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2023年度に「航空ロボティクス科」新設、「エアロスペース科」改称

ロボット、次世代モビリティ、宇宙領域の技術革新が進む中、これらの新分野で活躍するエンジニアを育成するため、中日本航空専門学校(岐阜県関市、以下「本校」、2022年度新校長に中村寿志が就任)は、2023年4月から学科を改編します。現在の航空整備科 航空電子コースをもとに「航空ロボティクス科」を新設。また、現在の航空生産科を「エアロスペース科」に改称します。

 ・ 航空ロボティクス科 : 現在、ドローンや空飛ぶクルマなどのエアモビリティが急速に進歩しており、様々な領域でロボットが活躍の場を広げています。これらを扱うエンジニアを育成すべく、従来からのアビオニクス(航空電子)教育に加え、メカトロニクスやロボット制御の教育をさらに充実させます。

 

 ・ エアロスペース科 : 近年、宇宙産業が急成長しています。航空機・宇宙機の生産に携わるエンジニアを育成すべく、航空機および宇宙機の設計製造の教育をさらに強化します。

 

 

●航空ロボティクス科の特長

 ・ 国内で唯一、アビオニクス(航空電子)を専門で学べる航空整備科 航空電子コース。プロが使うのと同じスペックのフライトシミュレータや無線機器を使用して、現代航空機に不可欠な技術を学ぶ。さらに航空ロボティクス科では、次の教育を充実させる。

 ・ 機械を様々な方法で制御するメカトロニクスについて、各種国家技能検定を取得しながら学ぶ。

 ・ 産業界で実際に使用されている双腕ロボduAroなどを使用して、ロボットの基礎、制御プログラムやシステムインテグレーターについて学ぶ。

 ・ ドローンの仕組みを理解し、産業用ドローンのライセンスを習得する。

 

 

●エアロスペース科の特長

 ・ 航空機やロケットの開発・製造に携わった経験を持つ教員から、実践的な航空宇宙工学を学ぶ。

 ・ 国内で唯一、小型飛行機RV-4を製作する実習を通して、モノづくりの一連の流れを実践的に学ぶ。

 ・ 炭素繊維系複合材(CFRP)部品を、オートクレーブを使用して成型する技術を学ぶ。

 ・ ペットボトルロケットの模擬人工衛星の飛翔実験を通して、人工衛星の設計・製作の基礎を学ぶ。

 ・ 航空機・エンジンの構造や部品レベルの傷などを確認・検査するための非破壊検査技術を学ぶ。

 

 

●航空整備科のトピックス

 ・ 2022年度から、航空整備科は、二等航空整備士の3機種(飛行機ピストンエンジン、飛行機タービンエンジン、ヘリコプタータービンエンジン)のいずれかの資格が取得できるよう課程を改編した。

 ・ エアライン整備士養成コースには、全国で3校のみANA・JALとの連携による大型機航空整備士を養成するコースがある。2年次に二等航空運航整備士国家資格取得後、3年次にANA・JALでのインターンシップを通して大型機整備の知識・技術を学び、一等航空整備士の国家資格が取得可能。

 

 

●エアポートサービス科のトピックス

 ・ 2022年4月からVRを用いて、大型旅客機を牽引・プッシュバックするトレーラーの操作を体験する実習を開始。

 ・ 2022年4月からエアポートサービス科 学科長に赤塚 かおり教授(キャビンアテンダント・グランドスタッフコース長兼任)が就任。



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企業情報

企業名 中日本航空専門学校
代表者名 中村寿志
業種 教育

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