〜亀岡オーガニック農業スクールから「農家」になる道を拓く〜「ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド」の出資募集開始、12/27・1/19に説明会開催
プラスソーシャルインベストメント株式会社(代表取締役社長 野池雅人、京都市上京区、以下PSI)は、株式会社ビオかめおか(代表取締役 中村新、京都府亀岡市、以下ビオかめおか)を営業者とする「ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド」募集総額620万円(1口金額2万円、会計期間5年)を組成し、2024年12月20日に投資型クラウドファンディングの手法を用いたふるさと応援クラウドファンディング「en.tryエントライ」で募集を開始します。PSIは今回の募集を含めるとエントライで48本の社会的インパクト投資ファンドを組成し、出資者数のべ1,414人、募集総額1億8,633万円となるインパクト志向金融宣言にも署名している会社です。本ファンドは、「オーガニックビレッジ宣言」を行う亀岡市のオーガニック農業の推進に寄与し、新規就農者を地域や社会全体で支え合える持続可能な農業の実現をめざします。
【地域ぐるみで有機農業の普及と人材育成を進める亀岡市 ビオかめおかの挑戦】
農林水産省は2021年、「みどりの食料システム戦略」において、国内の有機農業面積を2050年までに0.5%から25%に拡大する目標を掲げました。また、新規就農を望む方の中でも有機農業を志向する層がでてきています。
しかし、就農から3〜5年で離農してしまう方が多く、有機農家が広がりづらい現状にあります。その根本原因には、有機農業に関する情報アクセスの難しさ、農地や設備選択における判断能力の不足、栽培技術と販路開拓を同時進行する難しさなどが挙げられます。
株式会社ビオかめおかは、2023年に亀岡オーガニック農業スクールを開校し、有機農業の栽培技術と経営論を「学ぶ」機会を提供してきました。そして2025年、新規就農者に農地や設備の提供、伴走指導、販路確保で一元的な支援を行う「亀岡オーガニック農業団地」がはじまります。本団地から、有機農業を志す新規就農者が栽培に専念できる環境をととのえ、有機農業の拡大に挑みます。
本ファンドでは、設備投資費の一部の費用を投資で応援いただき、生産から消費に関わるあらゆる方と共に、持続可能な農業の実現をめざします。
亀岡市は2023年2月、有機農業の推進に向け全国2番目の早さで「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。オーガニックビレッジとは、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを進める市町村のことです。本事業は、有機農業の普及と人材育成を進める亀岡市を挙げた取り組みです。 |
【亀岡市、そして全国の方の「投資による応援」から生み出したいつながりと社会の変化】
2025年1月末、亀岡オーガニック農業スクールの第1期生が卒業を迎えます。約40名の生徒のうち6名が就農を希望しており、有機農業の拡大に向けた第一歩を踏み出す時が近づいています。春の種まきに間に合うよう、オーガニック農業団地の環境を整備するため、本ファンドで設備投資資金を募集します。
新規就農者は、亀岡オーガニック農業団地だけで「自立」が完結するわけではありません。
農家一人の努力だけではなく、地域社会、消費者など、バリューチェーンに関わるあらゆる方の協力が不可欠です。亀岡という地域との関係構築、生産物の販売・流通、消費者の理解と支持、それらがつながることで、持続可能な農業が実現します。
本ファンドから有機農業が抱える課題を知っていただくとともに、地域や全国の方からの投資による応援で課題解決に挑む取り組みを後押しいただき、ともに持続可能な農業の実現をめざします。
ファンドにかける想い 株式会社ビオかめおか 代表取締役 中村新
全国に先駆けてオーガニックビレッジ宣言を行った亀岡市は有機農業者の育成を進めています。そのなかで、有機農業の支援活動を行うために設立された「株式会社ビオかめおか」は、亀岡市有機農業推進協議会からの委託を受けて、有機野菜生産と有機農業の生産技術開発を長年行っている株式会社オーガニックnicoと協力し、有機農業に特化して学べる「亀岡オーガニック農業スクール」を2024年2月に開校しました。約40名の生徒さんが入学し、第1期がまもなく終わるところです。このスクールにおいては、プロ農家をめざすコースもあり、実践的な知識と実習を伴うカリキュラムを特徴としています。
一方、スクールで学んだあとに実際に就農するためには4つのハードル(農地、設備、売り先、住居)があります。そのなかで「株式会社ビオかめおか」では、スクールの卒業生に、農地、設備、売り先を提供することで新規就農の伴走支援を行う「亀岡オーガニック農業団地」を進めようとしています。全国の農業スクールでも例を見ない取り組みです。
出資金で設備投資を行い、新規就農者をサポートできる仕組みを構築したいと思います。本仕組みが、亀岡市が名実ともにオーガニックの町になる一助となり、さらに全国に広がることでオーガニックが普及することを願っています。
応援メッセージ 亀岡市長 桂川孝裕
亀岡市は、「世界に誇れる環境先進都市」をめざし、様々な取り組みを進めています。使い捨てプラスチックの問題については、2021年から市内のプラスチック製レジ袋の提供禁止を全国で初めて実施するなど、日本のみならず世界から注目を集めています。
また、本市は京都府内でも有数の優良農地を有することから、農業分野における環境負荷低減を進めるため、現在、市をあげてオーガニック農業の推進に取り組んでいます。
令和5年2月に全国で2番目となる「オーガニックビレッジ宣言」を行い、学校給食へのオーガニック農産物の導入拡大やビオかめおかとも連携し、亀岡オーガニック農業スクールの開校によるオーガニック農業者の育成などを進めてまいりました。この事業は、オーガニック農業スクールの卒業生をはじめとする、新規就農者が直面する販路や初期投資などの課題をサポートし、亀岡オーガニック農業団地を形成することで、オーガニック農業を地域や社会全体で支え合う仕組みをつくるものであり、本市としても、しっかりと応援をしていきたいと考えています。
