 「死にたい」など、どこで何に困っているかは人ぞれぞれ違えど、多くの人が「生きづらさ」を抱えていることが浮き彫りになりました。
内閣府の調査では、自分の将来について「明るい希望がある・どちらかといえば希望がある」と答えた日本の若者の割合は、他国の若者に比べかなり低いという結果が出ています。(内閣府『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』2018年)
また、日本財団の2021年の調査によると、自殺をしたいと思ったとき、あるいは自殺未遂をしたとき、誰かに相談をした人の割合は3割にも達しないと言われています。(日本財団第4回自殺意識調査』2021年)
自分の将来に明るい希望を持てない、そんな気持ちが、もう生きていたくないと思うほどになったとき、誰にも相談しない・できない人が多くいる現状があります。
なぜ生きづらいのか?なにが人を、若者をこんなにもつらくさせるのか?そもそも、「生きづらい」とはなんなのか?
本キャンペーンでは、SNSやアンケートを通じて多くの方の「生きづらさ」を募集しながら「生きづらさ」の中身や在りかを具体的に探っていきます。
【キャンペーンへの参加方法】
①twitterから
twitterに #生きづらさってなんだろう のタグと一緒に、下記いずれかの問いへのあなたの答えを書いて、投稿してください。
・あなたはどんなときに「生きづらい」と感じますか?
・その「生きづらさ」はどこからやってきますか?
・身近な人に「生きづらい」や「死にたい」気持ちを打ち明けられたとき、どんな言葉を返しますか?
②アンケートフォームから
下記のリンクから上記の質問への回答を記入し、送信してください。 https://forms.gle/irx6DKBzh6GutrgF8
<トークイベントの実施>
キャンペーン期間中、若者支援やLINE相談を運営するNPOをゲストにお迎えし「生きづらさ」についてより深く考えていきます。
▼イベント詳細はこちらに順次掲載していきます
https://peatix.com/group/11593421/view
・10月23日(土)「若者の『死にたい』をどう受け止めるか?」
ゲスト:NPO法人地域生活支援ネットワークサロン 代表理事 日置真世様/「死にトリ」運営メンバーの若者のみなさま
・10月29日(金)「居場所カフェを通じて出会う10代の生きづらさとは?」
ゲスト:NPO法人パノラマ 理事長 石井正宏様
・11月9日(火)「LINE相談に届く若者たちの生きづらさとは?(仮)」
ゲスト:NPO法人D×P 理事長 今井紀明様/NPO法人ウィーズ 理事長 光本歩様
【無料LINE相談「むすびめ」について】
・対応時間:平日9:00~21:00(メッセージは24時間受付)
・利用費用:無料
・対象:学校や家庭、子育て、仕事など生活の中で困りごとを抱える方々(年齢制限はありません)
・HP:https://www.musubime-diversitykobo.org/
・むすびめ1周年のあゆみ:https://bit.ly/3iRs9su
【法人概要】
商号: 特定非営利活動法人ダイバーシティ工房
代表者: 代表理事 不破牧子
所在地: 〒272-0034 千葉県市川市市川1-9-1 AKIOビル4階
設立: 2012年3月
URL:https://www.diversitykobo.org
事業内容:
「全ての家庭が安心して暮らせる社会」を目指し、千葉県・東京都を中心に活動しています。
① 学習支援事業:発達障害を持つ小中高生を対象とした個別学習支援「スタジオplus+」を運営(千葉県、東京都6拠点)
② 保育事業:医療ケアが必要な子や障害がある子を優先的に受け入れる企業主導型保育園、小規模認可保育所の運営(千葉県市川市2拠点)
③アウトリーチ事業:コミュニティスペース「地域の学び舎プラット」を運営し生活困窮家庭向け食事付き無料学習教室、コミュニティカフェを運営(千葉県市川市)
④生活支援事業:虐待などの理由で帰る家がない子どもたちの自立を支援する女子向け自立援助ホーム「Le Port(ルポール)」、短中期シェルター「Le Phare(ルファール)」の運営(千葉県市川市)
⑤SNS相談事業:全国を対象に、無料の子どもと家族の総合支援窓口「むすびめ」を運営
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企業情報
企業名 | NPO法人ダイバーシティ工房 |
---|---|
代表者名 | 不破牧子 |
業種 | 教育 |
コラム
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