スクワット100kgはすごい？割合や挙げ方を徹底調査

スクワットは、トレーニングにおいて非常に基礎的かつ重要なエクササイズの1つであり、脚やお尻の筋肉を鍛えるために行われます。自宅で自重で行う人から、フィットネスジムでバーベルを担いで行う人まで様々。中でもバーベルスクワットに取り組む人は、100kgを超えることが最初の目標になります。しかしながら、100kgを挙げることは、多くの人にとっては達成困難な目標です。本アンケート調査では、スクワット100kgを挙げられる人の割合や、その達成までにかかった期間、また挙げられた時の体重についての情報を収集しました。合わせて、100kgを達成するためのコツについても調査しているため、トレーニング初心者の方は参考にしてみてください。

調査概要

＜概要＞

・集計期間：2023年4月13日～2023年4月27日
・調査方法：インターネット集計
・調査対象：男性291名

＜質問内容＞

・年齢
・バーベルスクワットの最大挙上重量
・バーベルスクワット100kg達成までの期間
・バーベルスクワット100kg達成した時の体重
・バーベルスクワット100kg達成する上で効果的だった方法

一斉調査による判明情報

上記の条件に従い、計291名の男性にアンケートを行った結果、判明した事実をご紹介します。それぞれ区分ごとに分けているので順番にご覧ください。

スクワットで100kg挙げられる人は男性の6%

まず男性291名にバーベルスクワットの最大挙上重量について聞きました。その結果、本調査では6%の人がバーベルスクワットで100kg以上挙げたことがあると回答しました。

調査人数が多くないため、一概には言えませんが、男性の16人に約1人がバーベルスクワットで100kg挙げられることがわかりました。

スクワットで100kg達成するまでには1-2年ほどかかる

ではバーベルスクワットを100kg達成するまでにどれくらいの期間がかかるのでしょうか？バーベルスクワット100kg以上挙げたことがある16名に対し、追加で100kg達成までの期間について調査しました。

その結果、「1年未満」で達成した人が7人で最多、「1～2年」で達成した人が5人で次に多い結果となりました。

つまり75%の人が2年以内で100kgを達成できたようです。バーベルスクワットを初めてまだ2年未満の人は、まずは難しく考えず継続してみるのがよいでしょう。

体重が60-80kgの時ベンチプレスで100kgを達成しやすい

続いて、ベンチプレスを100kg挙げた時の体重について伺いました。その結果、「71～80kg」で達成した人と「61～70kg」で達成した人がそれぞれ同数の8人となりました。

つまり、バーベルスクワットで100kgを達成するためには最低でも60kgの体重が必要なようです。体重が60kg未満の場合は、食べる量を増やして、筋肉を増やしてみるとよいかもしれません。

スクワットで100kg挙げるためのコツ

最後にバーベルスクワットで100kg挙げたことがある16名を対象に、バーベルスクワットを100kg挙げる上で効果的だった方法についてお伺いしました。その結果、下記のような意見が得られました。

●補助種目を取り入れる
・まずはマシン（レッグプレス）で腰などに負荷がかからないように気をつけながら、大腿四頭筋や大臀筋の筋力を上げるようにトレーニングをしました。腰を鍛えるために、デッドリフトを合わせて行うようにも心がけました。(30代男性)
・スクワットだけではなく、BIG3全般を行い、全身の筋肉をバランス良く発達させたこと。(20代男性)

●継続する
・今は筋トレをしてませんが、１５年前までは毎日腕立て、腹筋、スクワットをしていたので、ジムに行き初めてバーベルスクワットをした時にできたので日々の積み重ねが一番効果的だと思います。(40代男性)
・お尻周りのストレッチを欠かさず行い絶対に怪我のないよう気をつけて、ブランクを作らないようにしたことが大きく、休むことなく順調に力がついた。(30代男性)

●食事を意識する
・筋肉を効果的に増やすため、運動前後に摂取する栄養素をよく考えたことです。(40代男性)
・炭水化物を制限などをせず、脂肪が多少付くのをいとわずに筋肥大に努めたところ、パワーが上がった。(20代男性)
・ウェイトトレーニングを大学生の頃、本格的に始めてスクワットを60kgで10回を3セットできるようになるためにスクワットをしたり、プロテインを飲んで体重を増やしました。スクワットで80kgが10回できるようになってからは100kgは普通にあげられるようになりました。(40代男性)

●徐々に負荷を上げる
・自重を繰り返してもあまり練習にならないので、早めにバーベルスクワットに移行した。補助についてもらい、５、６回が限界な重さで3セットを繰り返し、徐々に重さを上げていく。(30代男性)
・最大重量よりやや軽い重量で複数回スクワットを行い、徐々に重い重量に慣れていくことが効果的でした。また、普通のスクワットだけでなく、レッグプレスや、マシン系のトレーニングもしっかり行うことも大事だと思います。(10代男性)

もし取り組んでいないものがあったら、是非意識してみてくださいね。