エネルギーの地産地消を促進する市民協働型発電所 「たんたんエナジー 自然の恵みの電気で子どもを育むファンド@福知山」の出資者募集を2021年12月20日に開始。
プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社長 野池雅人、京都市上京区、以下PSI)は、たんたんエナジー発電合同会社(職務執行者 木原浩貴、京都府福知山市、以下たんたんエナジー発電)を営業者とするプロジェクトアセット(社会的投資ファンド)「たんたんエナジー 自然の恵みの電気で子どもを育むファンド@福知山」募集総額300万円(1口金額1万円、会計期間5年)、を組成し、2021年12月20日に投資型クラウドファンディングの手法を用いた、社会的投資プラットフォーム「en.tryエントライ」(以下エントライ)で募集を開始します。(2021年12月10日修正)
【福知山市の公共施設に太陽光発電設備を設置するオンサイトPPA事業がスタート】
京都府丹波地域に位置する福知山市は、2021年2月に、2050年までに地域のCO2排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明し、小中学校や本庁舎などの公共施設で使用する電力を、2020年4月より順次、再エネ100%・CO2排出ゼロのものへ切り替えています。本プロジェクトでは、福知山市の公共施設三箇所の屋根に合計約350kWの太陽光発電設備を設置し、生み出した電気を設置した施設で使用する「オンサイトPPA」を実施します。また、蓄電池等も設置して、避難所の防災力向上にも貢献します。官民連携によってエネルギーの地産地消を促進し自立した持続可能な地域社会の実現を目指します。(2021年12月10日修正)
オンサイトPPAとは、発電事業者が需要家の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用により設置し、所有・維持管理をした上で、発電施設から発電された電気を需要家に供給する仕組みです。 |
また、今回のオンサイトPPA事業は2019年1月23日に福知山市、京都北都信用金庫、たんたんエナジー株式会社、龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)、PSIの5者間で締結した「地域貢献型再生可能エネルギー事業の推進に関する協定」の連携を元に実施されます。
○協定に参加している5者によるPPA事業の役割
福知山市(福知山市長 大橋一夫) | 公共施設の使用許可 |
京都北都信用金庫(理事長 吉田英都、宮津市) | 事業費の融資 |
たんたんエナジー株式会社(代表取締役木原浩貴、福知山市) (事業実施はたんたんエナジー発電合同会社) |
太陽光発電設備の設置及び管理、電力の供給 |
龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)(センター長 村田和代 龍谷大学政策学部教授、京都市伏見区) | 事業企画、推進に関する助言 |
プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社長野池雅人、京都市上京区) | 市民出資ファンドの創設及び資金調達 |
【たんたんエナジー 自然の恵みの電気で子どもを育むファンド@福知山の概要】
本事業では一人でも多くの方に地球温暖化をはじめとする環境問題について知っていただき、地域で取り組まれている再生可能エネルギー事業に関わっていただくことを目的に市民出資型ファンドを募集します。ご自宅に太陽光発電設備を設置できない方でもファンドに出資いただくことで再生可能エネルギー拡大の担い手として参加が可能となります。
本事業の太陽光発電設備設置には、総事業費約5,800万円を見込みます。(上記価格はシステムのみの価格です。消費税・保険料・維持管理費・機器更新の機器代や工事費等を含みません。2021年12月10日追記)
ファンド資金の総額300万円は太陽光発電設備設置費用の一部として活用します。ファンド対象事業は、たんたんエナジー発電が三段池公園総合体育館、福知山市武道館、福知山市学校給食センターにて実施するオンサイトPPA事業です。(2021年12月10日修正)
○設置個所と設備概要
施設 |
三段池総合体育館 |
福知山市武道館 |
学校給食センター |
合計 |
所在地 |
字猪崎377番地の1 | 字猪崎377番地の24 | 問屋町98番地 | 3か所 |
太陽光発電 パネル |
太陽光パネル368枚 (内訳) メインアリーナ290枚 サブアリーナ 78枚 |
太陽光パネル62枚
|
太陽光パネル344枚
|
太陽光パネル 774枚 |
主な 設備 |
パワーコンディショナ、蓄電池(9.8kWh)、集電盤 | パワーコンディショナ、蓄電池(4.0kWh)、集電盤、充放電設備(V2B) | パワーコンディショナ、集電盤 | |
発電 能力 |
455W×368枚= 167.44kW |
455W×62枚= 28.21kW |
455W×344枚= 156.52kW |
352.17kW |
年間 発電量 |
約16万kWh/年の発電が可能。 (三段池公園総合体育館等三段池公園施設の年間消費電力量の約34%に相当。) |
約15万kWhの発電が可能。 (学校給食センターの年間消費電力量の約25%に相当) |
約31万kWh | |
備考 |
〇総年間発電量31万kWhは、一般家庭の年間電気使用量(4,258kWh)の72軒分に相当。 (環境省「家庭部門のCO2排出実態統計理調査」による。) 〇発電で賄えない電力についてはたんたんエナジーが再エネ100%の電力を供給。 |
【インターネットから小口で出資が可能で、分配金、投資家特典、事業報告が閲覧可能】
ファンドは1口から出資が可能で、出資者は事業の売上に応じて毎年分配金を受け取る事ができます。投資家特典として出資者の内、ご希望のあった方については、ウェブサイトまたは展示パネルにお名前を掲載させていただく予定です。
さらに3口以上出資いただくと会計期間中に3,000円の相当福知山児童科学館や福知山城などの入場券、もしくは京都北部の体験・宿泊の魅力発信サイト「KITAIRO」のうち、福知山市内の体験及び宿泊コンテンツに使える割引券の進呈を予定しています。投資家特典に関する詳細は12月20日に公開予定のファンド募集ページにてご確認いただけます。(2021年12月10日追記)
エントライのマイページより本ファンドの事業報告をIRとして投資家向けブログで閲覧できます。また、12月23日(木)には福知山市にてオンサイトPPA事業やファンドの募集概要をお伝えする事業説明会を実施予定です。説明会に関する詳細は12月1日に公開予定のファンド特集ページにてご確認いただけます。(2021年12月10修正)