このプロジェクトが、オーガニック農業の推進に寄与し、農業を通じたまちづくりに大きく貢献いただけることを期待しています。
【インターネットから小口で出資が可能で、分配金、投資家特典、事業報告が閲覧可能】
ファンドは1口2万円から出資が可能で、出資者は事業の売上に応じて毎年分配金を受け取ることができます。本ファンドの事業報告をIRとして投資家向けブログで閲覧できます。
また、3口以上ご出資いただいた方には、投資家特典として口数に応じて、季節の有機野菜詰め合わせやスクールのオンラインコースの体験授業、割引券などを進呈します。
ポイント ・農地、農業機械、出荷作業場、ハウス、伴走指導、販路を一元的に提供する ・データ活用型有機栽培により「自然の力を引き出しながら誰もが再現可能な栽培」を実現する ・亀岡市「オーガニックビレッジ宣言」の実現に寄与するものであり、市を挙げた取組である こんな方にも応援してもらいたい ・有機農業に興味がある、挑戦してみたい方 ・農業の未来を持続的にしたい!ビオかめおかの取り組みに賛同いただける方 ・ビオかめおかと共に何か新しいことをしてみたい法人の方 |
【出資説明会】
■オンライン開催:2024年12月27日(金) 19:00-20:00
■亀岡市(サンガスタジアム) & オンライン同時開催:2025年1月19日(日) 14:00-15:00
ファンド特集ページ https://www.en-try.jp/feature/kameokaorganicschool
ファンド募集ページ https://www.en-try.jp/funds/176
(2024年12月20日10時より公開予定)
【ファンド概要】
本匿名組合契約名称 | ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド |
営業者 | 株式会社ビオかめおか |
取扱者 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 (第二種金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第 396 号) |
出資金募集 最大総額 |
6,200,000円 |
出資金募集 最低総額 |
- |
出資金 申込単位 |
20,000円/1口(内訳 出資金:20,000円、取扱手数料:0円) |
申込上限 口数 |
50口 |
募集最大 総口数 |
310口 |
取扱者の 報酬 |
組成報酬、運営報酬、監査報酬 |
募集受付 期間 |
2024年12月20日 ~ 2025年2月28日 ※この期間中であっても、出資金額が出資金募集最大総額に達した場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 |
会計期間 | 2025年3月1日〜2030年2月28日 |
目標償還率 | 110.16% |
事業計画 売上金額 |
5年間で233,590,909円の累計売上金額を目標とし、 達成時には償還率110.16%(源泉徴収後償還率108.09%)になります。 出資金額に対する損益分岐となる売上金額は115,671,642円になります。 本事業計画は売上金額及び分配金額を保証するものではなく、 元本が毀損するリスクがあります。 |
営業者の 報酬 |
本匿名組合事業利益(※1)-匿名組合員の利益(※2)-取扱者の報酬 (※1)売上金額 - 事業費用 (※2)匿名組合員への分配金額 - 匿名組合出資金 |
決算日 | 第1回決算日 会計期間開始日より1年後 第2回決算日 会計期間開始日より2年後 第3回決算日 会計期間開始日より3年後 第4回決算日 会計期間開始日より4年後 第5回決算日 会計期間開始日より5年後 |
報告日 | 決算日から75日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内の営業者が指定する日 |
「エントライ」は、一つひとつのプロジェクトを「投資」、「購入」、「寄付」によりふるさとを応援できるクラウドファンディングサイトです。本ファンドの概要は、下記「ビオかめおか 亀岡オーガニック農業団地応援ファンド」特集ページのURLよりご確認ください。出資説明会の情報も掲載しています。
ファンド特集ページ https://www.en-try.jp/feature/kameokaorganicschool
【会社概要】(2024年12月17日現在)
会社名 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 | ||||
所在地 | 〒602-0862 京都府京都市上京区河原町通丸太町上る出水町284 | ||||
役職員数 | 15名 | 設立 | 2016年4月14日 | 資本金 | 8,000万円 |
事業内容 | 証券化事業、第二種金融商品取引業、コンサルティング事業 | ||||
登録 | 第二種金融商品取引業者:近畿財務局長(金商)第396号 | ||||
加入協会 | 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 | ||||
役員 | 代表取締役社長 野池雅人 取締役 吉澤保幸 取締役 里内博文 監査役 石原俊彦 斉藤真緒 |
本プロジェクトには、出資金の元本が割れる等のリスクや、契約期間中の解約・譲渡はできない等の留意点がありますので、匿名組合契約説明書(契約締結前交付書面)をよくお読みの上、お申込みください。本プロジェクトの募集の取り扱いは、プラスソーシャルインベストメント株式会社(PSI社)(第二種金融商品取引業者:近畿財務局長(金商)第396号、加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会)に委託されているため、申込手続はPSI社が運営するWEBサイト「エントライ」にて行っていただく必要があります。
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企業情報
企業名 | プラスソーシャルインベストメント株式会社 |
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代表者名 | 野池 雅人 |
業種 | 金融・保険 |
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