内々定率6割超え、約3割が就活終了。内定辞退、大学からの指導は「期限内に辞退」<2023年卒ブンナビ学生調査(2022年4月下旬)>
◆「就活終了」3割近く。「1社以上」内定保有も約6割◆3月情報解禁・6月選考解禁の指針。意見が分かれる一方、「何らかの指針はあったほうがよい」7割◆大学からの内定辞退についての指導「期限内に辞退」
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2023年卒業予定の学生を対象とした「2023年卒ブンナビ学生調査(2022年4月下旬実施)」の調査結果を発表しました。4/15-4/26で、306件の回答を得ました。概要は以下の通りです。
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■「就活終了」3割近く。「1社以上」内定保有も約6割
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現在の就活状況について「就職活動終了した」28.4%(前回比+8.8pt)と、約3割に到達。「これまでもらった内々定の数はいくつか」も、「1社以上」59.2%(前回比+8.2pt)と6割近くへ。
▼現在の就職活動状況を教えてください。(択一)
【-5.1↓】43.1%:まだ内定をもらっていないので、就職活動継続
【+2.2↑】10.5%:現在の内定先は不満なので、就職活動を続ける
【-1.0↓】18.0%:現在の内定先に不満は無いが、就職活動を続ける
【+3.9↑】28.4%:就職活動終了した
※【】内は昨対比
▼これまでもらった内々定の数を教えてください。(択一)
【-6.5↓】40.8%:0社
【+2.0↑】27.5%:1社
【-1.5↓】12.1%:2社
【+0.2↑】8.5%:3社
【+1.6↑】4.2%:4社
【+4.2↑】6.9%:5社以上
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【+0.3↑】1.3社 平均
※【】内は昨対比
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■3月情報解禁・6月選考解禁の指針。意見が分かれる一方、「何らかの指針はあったほうがよい」7割
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「現行の就活スケジュール(3月情報解禁・6月選考解禁)の流布についてどう思うか」に対し、「実態と異なっている場合もあるだろうが、広めてほしい」「目安がある方が分かりやすいため、広めてほしい」計59.5%となった。
一方「実態と異なっている場合もあり、広めないでほしい」「目安がある方が分かりやすいものの、広めないでほしい」も計40.5%という結果に。ただ、「就活スケジュールの指針・目安のようなものはあったほうがよいと思うか」は「はい」71.9%と、何らかの指針・目安を希望する声は多い結果に。
▼現行の就活スケジュール(3月情報解禁・6月選考解禁)が流布されていることについてどう思いますか。(択一)
34.6%:実態と異なっている場合もあり、広めないでほしい
26.1%:実態と異なっている場合もあるだろうが、広めてほしい
33.3%:目安がある方が分かりやすいため、広めてほしい
5.9%:目安がある方が分かりやすいものの、広めないでほしい
▼上記の理由を教えてください(自由記述)
《広めてほしい理由》
・まだ大丈夫であるとたかを括っている愚かな人が増えて、前から準備をしている人が有利な雰囲気を作って欲しい。
・始まりが曖昧であるよりも、決まっていた方がそこに向けて準備ができたから。
・目安があるほうが、大学の授業との兼ね合いも含めて、いつ頃から動き出せばよいのか逆算して行動ができるから。
・自分は就活に対するモチベが低かったため、とりあえず3月からやればいいやという気持ちで始めた。自分のような後輩もいるのである程度の目安は広めてほしい。できれば外コンは1月からというのも加えて。
・情報解禁以前にも内定を取っている友人がいて、就活中には不安だと感じる。企業はこのスケジュールに従ってほしいと思った。
・公務員志望のため、民間の情報に疎い。 広めてもらえるとありがたい。
・慣習となっているから。
・大学一年生のときから就活スケージュールを知っておくべきだったと強く後悔しているため。
・実際に異なっていることも多いが、スケジュール通りに行動しても充分良い企業の内定を貰えると考えるため。
・入りたい企業が後から分かっても選考締め切りが終了していることがあるから
・三年夏からの採用などは、その時期専門科目に突入する理系にとって、時間的余裕もなく不利に感じたから。
・企業側も6月前にあまり、大々的に面接を行っていないが先輩方の話しを聞くと多くの人が3月で内定をもらっていることが多いので少し統一してほしいと思っています。
・早期選考や、インターンシップ参加者優遇があり、実際は選考は早まっていると感じたから。
《広めないでほしい理由》
・全くその通りでないため。この制度は必要なのか?と感じる、既にないも同然だから。
・3月、4月頃から選考が進んでいるため、新学年の準備等と重なり両立が出来ない
・3月解禁を信奉してしまった場合、手遅れになってるケースが多いように思うから。
・そもそも、企業と学生双方の負担をふまえると、そもそも新卒を採用する方法は、一括ではなく通年にシフト すべきだと思う。メンバーシップ型からジョブ型への移行
・選考がバラバラすぎて、全ての選考が終わる前に、内定承諾を求められる
・実態とあっておらず、信用してスケジュールを組んでいた場合募集が終了していたり、損をするから
・嘘ばっかりです。技術系はもっと早い。
・実際にはもっと早く選考が進み、実際のスケジュールとあまりにも合致しないため 私の場合だと1月下旬にES提出、2月に面接、3月上旬に内々定だった
・外資系企業や日系大手企業であっても早期内定を大量に出していて、チャンスを逃すから。
・3月解禁と思っていたら、3月にはもう終わっている企業もあったから
・各選考フローが重なりすぎると非常に大変。私が第一志望で受けている業界は選考フローが早かったため、選考や研究に集中できた。
・スケジュールに則って選考を進める企業とそうでない企業とで選考の進み具合や結果が出る時期にばらつきがあり、対応が難しい
・6月以前に選考を開始しているところが多いし、インターン直結のものも多いから
・ここまで形骸化した「ルール」には全く意味が無いと思う。互いに暗黙の了解として早期に選考が始まる現状を改めることは難しいと思うので、もう解禁にまつわる規定を撤廃若しくは流布しない方向性にした方がいいのではないか。
・インターン優遇で4月以前に内定を得られる場合があることや、4月・6月が内定取得のピークだということも広めた方がよい。
・選考解禁が6月だと実習と被って困る。
▼就活スケジュールの指針・目安(3月情報解禁・6月選考解禁等)のようなものはあったほうがよいと思いますか。(択一)
71.9%:はい
28.1%:いいえ
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■大学からの内定辞退についての指導「期限内に辞退」
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「内定辞退について、大学キャリアセンター・就職課からどのような指導・説明を受けているか」について、指導・説明を受けている内、「複数内定をもらったら、検討のうえ承諾期限内に辞退すればよい」23.5%が最も多くなった。一方で全体としては「特に指導・説明は受けていない」63.1%が最も多いという結果に。
▼内定辞退について、大学キャリアセンター・就職課からどのような指導・説明を受けていますか。(択一)
8.8%:複数内定をもらったら、承諾予定の1社以外すぐ辞退すべき
23.5%:複数内定をもらったら、検討のうえ承諾期限内に辞退すればよい
4.2%:複数内定をもらったら、全て承諾のうえキープし続けてよい
63.1%:特に指導・説明は受けていない
0.3%:その他
その他詳細については、 添付のPDFをご覧ください。
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■2023年卒ブンナビ学生アンケート調査概要
調査名 :2022年4月下旬アンケート
調査対象 :2023年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2022/4/15 ~ 終了:2022/4/26
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:306件
■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/
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企業情報
企業名 | 株式会社文化放送キャリアパートナーズ |
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代表者名 | 平田眞人 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
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