ファンド特集ページ https://www.en-try.jp/feature/tantan-energy/ (2021年12月1日より公開)
ファンド募集ページ https://www.en-try.jp/funds/88 (2021年12月20日より公開)(2021年12月10修正)
なお、分配シミュレーションについては、以下のような投資家のリスクを少しでも軽減させたファンド設計をしています。 ・分配率を三段階に分けて設定し、出資金元本を少しでも早く償還できるような設計 ・損益分岐を事業計画売上の約69%に設定し、事業計画の売上に達しない場合も投資家のリスクが少しでも軽減される設計 ※元本を保証するものではございません。詳しくは、募集情報や募集ページをご確認ください。 |
【設置する発電施設を地域の災害時に活用】
福知山市は、古くから水害に悩まされてきた土地で、現在も、気候変動に起因すると考えられる豪雨によって、災害のリスクに晒されています。
避難所に指定されている福知山市三段池公園及び福知山市武道館には、太陽光発電に併せて蓄電池が設置されます。また、福知山市武道館には、自動車と建物の間で電力相互供給が可能となるV2B設備が設置されます。これにより、平常時は公用車の充電等に活用し、非常時にはEVに充電された電力を避難所の事務局機能維持に活用することができます。
電気を供給するだけでなく、非常時の活用を見越すことで地域の防災力向上にも寄与しています。(2021年12月10日修正)
【ファンド概要】
本匿名組合 契約名称 |
たんたんエナジー 自然の恵みの電気で子どもを育むファンド@福知山 |
営業者 | たんたんエナジー発電合同会社 |
取扱者 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 (第二種金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第 396 号) |
出資金募集 最大総額 |
3,000,000円 |
出資金募集 最低総額 |
- |
出資金申込単位 | 10,000円/1口(内訳 出資金:10,000円、取扱手数料:0円) |
申込上限口数 | 30口 |
募集最大総口数 | 300口 |
取扱者の報酬 | 組成報酬、運営報酬、監査報酬 |
募集受付期間 | 2021年12月20日 ~ 2022年2月28日(2021年12月10日修正) |
会計期間 | 本匿名組合事業の3地点全ての発電が開始した日の翌月1日から5年間 |
分配比率 | 事業計画累計売上金額:26,975千円(5年間) 事業計画年額売上金額:5,395千円(1年間) 損益分岐累計売上金額:18,750千円(5年間)/事業計画の69.5% 損益分岐年額売上金額:3,750千円(1年間) |
目標償還率 | 106.03% |
事業計画 売上金額 |
5年間で26,975,000円の累計売上金額を目標とし、 達成時には償還率106.03%(源泉徴収後償還率104.8%)になります。 出資金額に対する損益分岐となる累計売上金額は18,750,000円です。 本事業計画は売上金額及び分配金額を保証するものではなく、 元本が毀損するリスクがあります。 |
営業者の報酬 | 本匿名組合事業利益-匿名組合員の利益-取扱者の報酬 売上金額-事業費用 匿名組合員への分配金額-匿名組合出資金 |
決算日 | 第1回決算日 会計期間開始日より1年後 第2回決算日 会計期間開始日より2年後 第3回決算日 会計期間開始日より3年後 第4回決算日 会計期間開始日より4年後 第5回決算日 会計期間開始日より5年後 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内の営業者が指定する日 |
社会的投資プラットフォーム「エントライ」は金融の仕組みを通じて、一つひとつのプロジェクトアセットへの「投資」で地域を応援できるプラットフォームサイトです。全国の応援したいプロジェクトにインターネット上で出資申込が可能です。
本プロジェクトの詳細は、以下の「たんたんエナジー 自然の恵みの電気で子どもを育むファンド@福知山」特集ページよりご確認ください。(2021年12月1日より公開) https://www.en-try.jp/feature/tantan-energy/ |
【本事業のスキーム図】
【会社概要】(2021年11月22日現在)
会社名 |
プラスソーシャルインベストメント株式会社 |
所在地 |
〒602-0862京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284 |
役職員数 |
10名 |
設立 |
2016年4月14日 |
資本金 |
8,000万円 |
事業内容 |
証券化事業、第二種金融商品取引業、コンサルティング事業 |
登録 |
第二種金融商品取引業者:近畿財務局長(金商)第396号 |
加入協会 |
一般社団法人第二種金融商品取引業協会 |
役員 |
代表取締役社長 野池雅人 取締役 吉澤保幸 取締役 里内博文 監査役 石原俊彦 可児卓馬 |
当社は、「集団投資スキーム(ファンド)」を、投資の社会性をより強調するため「プロジェクトアセット」と呼んでいます。本プロジェクトアセットには、出資金の元本が割れる等のリスクや、契約期間中の解約・譲渡はできない等の留意点がありますので、匿名組合説明書・契約書をよくお読みの上、お申込みください。本プロジェクトアセットの募集の取扱いは、プラスソーシャルインベストメント株式会社(PSI 社)(第二種金融商品取引業者:近畿財務局長(金商)第396 号、加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会)に委託されているため、申込手続はPSI 社が運営するWEB サイト「エントライ」にて行って頂く必要があります。 |
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企業情報
企業名 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 |
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代表者名 | 野池 雅人 |
業種 | 金融・保険 |
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