「臨床カイロプラクティックプログラム」説明会のお知らせ

医療・健康

今年の11月1日、WHOの非政府組織に加盟しているWFC（世界カイロプラクティック連合）の日本代表団体である一般社団法人日本カイロプラクターズ協会は、国内のカイロプラクティック施術者をWHO基準カイロプラクターにスキルアップするコンバージョン教育「臨床カイロプラクティックプログラム」を開講いたします。

国際的な脊椎ヘルスケアであるカイロプラクティック（Chiropractic）は世界約100カ国に普及しており、45カ国（アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、スイスなど）では、医療従事者としてカイロプラクターの資格制度が確立しています。2005年にWHOが公表した「カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するガイドライン」に基づく臨床が国際的に普及する一方、日本国内ではWHO基準を満たすカイロプラクターは非常に少なく、約2万人と言われるカイロプラクティックの名を掲げる施術者のうち約800人です。

この度、WHOの非政府組織に加盟しているWFC（世界カイロプラクティック連合）の日本代表団体である一般社団法人日本カイロプラクターズ協会は、2014年に独立行政法人国民生活センターの要請を受けて開講した「安全教育プログラム」をリニューアルして、「臨床カイロプラクティックプログラム」を開講いたします。本プログラムでは講座の修了試験として、米国の州統一試験管轄団体により設立された国際カイロプラクティック試験委員会（IBCE）が提供する日本カイロプラクティック登録機構（JCR)主催のJCR登録試験（登録カイロプラクター試験）を利用し、合格後は日本カイロプラクティック登録機構に登録することで、厚生労働省医政局医事課が保管しているカイロプラクターの名簿に掲載されます。過去、カイロプラクティックの国内養成校で教育を受け、現在一定期間カイロプラクティックの臨床に関わっている施術者であればどなたでも受講できます。JCRに登録したカイロプラクターは、テクニック公式団体のセミナー受講や日本カイロプラクターズ協会正会員になることで様々なセミナーや勉強会、国際学会への参加資格を得ることができます。ご興味のある方は当プログラムのホームページで詳細をご覧ください。

【名称】「臨床カイロプラクティックプログラム」説明会
【主催】（一社）日本カイロプラクターズ協会

【形式】オンライン開催（ZOOM）

【費用】無料

【日時】2022年9月30日（金）　午後9時～10時

【内容】臨床カイロプログラムについての説明、および入学や受講に関するQ&A

【プログラムの特色】

　●最短：1年9か月、最長：3年間のプログラム

　●2022年11月1日（火）　受講開始
　●WHOガイドラインに準拠した11科目群のカリキュラム

　●ZOOMとGoogleクラスルームを活用したオンライン講座と実技実習（集中講座）

　●各科目3回のレポート課題およびオープンブックによる小試験

　●日本カイロプラクティック登録機構（JCR)登録試験受験資格証およびDiploma of Chiropractic Science修了証取得

　●卒業試験として、国際カイロプラクティック試験委員会（IBCE)による日本カイロプラクティック登録機構（JCR)登録試験受験